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2024年10月04日 イイね!

#120 NCVシリーズの9代目カローラはいま何故あんなにも市場価格が高騰するのか?

#120 NCVシリーズの9代目カローラはいま何故あんなにも市場価格が高騰するのか?新車価格の高騰が叫ばれる昨今、消費税率の上昇で更に印象的にも車両価格が高くなっているような(実際にも支払額は上昇していますが)感覚に陥ります。物価が、景気が、海外情勢が、半導体が…的な耳にタコが出来るような話は聞き飽きましたが、一時期程ではないにせよ、全体的に中古車市場の価格も釣られて引き上げられた印象です。それこそ2~3年前位が「中古車バブル」の特需期なんて言われていましたが、今でもみられる現行車でありながら販売価格が新車<中古車となる車種、限定商法の影響を受け定価の何割か増しにされた新車に近しき中古車はあるにせよ、それまでもあった旧年式のいわゆるクラシックカーレベルの希少車が驚くほどの価格が付けられること等はさておき、

何処にでもある特に特徴の無いフツーの中古車単価までもがひたすら上昇の一途を辿った

ここで恩恵を受けたのが、それらの時期に愛車を手放したユーザー。そう、中古車価格高騰で買取価格もそれまでより何割か増しになり同じものが時期を迎えただけでそれまでよりも高値に売れた!なんてウハウハだったそうですのである種何の苦労もなく美味しい思いが出来た層というのは一定数存在するでしょう。最も、それはタイミングの問題で投機商材なんかも同じことですから見方を変えれば庶民にもそれらを知るきっかけにもなったと言えるのかも知れません。しかし、ここで美味しい思いをする方も居れば当然に割を食う方も居る訳でその苦い思いをする方がそう!

価格上昇の後に中古車を買い求めるユーザー達。

それまでの市場高騰前価格より元値によってはプラス数十万円なんてのも当たり前。これで個体の品質が価格相応に良くなったのであればまだ妥協点を見いだせますが、昨今の中古車バブル期では、

それまでと同列の個体がただ市場相場という側面だけで大幅な値上げをした

ことが全くをもってお手にするエンドユーザーにとってみれば面白味のないお話しだということです。
私が10代目カローラ(アクシオ)号を手にしたのが大体1年半前でしたが、その頃は丁度中古車バブルが崩壊し全体的に相場が下がっていた頃でしたのでその価格から勢い余って決断?したのですが、その頃より1世代前のNCVと称されることもある9代目カローラ(アクシオと名がつく前の実質最後の実用主義的モデル)が圧倒的に中古市場から消えていたのです。その状況は今も変わらず、販売総数に対して特にセダンモデルの淘汰が著しく、派生モデルであった高性能エンジンを搭載したモデル等は今も僅かに国内市場で見られます。ではここで疑問?

何故9代目カローラ(特にセダンモデル)がこの時期でここまで市場淘汰されたのか???

8代目以前のカローラですと製造終了からの経過年数を鑑みて絶対数が無いのも「まだ」理解できますが、9代目カローラ自体は平成12年から平成18年までの期間販売されていたもの、他モデルで平成10年代中盤の個体はそれなりに見られますが、こと9代目カローラについては「ほぼ」国内市場では見かけません。それは個人売買などのサイトでは時折お見受けしますが、純粋に中古車市場となると今や壊滅的台数です。この記事を書く頃に9代目カローラのセダンモデルを中古台数を検索してみましたが、

少ないですね。
もう指折り数えられる程の少なさ。
兄弟扱いを含め、他のNCVシリーズ(カローラフィールダー・カローラスパシオ・カローラランクス・アレックス)も同時期に検索を掛けましたが、





とてもじゃありませんが多いとは言えない流通量です。にも拘わらず、

特定の個体は何故だか100万円を優に超えるプライスタグで販売されている


100万円の価値は人それぞれですし、自由市場の原理原則からすれば買い手が現れるかは兎も角、極論幾らの値を付けて売ろうがそれは売り手の自由です。何かの性能に特化した特にスポーツモデル等はまぁ分からなくもはないのですが、何の変哲もないことが個性!とも言わんばかりの素のモデルでさえ経過年数や車両状態を考えても私が勝手に思うに大幅に価格の釣り合わなさを感じてなりません。

(9代目カローラ)何故こんなにも価格高騰しているの?
或いは
(そんな中にも程度相応の額面で流通する個体に対し)お買い得じゃない??
と錯覚?させるものまでございます。

国内需要の高騰は何となく中古車サイトを見れば気づきますが確定情報ではございません。その気付きと言うのはそう!

おそらくは海外需要

取扱いディーラーの自社再販売向け商品はそれ程高騰している印象はありませんが(勿論中には高騰個体や取扱いの無い他社ディーラーなどでは高騰する個体も何度かお見受けした)、特にメーカー系ではない中販店等では高騰する個体が混じっているような印象です。あくまでも私の想像ですよ?事実と異なる場合はご存じの方是非ソースを付けて教えて下さい!?

自社下取り(買取)NCVカローラシリーズ入庫→程度問わず二束三文で買取

程度が国内再販向けに良ければ→自社再販・・・しかし???

業者オークションルートで販売する→輸出バイヤーが相応の価格で入札

(経過年数などの観点から)中々国内需要は多くなくであれば業オクに流してしまえ!

国内市場淘汰・・・

こんな感じでしょうか?
業者オークションに積極的でない中販店で買取された再販できそうな程度のいい個体であればそれなりの価格で国内再販ルートに流れる可能性は無きにしも非ずですし、販売店が扱うにしてもカローラとは言え年数が経てば故障リスクは上がりますし高額な価格を付けづらいと感じる(良心的な?)販社さんは中々利益貢献度は高くない個体ともいえるでしょう。ただ、型式問わずこれはカローラあるあるなのかも知れませんが!?

順調に使い倒される個体が相当数ある中に、それこそ10年・15年経過で実走行2万キロ台なんていう距離浅物件もちらほら出てくるもの特徴!?

あくまで見聞きするお話しですが、現行モデルを除いてカローラ(セダンモデル)という車種がいつの時代にも多くの万人に受け、その中でもセダンを指名買いする層は年々高齢化の一途を辿っていることがメーカーとしても危惧されている(よって現行モデルはかなりの若返りを図った)ようで、高齢層の方の中には車を絶えず使って出かけよう!なんて方ばかりでは無いでしょう。それこそ近所へお買い物、行きつけの病院へ通院、たまに景観を求め僅かに遠い隣町へ行かれる事はあっても、普段は車庫に大事に保管、或いは使っても1回の移動距離が数キロ(よって経年低走行個体が発生!?)なんて使われ方もありはします。その癖、車がないといけない世代間感覚の持ち主たちですから車への執着もあり余程のことが無い限りお手放しにはなりません。それでもいつかは手放さざるを得なくない結果極上中古車爆誕!?となる・・・のでしょうか???

ただ、これはことカローラに限ったお話しだけとも言えず、その時に最も多く売れた車種に焦点を当てていくと調べていないので分かりませんがひょっとすると某N箱も初期モデルはそれなりに年数が経過していますから、ド初期モデルで極低走行物件…なんていうのもあるのかも知れません。多く売れる=いろいろな層の方がお求めになるという構図は車種が変われど変化は無いでしょうから。

某国の25年ルールであったり、日本の軽トラが特定の地域で特需だったり、カローラより1クラス上のモデルがある国にとっては引っ張りだこであったり、盗難事件が多発するミニバンやSUVモデルであったりと、限られたモデルや車種が日本国外需要からも高い評価を受けているというのはご承知の通り。ひょっとすると9代目カローラもその中の1台?なのかは分かりませんがこれがあと5年も経てば10代目カローラアクシオも今の9代目モデルと同列に扱われるのかも?知りません。

あくまで個人的にですが・・・
新車でもない、特筆した尖った個性も無い、どこにでも居る(居たを含む)ただの経年車の金銭的価値が何らかに理由で年数程度相応以上に上がる事は余り嬉しく思いません。勿論、そういった金銭的価値に重き多く方を否定する気は毛頭ありませんが、ぞれこそ絶対数が減り続け絶滅寸前になって希少価値、的なことならまだしも、何処か欲の皮が突っ張った人の金儲けの道具と化してしまうよりは、新車価格から年を追うごとに価値が逓減していき経年車は安価な個体としてお好きな方がお手にされたりそれこそ庶民平民の移動手段として成り立つ方が私はいいと思うのですが皆様は如何お考えでしょうか?
Posted at 2024/10/04 18:00:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年10月03日 イイね!

#119 シートベルトが原因と推認される事故で乗員が死亡してしまうなんてこともあるという現実

#119 シートベルトが原因と推認される事故で乗員が死亡してしまうなんてこともあるという現実

先日痛ましい事故がありその界隈でとあることがあったが為に話題となりました。
その事故の報道↓(リンク先にも同様の記事を貼り付けています)

https://news.yahoo.co.jp/articles/37fccbbdf24d6d88dd9b6647321ecf142922bfb6

簡単にまとめると、対向車線にはみ出した軽乗用車が対向のバスに衝突、軽乗用車の乗員2名(お子様)が死亡、運転手が重傷を負ったというものでした。バス側にも軽傷者が数名いたようですがいずれも重篤なご様子ではない模様。こんなことを言うと何ですが、このような事故形態であれば日常茶飯事どこでも起こり得る事故の一種でしょう。しかしながら、今回注目すべき点が、

軽乗用車に乗っていたお子様が2名ともシートベルトをしていたことによってそれが原因と思われる症状で結果お亡くなりになってしまったという事。

大変恐ろしいことです。。。
中高生や大人ならまだしも、ご自身の意思でというより運転者の都合で結果として最悪な状況になったということが、余りにも故人が可哀想で・・・。

その界隈に余り知識を持ち合わせてはいませんが、どうも法律として6歳未満の子供が乗車する際にはチャイルドシート又はそれに類する機能を有する乗車装置を持ってして乗せなければならない、というのは

運転者に課せられた義務

ということだそうです。
よく聞くお話しですが、運転者はきちんとシートベルトしていたにも関わらず助手席に乗せたボンクラ方がシートベルトをせずに取り締まりに遭ってしまった、というような事例。この場合、シートベルトをしていない当人ではなくその車のドライバーが交通違反で罰則を受けることになってしまうのでなんとも理不尽なお話しなようにも聞こえます。無論、ドライバーは発車前に他に乗車する方に対しシートベルトを付けさせる義務があるから、等と言ったお話しは重々承知ですが、それでも正当な理由なく文句タラタラで装着を拒否する頭の悪い方やシートベルトしていない=悪いことしている俺私カッコいい!?等と勘違いする阿保も一定数居る訳ですから、私は運転者と共にシートベルトをしていない同乗者に対しても別枠で罰則を用意する等といったことは結構抑止力になるのではないのかな?なんて思います。中には免許そのものをを持たない方も居るでしょうから一律反則金にしてしまうですとか!?
まぁ、それにも色々課題があり現実には至らないのでしょうが、昔の方ならご存じでしょうが、かつてはシートベルトの着用義務がなかった時代もある訳ですし何でしたらオートバイや原付バイクなどのヘルメットも着用義務が無い時代もありましたから。知らない世代の方からすると驚きでしょうが義務化される前の事情を承知している方からするときっと納得する状況の変化でしょう。

で、これおそらくですよ?何かの統計を見た訳でもなければあくまで憶測の範囲でのお話しにななりますが、

きちんとした乗車方法で着座していたところで事故の程度によっては最悪な結末をお迎えになられた方も相当数居る

のは間違いないでしょう。高速道路で大型車の間に挟まれ厚さ30㎝にまで押し潰された軽自動車が絡む事故が最近御座いましたが

あれとて軽自動車の乗員は最早シートベルトの装着に関係なく最悪の結果となっていたでしょう。つまり、シートベルト自体は乗員の安全確保の観点から非常に重要な役割を果たしてはいるのでしょうが、絶対的な存在ではなくあくまでも重傷化や死亡するリスクを軽減する装置の一つでしかないという事は分かってはいるでしょうが常日頃そんな事まで考えてシートベルトを装着する方は居ないと思います。座れば自然とベルトに手が伸びる方が殆どなのかなと。

色々な事故も御座いますが、シートベルトを装着していたからこそ助かった命は勿論相当あるでしょうがその一方で、シートベルトをしていたが為に重傷化や死亡してしまったということも無いとは言い切れません。もっとも、ベルトが原因で死亡…なんて情報を公的機関が一度でも公開してしまうとシートベルトの装着率低下が懸念されますから先ず公表はしないでしょうが、現実問題としてあり得るというお話しです。

事故形態は一様ではございません。何に当たるか、車速はどうか、角度や位置関係など、1つとして同じ事故は再現不可能です。勿論、似通った再現は容易にできますが、ハンドルを握る者が常に全ての事故を予測してその通りの事故になった…なんて事は出来ませんので一点集中100%よりも全体最適70%程度の乗員保護性能が求められます。
こんなことを言い始めると必ず阿呆な極論信者が

「車の事故に遭わない為には車に乗らなければいい」

等と言う的外れな主張をされる事がありましょうが、そりゃ永久引きこもりで外との関係を完全遮断するような生活を送る方たち位しか(とはいうもののこういう方とて人目の付かない深夜に買い物に出かけることは振れない事実)実現は困難、車を運転する・しないは兎も角、外に一歩出れば走る車に轢かれるリスクだってあります。世の中、全てのリスクを排除するなんてことは出来ませんから低リスクのものを選択しつつ日常生活を送り続ける方が大多数でしょうが、結局のところは

自分自身を守る為最低限のルールを遵守し生活していくことが最も低リスクである

と私なんかは思いますが皆さんは如何お考えでしょうか。

この記事の題材にした事故のお話しですが、今になって考えたところで後の祭りですが、運転者がきちんと乗員に合わせた乗員具を適切に使用していればその命を無くざす済んでいた「かも」知れません。勿論、可能性のお話しですから断言は出来ませんが、可能性のお話しを追求していくと、仮に適切な乗員具を使用していても結果は同じだった「かも」知れません。しかしながら、可能性を論じるのであれば、より生存の可能性が高い方を選択するのは当然のお話しではございますが、少し考えれば分かる話し、その少しの考えすらドライバーの都合で反故にされるようなことが実際問題大事化や表面化していないだけであると思うのが自然でしょう。

結果、今回の事故で直接的な被害者でかつ一番の巻き添えになったのは命を落とした子供たちでありその次に何の関係もない負傷したバスの乗員でしょう。事故事態の原因が何処にあるのかは私は知る由はありませんが、100%巻き込まれた側でない限り「原因」は必ず事故惹起者側に存在しその責任は原因となる物・或いは者が責めを負う(べき)お話し。
ただ、いくら責任だの責めだのお話しがあった所で亡くなった命は帰ってくるでもなく、私の完全主観ではありますが惹起者についてはいくら刑罰があろうが行政処分が下ろうが社会的制裁があろうが、

結果としてでも人を殺めた事実は一生涯消える事は無い

のです。こういう事を言い始めると、では惹起者については一生塞ぎ込んで明るい未来の閉ざされた生活を死ぬまで送らねばならないのか?なんてことをまた言い出す方が出始め、そういう事を言い出す方に限って自分の未来を明るく進んでいこう!なんてまるで過去の過ちが無かったかのうような自己中心的な思考を仄めかす方が一定数居ますが、どれだけご自身の都度よく解釈しようが、

過去は変えられるものでもなければ失われた命が戻ってくるでもない

ですからそういった意図せずとも嫌な思いをする可能性があるという現実を常に考え、車の運転だけに限りませんがこと自動車等の運転のお話しに限るのであれば運転者の義務は最低限遵守する、法律はあくまで最低限の遵守事項であり実態に即した安全対策を常に施す、それでも巻き添えや身体的不良等で守り切れない場合であっても被害を最小限に抑える努力、当たり前のことですがし続けなければならないと、ハンドルを握る者としても改めて考えさせられるものだと感じています。
Posted at 2024/10/03 17:55:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年09月30日 イイね!

#118 新総理誕生で行方次第では早々に日本版ライドシェアが全国的に解禁するかも知れない…

#118 新総理誕生で行方次第では早々に日本版ライドシェアが全国的に解禁するかも知れない…丁度1年前位の記事、#063 にもライドシェアの事についてはその方面で触れ、私なりに多くの懸念材料があるとの見方を示してきました。ただ、この国の舵切りや作戦参謀の多くはそのビジネスモデルに大きな懸念があったとしても何故だか分かりませんが!?(懐具合のきな臭さがプンプンするとはとても大きな声では言いませんが)実施を強行、その結果多くの民間人の懸念の通りに問題が起こりその事実については黙認するといった問題意識の欠如や自分たちとその取り巻き(献金の額なのか??)が潤えばそれで問題ナシッ!なのかは分かりませんが、やるまでも無く無知識の人でさえ容易に想像できた「欠点」でさえフル無視しておそらくですよ?今後メディアの煽り次第で規制強化や見直しを訴え始める政治家が出てくるのではないのかな?といつものような展開を予測しています。

良くも悪くもメディアの情報操作というやり口は効果的で、情報収集源が新聞やテレビといった多くの方が触れやすい媒体であればある程世論誘導がし易いといった特徴を持っています。今でこそ、SNSがそういった役割を買っている感は勿論ありますが、私から言わせるとやはり限定的。SNS層は情報拡散能力がSNS利用者層に留まりそれ以上拡散し辛いことを鑑みると、少子高齢化社会の現着地点はまだまだメディア拡散能力が一番長けていると言わざるを得ないでしょう。これが20年後・30年後とかになると分かりませんが、私だってSNSはこれ位しか利用していませんから「誰それがやらかして炎上した」ですとか「問題を起こした人の個人情報の特定」なんて事は耳にも入りませんし寧ろ気にも致しませんしそこに興味関心もございません。

前回の記事でも文末に申し上げましたが、おそらくですよ?時期的な早い遅いはあるでしょうがそう遠くない将来には「日本版ライドシェア」が全国的に普及浸透していくでしょう。勿論、多くの懸念が燻り続けるままの状態で見切り発車がなされるのでしょうが、ここ数年で今まで日本では導入が無かった新規参入事業の代表格が「フードデリバリーサービス」と「電動キックボード」の解禁。この2事業について開始以降全く問題が起こっていないのか?と言われますともう言わずもがな、ですよね。これから運用が加速されるであろうライドシェア事業も私個人的にはこれらと同じ臭いしかしないと思っていますが、そうならない事を願うばかりです。

つい先日、大都市圏に訪れた際に気になったのが、

事業化された電動キックボードの普及とそれらの利用者が多く居ることに驚いた
と同時に
恐らく自前で用意したであろうナンバープレートを付けない違法電動キックボードや足漕ぎせず自力走行しているフル電動自転車が異様に目立ちカオス化した繁華街


に衝撃を受けました。正にメディアが報じる光景が自分の目の前に広がっているなと。

結局の所、とくに新規参入事業等については多くの方がその実態を知らず、運用・活用・利用する層についても全てのルールを把握している訳ではない、と言うのが現実でしょう。或いは、ルールが未完成な状態だからこそ、ルールに無い同義的に反する行為ですらうやむやに解釈されたりするケースや問題トラブルが生じても泣き寝入りするといったことも有り得ましょう。
新規参入のハードルバーが低ければ低い程それを使い事業に参画しようとする個人(だけとも限りませんが)の民度もばらつきが生じ、例えば人に対する参入条件が普通免許所持位の低すぎるものであるならば、参入者の意識レベルの問題で劣悪なサービスを提供されることもあるでしょうし、それこそ「ライドシェアガチャ」ではありませんが、結果として利用者側が民度の問題で大きな外れを引いてしまう懸念もあるでしょう。

正直な今の意見として、私個人としてはその安全性が確認浸透するまではライドシェアは利用する気になれませんしそれであれば今まで通りタクシーを利用することになるのでしょうが、利用ではなく「参入」には少し興味があるのもまた事実であります。こういったイロモノ(と言えば業界団体から反発が来てしまい兼ねませんが)は、

早期に始めれば始める程売上利益が最も多く享受出来る可能性が高い構造となっている

のもまた事実。
その後、時間が経過し参入者が増加すると田舎であればある程限られたバイの取り合いになり淘汰合戦が加速するのは誰が見ても明らかですから、未来像が今の所想像でしかない事業ですが、早い者勝ち感は否めないでしょう。

そこで気になるのが、この事業?

労働者がどれだけ儲かるのですか???

という素朴な疑問。しかし、これに回答出来る方が、

今時点で何方も居ないと言う恐怖、爆。

管理のみ行う管理者側や労働者を取り纏める役の取り分や中抜きなんてのは私からすればどうでもよくてつまるところ、片手間や隙間時間の微々たるお小遣い程度を得ようとするならまだしも、商いとして本腰を入れるのは相当リスクが高いと言わざるを得ません。雇われのタクシー運転手さん何人もにお伺いしたことがあるのですが、お給料ってお世辞にもいいとは言えない手取り額(業界全体の空気がそうらしい)だそうなんですね。だからお若い方がタクシードライバーになりたがらないのだとか云々。これが個タクであれば労働量と時間によっては同年齢台の平均レベルまで収入を持っていく事もやりようによっては可能(らしい)だそうですが、同じ給料を得るのであれば、元手要らずの週休2日完備の事務作業での雇われのほうが余程ローリスクでいいと思うのもまた自然な事かも知れません。

で、参入に関心があるという風な事も申しましたが私が聞き及んだ情報によりますと、運用車両は小型自動車以上でなければならないそうなんです。勿論、地域によって特例的な所がある可能性は否めませんが簡単に言うと、

軽自動車ではダメだよ

という話し。
となると車両に対して先ず第一に考えるのが

①車両コストがそれなりに掛かる事は避けられない(対軽自動車比)
という現実。これが現有する自家用車でしようとするのも結構ですが、大なり小なり商いとして行う以上不特定多数の他人が乗降する機会が増えるということ。瞬間的に乗ることに対し他人の車に気を遣える方が多いとは到底思えませんので使用に際しての汚れや細かな傷が付くことに対してはまず間違いなく回避不可能。つまり自車の資産価値は使えば使う程減少の一途となるでしょう。

まだまだ懸念材料は尽きません、
②HV車(HEV)でなければ実入りに対して出費増の可能性…
多くのタクシー会社がLPガス車であったりHV車を採用する事の多い理由が燃料費の圧縮。一般人がLPガス車を容易に手に出来るとは到底思えませんので現実的には燃費性能に特化したHEV車利用一択でしょう。車の運転が趣味だ!稼ぎなんてどうでもいい!?なんてお考えの方は極悪燃費のお車をお使いいただくのは自由ですが「労働とは?」を考えた場合、通常のガソリン車やディーゼル車であったとしても運用益<燃料費となり得る可能性が高いと言わざるを得ないでしょう。

③車が無ければ自前で用意しなければならない
当たり前ですが、こういった事の多くは個人事業主扱いとなるでしょうから仮に事業に参入したいけれど車が無い…といった場合、或いは自家用車は使いたくない等と言った理由を挙げる場合は車両の手配が必要。一般の雇われ会社員が先行投資無しで稼ぎ始められるのに対して、稼ぐ為に車を手にしなければならないといった収入を得る為にはまず出費を必要とします。フードデリバリー開業で原付1台手当するのとは訳が違いますので、車両費・車検点検整備を含めた維持管理費・燃料費・保険代等収入に対して支出が増える可能性も全くないとは言い切れません。そうなってしまえば何のために働いているのか?ということになり兼ねませんのでこれは相当リスクを抱えて事業を開始する必要に迫られるでしょう。

④事故・交通違反・顧客トラブル等全てドライバーが丸抱え
走れば走る程、事故遭遇リスクは高まり同じ考え方で交通違反リスクも高まります。言うて運転免許証は個人特有の資格ですから万が一停止処分や取消処分等が下されば、反則金や罰金も当然に自己負担、状況や内容によっては前科がついたり交通刑務所収監なんてことも有り得ます。こういった考えは飛躍し過ぎでな感は勿論否定しませんが、それらのリスクを抱えても得られる実入りがあればいいのですが…というお話し。タクシーでもあるあるですが全てが全て紳士淑女なお客様とは限りません。発着時間や走行ルートに因縁を付けたり、泥酔客がリバースした挙句クリーニング代を弁償すると言ういつつばっくれる可能性もある(可能性というよりまず間違いなく逃げる)でしょうし、酷い場合は強盗・暴漢・強姦被害なんてことも有り得ます。言うて車の中は密室ですからそれら事案について全てが公になることも無いでしょうし、では防犯柵や室内ソレ用監視カメラなんて投入すれば費用が嵩みます。何事にも対策は大事ですが、費用対効果を考えなければ元本回収がいつまで経っても終わりが見えなくなってしまいます。

素人が少し考えただけでも簡単に思いつくリスクがいくつもありますが・・・

それでもライドシェアに参入する???

私はご自身が興味を持ちやる気に満ち溢れ継続できる意思を持ち合わせるのであれば無論止めはしません、ちょっと数回やってみよ程度にかじりでされるのであれば経験値を積むということでは否定しませんが、参入は全くお勧め致しません。

参入・不参入なんて自己判断ですからご自身の気持ち次第ですが、始めたいけど運転免許証以外何も持っていない、元手は極力抑えたい、というように新規で参入される方の為にこんなお車は如何ですか?という記事を実は残したかっただけ、爆。
此れだけ前触れしておきながら結局は私のお薦めライドシェア向きの車を書き留める記事ですと、爆。

面倒臭いんで結論からいきます!?

先代モデルフリードハイブリットの初期モデル

又は
先代モデルシエンタハイブリットの初期モデル


これらが今から中古で押さえるのであれば室内空間も加味して最適解なような気がします。

その中でも、
・走行距離は10万キロ前後の低走行でもなければ極端な過走行でもない個体
・走行に問題がなければ修復履歴は気にしない(無いに越したことはない)
・ボディーカラーで価格が下がるのであれば高価格帯は避ける
・両側電動スライドドアが付いていれば尚良しポイント!

これら間口を広げれば、フリードハイブリッドは乗り出し50万円程度辺りから、シエンタハイブリッドでも100万円以内に抑えることは現時点でも十分可能。
一例



信頼性やメーカーの好み、好き好きはあるでしょうが最もそれっぽく安価に乗り出し価格を抑えるのであれば先代フリードハイブリッドの初期モデルは相当お勧めできるポイントが高いと私は見ています。
どちらの車種についても、車室内を汚される事前対策と被害軽減を目的に床マット(ゴム若しくはビニール製)と一番安価な合皮又はビニール製のフルシートカバー、何事かがあった時の記録用の車内録画可能なドラレコ(中古個体で元から付いていればラッキー)を備えつければまるでタクシーのような出で立ちになりませんか???

考え方捉え方の問題ではございますが、恐らくですよ?車種により実入り額に差が出るような事は無いと思うんですね。民度の高い、品格のある方ばかりを乗せる(つまり得られる手数料が高い)ライドシェアであればそれなりの車格を兼ね備える車両をお手当てするのもアリだとは思いますが、早々に儲けを出すために経費をいかに圧縮するのは起業の一丁目一番地ですからそういったモノも見方をするのであれば、安価でそれなりなサイズ感を有する低年式ハイブリット車っておそらく多くの民間人が容易に入手可能でかつ一番業務向きではないのかな?と思いますが他にこんな車がコスパ良いよ!という小型車以上のクラスの情報があれば是非ともコメント欄で教えてください(;^_^A


※この記事を認めていたのが新総理誕生前の9月中旬、第102第内閣総理大臣が間もなく誕生するでしょうが、この御方がライドシェアに対する見解を発したことが少なくとも私は今時点で聞いたことがございません。そもそも、積極派の代表格が「何とかメガネ氏」と「ガ〇ス〇氏」と「セクシー氏」(お察しください、爆)位だと思ってはいるのですが、果たして未来の行く末は何処に向かっていくのでしょうか???
又、心配を懸念して何もしない・出来ない事は宜しくないといったご意見も一定は理解できますが、それは結局多くの方が考える懸念材料が払拭あるいはそれに近しき状態にまで持っていければという大前提が達成されてからのお話し。失敗(問題や労働者が得られる収入の面)する可能性が高い状態にも関わらずそれらに目を瞑り見切り発車した後に「やっぱり」駄目でした…では言い方はきついですがもうアホなのかと。
勿論場所にも寄るのでしょうが、私の周囲に限ったお話しですと、タクシー会社の雇われドライバーか口を揃えて言われる台詞、

車(タクシー)はあるんです、ドライバーが居ないんです。

と。
それならドライバーの成り手が増える様な政策支援や給与面での待遇改善、高齢者が大数のタクシードライバー業界に若年層が飛び込んできそうな魅力発信を先にするほうが根本的問題である「タクシー不足」を解消するのが"代替要員"を手っ取り早くあてがうよりも近い将来を見ても多方面で有益な気がしないでもないと考える私は強行開始に躍起になる支持者層から見れば古参な思考論者なのでしょうか?
Posted at 2024/09/30 17:00:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年09月12日 イイね!

#117 やっぱりあるよね、結果としてでも事故車を無事故車と偽り中古車販売する人たちが…

#117 やっぱりあるよね、結果としてでも事故車を無事故車と偽り中古車販売する人たちが…私なんかは人生経験が年齢相応にあるものですからそれ相応に色々な方々を見てきました、やっぱりというかどうせそんな事だろうと思ったよ、レベルで多くの場合安易に他者を根拠なしには信じないことにしていますが、対個人であれ対法人であれ、或いは対国家権力であろうが如何なる団体組織であろうが、

結局は全てを人が判断し決断に至っていることには何ら変わらない

訳です。言われてみれば至極当然の話しではあるのですが例えばのお話し、法人様が何かを意思決定する場合もそうですが小規模中小零細企業ではワンマン経営(結局社長職や会長職といった肩書きのある方が決定権者の場合が殆ど)として「法人として」意思決定することがありますが、元をただせば「個人」が意思決定をし物事を進めています。そうやって物事を紐解いて見ていくと、いつどんな場面でも「人」の判断で物事が進みその判断が何処かで誤っていた若しくは意図的に誤る判断を行った場合などであってもやはりそこには「人」が必ず存在しています。昨今の政治不信も結局は各々政治家各々「人」の問題でありそんな中には問題を起こすどころか至極真っ当な主張要望改善議案を提唱する方も中には居るようですが、どちらかと言うとそういった方は多くの方に世間は着目注目はされず本当に知る人ぞ知る有能な政治家として知れる程度。どちらかと言えば人気取りの人寄せパンダや悪目立ちする方々、或いは政策不信や裏金問題、脱税等々の宜しくない方々がお茶の間の知名度を上げているような印象です。勿論、そのお立場ごとに言い分主張はあるのでしょうが、結局は自身や同列の方々に多くの恩恵をもたらす偏った手法趣向や全体最適ではなく常に部分最適寄りに物事を判断する方ばかりですから、勿論今がイイッ!と言われる方も居るでしょうが相対する意見が燻り続けるのにもそれなりの理由主張がある訳です。いずれにしましても余程人間性に長け政治力を有し実際に権力も併せ持つような無欠の完全体!みたいな方はおそらくこの世に存在しませんから少なくとも局所的ではなく先ずは我らの日本国内、社会全体が有益になるような舵きりが何故出来ないのか?と考えてしまうものです。


少し前になりますが、元「大きな車屋」さん時代のお話し、中古車販売に際しとあるポイントが偽装表示されていたことに対し行政機関から新事業者に対し是正勧告されていたようです。それが、

事故車を無事故車と偽り表示し販売していたという話し。

何だろう、この物凄いやっぱり感、爆。

これが1台や2台なら先程から言うように「人」がすることですから判断ミス、連係ミス、表示ミスかな?と思うと事も微塵にはございます。勿論プロの仕事ですからミスなんて許されないですよ?許されないものの実際にミスを犯したことが無い大人なんて先ず存在しませんし実は場所(オークション会場等の意)による解釈の差異もあることは否定致しません。しかしながらもし存在するならばそれはミスをミスとも思えない単なる無能でしょう。ところが、今回発覚したのが多くの偽装表示が確認されそれらが実際市場に出回ってしまったという事らしいのです。

ここで問題です!
この多くの虚偽表示、現実には誰の責任になるでしょうか???


勿論、行政機関から責任を問われるのは同法人でしょう。しかし、実態は法人が虚偽表示したのではなく結果としてを含めその中で働く従業員等の判断で行ったことでしょう。ここで考えられることが幾つかございます。虚偽表示に至った「真因」です。例えばですよ?

その①査定士(職員)の能力不足によって結果事実と異なる表記となってしまった
まぁ、有り得ますよね。聞き及んだお話しにですと業者オークションの中の人(査定のプロ)であっても修復履歴を見抜けない・見過ごすようなことが実際ある「らしい」のです。その割合がどの程度かは分かりませんが、やはりこれも「人」が判断することですから100%完璧とはならないことが実態といった所でしょう。そう、早いお話しが自社査定員がポンコツという事。

その②仕入れ先からの誤った情報を鵜呑みにしてそのまま販売してしまった
これであれ自社で仕入れ後チェックし見抜けばそれで問題は防げるはずですが、先に申した査定のプロであっても修復履歴を見逃すことも稀ではありましょうがあるお話し。それを自社内で満足な再チェックもしないのか、或いはプロが見逃すような問題ですから社内の方も気付かなかったのか、或いは修復履歴にかかる・かからないが本当に微妙なラインで結果として判断を誤ったのか?理由は色々考えられますが悪意のお話しではなく社内制度上の問題でもあり過失といった問題。

その③事故車と認識しながら悪意を持って虚偽表記を行った
こうなってしまえば「完全に悪意」ある詐欺ビジネスに該当するでしょうが、要は修復履歴ありより修復履歴なしの状態の方が高く値付けできる=売上利益が立つというカラクリ。程度問題にも寄りましょうが仕様や経過年数や走行距離等が同じ程度の個体で修復履歴の有無で売価は随分と差が生じるでしょう。つまり、何の苦労もなく新たな顧客を騙し売り渡し不当な利益を上げてしまうといった悪質なビジネスモデルとでもいいましょうか。これぞて色々想像できる訳で、本来修復履歴の残る車両を自社買取時点で見抜くことが出来ず、相応の買取金額を出してしまったが為に後に修復履歴該当と分かっていても損得の問題からそのまま無事故車として扱ってしまうケースなども考えらてしまいます。要は「過失」か「故意」かのお話しでしょうが、さて真実は何処にあるのやら。。。

ただ、勿論鑑定査定の責任はその査定士本人のお話しでしょうし、単純であれ巧妙であれ現物を見る以上正確な判断が常に要求されます。中には、売り手側が事故有りだという事実を隠して或いは虚偽の説明をして下取り或いは買取額の増額を目論むなんて言う方もいるようです。一方で、買い手側も後に発覚した事故歴等に対して提示した査定額の減額要求(実際には要求ではなく報告)するような売買契約書を巻いているでしょうが、売り手側として勿論虚偽隠蔽は不適切ですが、新車からワンオーナー車両でさえそのお車を全部が全部知り尽くしているとも思えません。例えば、
・修理は過去にしたもののその修理が「修復歴」に該当するか知らなかった
・修理したことをそもそも忘れていた、或いは通知をただ失念していた
なんてことも有り得ます。これが更に複数回オーナーを跨いだ中古車になると、
・前オーナー時代の事故で現オーナーはその事実を知らなかった(無事故車として購入や購入当時は把握していたものの月日と共にその事実を忘れていた)
・個人売買などで修復履歴「わからない」個体を手にしていた
・オーナーの知らない間にこっそり修理されていた(相当稀なケースでしょうが)
等は有り得るお話しです。
世の中、正直者が損をするですとか騙される方が悪い…なんて底辺層の思考論者も大勢生きる社会で我がが!我がが!!という過度の主張をされる方が悪目立ちされる光景はよくお見掛けします。ただ、その過程結果でユーザー側の問題で要は買取業者を騙したなんてことになればその人そのものが更に安く見られてしまいますし、今後関わり合いの無い方であってもその方以外の場面でそういった人間の本質は端々で露呈するもの。勿論当人はそんなことに意に介さないでしょうが、守るべきお立場があればある程そういった姑息な真似はしないとは思いますが皆が皆「いいひと」ではないことも場合によっては本来責めに値する根本が何処にあるのかも物事を図る上で私は重要な要素だと思います。
 
この会社に限ったことではありませんが、中古車を生業にする業界は大規模販売店からディーラー自身が運営する中販店、個人レベルで営む小規模事業者等中古車販路は様々です。このような一件もあり、私自身は必ずしも規模が安心には繋がらないと考えていますが、それでも小規模事業者がお金を持ち逃げして一向に納車されないトラブルや、お願いしていたものが全く履行されずお金だけ取っていたディーラー系販社のお話しも決して珍しいことではなくなりました。ここ数年で私が知る所で未だにメーター改ざんをして販売した挙句摘発された小規模事業者が新聞沙汰になりましたが(後にこのお店は別のお店に統合されたのか看板の掛け替えを行い事業を営んでいる様子)、どの業界にも一定数は居るようですが特に中古車や自動車関連事業を営む方の中には一定数ポンコツ経営者が営むところも存在するのが実態だと私は見ています。一昔前程その存在は堂々とはしていませんでしょうが、やはりこういった事故車を無事故車と偽り顧客を騙し打ちする販社や、それこそメーター戻しの事実を隠しこれまた顧客を欺く販社、或いは商売の自由を盾に情弱な方からとんでもないぼったくり価格で販売する欲の皮が突っ張った販社もそうですが、相手がいる事ですから過剰に攻撃的に振る舞う必要はありませんでしょうが、

信用の如何は看板の大きさだけでもなければ知名度だけでもない、そこに居る人と人とが信用に値するか、その信用を証明するツールが適切に表示されているかが本当に大事なポイントではないかな?

と私なんかは思います。

こういった希望とは異なるタマを掴まされないためには新車一択!といった考え方もありますが、もうこんなことを言い始めればキリがありませんが、新車とて実は納車前に何処かの過程で傷モノにされたものを黙って修理された個体が「絶対ないとは言い切れない」お話し。それこそそんなことがもしあればトンデモなお話しですが、要は新車であれ中古であれ、

手にする前の状態を事前に知った上で手にするのとそうでないのとでは気持ち的な部分も、無論金銭的な部分も全く事情が異なる

ということ。
それらを理解して手にする方にしかお分かりにはならないでしょうが、敢えて修復履歴のある車両や過走行気味の個体を手にする方だって多くいらっしゃいます。その分、費用的な部分を抑えられたり、実用用途で使うから気にしないといった考え方、或いは代車や会社の営業車なんかにお使いになる用途ですとそう言った個体を敢えて選択するといった考え方もありましょう。

世の中には防げるものと防げないものがございます。長年事故にも遭われず大切に扱われる個体もあれば、被害事故で汚点を残すような結果に陥ってしまうこと、或いは完全自爆でそれこそ他者には関係の無い自業自得な案件もありましょう。それはそれで起こったことはどうすることもできませんが、そのお車を次に繋げる際にはそういった事情も含めて新たな価値を付けられた上で第二・第三の車生を歩んでいって欲しいものです。


以前にも何度か申し上げてはいますし、こんなことを言うと綺麗ごとだ!等と思われる方もあるかも知れませんが…

正直こそ商売の秘訣です。

それに見合う需要を発掘すればそれでいいのですから。
Posted at 2024/09/12 17:20:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年09月03日 イイね!

#116 実勢燃費、満タンで航続距離800km走れる15年前の軽自動車と500km走れる最新型軽自動車…

#116 実勢燃費、満タンで航続距離800km走れる15年前の軽自動車と500km走れる最新型軽自動車…自身としては車歴の中で初めてのターボモデルの新車で最新型軽自動車である二世代目のムーヴキャンバス号。最近サボり気味ですしリアルタイムではないにせよ「燃費記録」を更新し続けています。今まで30年以上前の車から乗り始めた身からすれば、(令和の時代であっても旧車を敢えて選択されれば簡単に何十年もの前のお車も手にはできますが)街乗りリッター5kmを切るような(70Lタンクに対して街乗りで300km走るか走らないかの燃費…)スパルタンな愛車も過去にはありましたが、その当時はレギュラー単価が80円程度でしたので燃費は悪いには悪いにしても今ほどガソリン代が経済的負担になっていた印象はございません。それらと比較(あまりにも比較対象が雲泥過ぎますが)すれば平均的な値を取ると街乗り10km/l~12km/l程度で推移する我がキャンバス号は燃費が宜しくも聞こえます。高速道路などを多用した遠乗りの際などでは、カタログ値とまでは程遠いものの自身の最大記録18.8km/lを出したこともございます(あくまで満タン法での平均値)。
そう滅多に遠乗りすることもありませんし、今後はその頻度も減っていくような使い方にシフトしていくのですが、あくまで利用用途の多くは街乗り近場の走行ですのでいくら燃費記録の大台を狙っていくとしても、市街地燃費が良く無ければ余り意味がないのかな?とも思えてしまいます。ご存じの方には釈迦に説法ですが、我がムーヴキャンバスの仕様としてカタログ値が公表されていますが、燃料消費率(WLTCモード)で

22.4km/l (2WD・ターボモデル・ecoアイドル装着車)

となっています。
過給機の有無や駆動方式、ecoアイドル非装着車等で最大値から最小値まで約5km/l程度の差はございますが、それであっても数値としては決して他の同クラスと比較しても見劣りすることのない好成績な数値だと私は思います。まぁただ、街乗りで公表値な数値が常に出る訳ではなく、私どもの使用環境下ではその半分程度が実勢燃費ですから乖離があって当然ですが現実にはこんなものなのかな?と思う次第です。

ただ、新しいお車であればある程(我らがあのメーカー程では御座いませんが…爆)燃費性能の向上から、車両重量を軽くする方向にもっていきたいからなのか、それで必要十分だと判断が下されているのかは分かりませんが、

かつてに比べ燃料タンク容量が小さくなる傾向があるような気がする

んですね。二世代目のムーヴキャンバスはタンク容量は全車30Lなのですが、リッター10kmの燃費ですと300km走行でカラですし、リッター12kmの燃費だとしても360km走行でカラです。最も、満タンから常にカラッ欠になるような使い方はしませんから実際には前回の満タン給油から300kmに到達する前に給油をすることが多い印象です。これが遠乗りしてそれこそ自身の記録である18km/lで走り続けると計算上は540km走行できることにはなりますが、近々ここで「ん?」と思うようになりました。

セルフスタンドが普及し始めたのは確か今から25.6年前だったような気が致しますが、その頃はそれまでフルサービスしかなかった給油が自分で出来るとあって何だか興奮と楽しみとでワクワクしていましたが、あれからウン十年…給油も面倒な作業だと思えてくるようにもなりました。勿論、それであればフルサービス給油所に行けばいいのですが、燃料の価格差も然り、給油に向かう道中の移動の手間(といいましても拠点から最も近しきスタンドで多くは給油するのですが)もありと、出来ればその回数そのものをを少なくしたいと思うようになっていきました。お車が好きな若年層で、今車に関することなら何でも楽しくて仕方がない!と思われている方であっても、

加齢すると随分に面倒に感じる事が増える、爆。

そんなものなんですよ。勿論、そうでない方も居るとは思いますが私はそうなってしまいましたので年を重ねることは決していいことだけではございません、笑。

ところがですね、私がかつて愛用していた今から15年くらい前に新車で売られていたそれこそ特筆する所の無い事そのものがメリットであるようなボンネットバンタイプの軽自動車を使っていたことがあるんですね。出始めCVTモデルでターボこそ無かったものの街乗りレベルでは力加減に過不足感じることもありませんでしたしアクセルも床まで踏み込めばスピードメーターを軽々振り切っていくような実力車だったんですよ。その車を遠乗りで使うと満タン給油で

計算上800km程度は航続可能※実際は650km程度走った後給油する経験あり)

なのですよ。
最近は便利ですよね、ある程度の情報であればネットで調べらますから。その当時のカタログ上でいくと、10・15モード燃費(過去の計測基準)で

25.5km/l

だったことに加えて、

燃料タンク容量36L

だったようなのです。
カタログ数値上だけでいくと満タンで918km!も走行出来てしまう計算になりますので強ち実燃費の800kmも決して大ぼらではないでしょう。当時は燃費なんて今ほど気にもしていませんでしたし、今にして思えば使用頻度は今ほどではありませんでしたが給油回数だって遠出しなければ3か月から半年に1度、おまけに燃費は抜群ということで使ってて本当に楽だった記憶しかないんですね。これが15年前の新型で何故に今の新型でこれと同様のことが出来ないのか!?

最も、軽自動車で満タン給油後800kmも900kmも走れることがそもそものオーバースペックだ!といったご意見も出てきそうですが、そういった視点で見てしまうと、限られたサイズ内での内燃機関技術(燃費の部類)でいけばとうの昔に完成の域に達していたといっても決して過言ではないのかも知れません。

その当時「イイっすね~」のCMでお馴染みの?某軽自動車に未だ憧れを持ち、そろそろ程度のよさげな個体であっても底値に近しき辺りの価格層に落ち着いてきたので私の射程圏内?に入りつつあるのですが、そのお車の当時の計測方法(JC08モード)での公表燃費が

30km/l(2WD車)※後に改良後モデルで35.2km/lまで向上。

でした。もうHVも真っ青な燃費性能、(;^_^A。
このモデルの燃料タンク容量が全車30Lでしたから机上論で900km(改良後モデルで1,056km!)走れることになり、実際の燃費であっても分かりませんが相当良かったのではないのかなと想像に難くありません。

ただ、ユーザーによっては燃費以上に大切にしたいものがある場合もありましょうし大排気量であればある程、出力が高ければ高い程、車重が重ければ思い程燃費は悪くなりがち。令和6年に発売する新型モデルであっても実勢燃費リッター5キロ…なんて絶望的な数値を平然と出す車もあります(最もそういったお車を選択される方の多くは燃費にそこまで目くじらを立てないことが多い!?)が、燃費が良くて悪く思う人はおそらく居ないのではないでしょうか??

最も、この先不透明な情勢で自動車等の電動化が進むとそれこそ「燃費」なんて言う言葉自体が死語になり燃料を給油する、え?みたない世界が、、、

果たして来るのでしょうか???
Posted at 2024/09/03 17:00:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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