
今回の記事は、
事業規模関係なく真剣にお客様第一を掲げそれを実践し続ける多くの中古車販売店に結果としてしっかりと光を当てたいと思う一方で、ご自身(企業)第一主義で不正を日常的に行い今や疑惑の総合商社と化し叩けば叩く程ほこりが止まる形相を見せない世間の話題独占中"あの中古車大手企業問題"に見る業界の闇の部分をクローズアップし、いちユーザーとしてそのような犯罪者集団の被害から財産を守るにするにはどうすればいいのか?と言う所まで私の考えを述べさせていただけたらなと思います。
最初にお断りをしておきますが、今回もそうですしかつて世間をネガティブ要因で騒がせた個人然り企業団体であってもそれら不正を知らないが故に「それらがいい」と支持される方は一定数存在します。数々の不正が暴かれると支持から一転心離れる方が多い中、騒動の渦中であって世間的に信用は地に落ちたと多くの方が思われる一方で、まるでやばい宗教に嵌るかのようにそれらの声は耳に届かずただひたすら妄信し続ける方も一定数存在します。多くの人が否定や拒否感を覚えそれらを指摘すると指摘した方々に対し「アンチ」だと切り捨て更に悪行を重ね情報を垂れ流しにする不良インフルエンサーの構図と何処か似た者同士感が否めませんが、そうした現実があったとしても問題が明るみに出るまでは業界大手の名声が欲しいがままにし実際そうなってきた訳ですから傍から見ると
今回の騒動は当該企業の「終わりの始まり」のように見えてしまいます。
そもそも、街の小さな中古車屋さんが何故ここまで全国に名を馳せる企業に成長し続ける事が出来たかと言えば一重に
顧客支持があった結果
であることは紛れもない事実です。熱狂的な車好きの方はお抱え整備士の知人やそれこそ好意にする自動車屋やショップと言われるお店を持っているとこが多いもの。中にはその殆ど自ら手を掛けるプロ顔負け(現役や元プロ)の方も居るでしょうが、多くの車を道具として扱う一般ユーザーの方はそんな場所を持っていません。ではどうするか?と言えば多くは購入店舗でお世話になってみたりご自身の都合の良い(例えば立地ですとか)場所を選んでみたり中には身内親族或いは近しき知り合いがお勤めの職場が入庫先になる事もありましょう。そうではなく、入庫先に特に拘りはない、何処も知った所が無い、今の入庫先でトラブルがあって…等といった事であると新たな入庫先選定という事になります。知り合いの紹介といったツテもありましょうが、結果ニーズと相反することになれば紹介者との気まずさもあり中々うまく事が運ばない事も多いもの。とするとご自身で何処か適当な所を見繕い昔であれば"街ページ"などをくって探していたものですか、それより大衆に対しより効率的で大きな影響力があるのが
頻繁にお目に掛かる広告や宣伝
媒体は問いません、テレビやラジオ或いは新聞広告やそれこそ存在感のある企業色を統一させた店舗建物が他を知らない方からすると頻度が多ければ多い程印象に残りやすく、それこそ単調で耳に残りやすい歌などを作ってしまえば見る者の多くはイチコロ、爆。印象というのはそんなもので
物事を知らなけれな知らない程に企業規模や売上高などの数値が良ければよい程見る者が勝手に優良企業だと思いがちですからそれらを広告に載せればもうあとは何とかホイホイの世界ですよ、(;^_^A。こう言うと必ず
悔しければお前がやってみろ
出来ない奴らの妬み僻み
という浅すぎる言葉を口にするそれらの支持者層が出てくる訳ですが、これもまたインフルエンサーのフォロワー数勝負論と同じようなもので、数が多い程偉いといった謎理論がまかり通る世の中、つまり
「何を」言うかよりも「誰が」言うかが重要な可笑しな視点
客観的に見て正しい事を見ず知らずの人が言うよりも明らかに誤った情報であってもそれらを多くの人が知る方が発すると間違いが正しい事にすり替えられることもあり、正しい主張をした弱者が淘汰される馬鹿が台頭する世の中。それらは昔からであって今でも変わらないという事は人類は未来永劫この事に気づく事は先ずないといい切ってほぼ間違いないでしょうから、そういった情報弱者が多くの人類である以上、それらを利用する側に回るか、あくまで抵抗を選択するか、或いは長いものに巻かれるのかの何れかを選択するとすれば、多くの方は昔も今も情報操作を利用する側が搾取し、まかれる者が搾取され続け、抵抗する者は蚊帳の外といった馬鹿馬鹿しい縮図がこれからも続いていく事でしょう。つまりは、見方によってはそれら法則を利用する
弱者ビジネス
であるとも言えてしまいます。
とは言っても発起からそれら下心丸出しでビジネスをしてもうまくいかない事が多いもの。真面目にしたって上手くはいかない事の方が多い訳ですからおそらく駆け出しの頃はそれこそその企業或いは中の人に求心力があったのでしょう。それはそれで商才に長けていることの現れですからそれらを使って事業を拡大し業績を伸ばしていったという事だけ聞けばそれはそれで素晴らしいことでしょう、ただ
そのやり方が何処かの時点で歯車が狂い始め結果として法に触れたり他者を欺いたりする悪行を平然と重ねたことで積み上げてきた悪銭でなければの話し。
今は色々な情報が比較的早くより多くの人の耳に入ってきます。真偽の程はさておき、これからどんどん明らかになるであろう事実実態に対し、顧客サイドがどのようなジャッジを下すかによって問題企業の明暗は分かれる事になるのでしょうが、それは私個人がどう思おうがそれこそどうでもいい話しであってそれこそ渦中の企業は方法を問わず生き残りの道を進むかも知れませんし、何処か類する企業ここぞとばかり買い叩いて買収する事もあり得ましょう、自主廃業の選択肢は無いでしょうが、仮に組織がどうこうなった所で其処で染まったブラック体質の人間が他所にいった所でそれまでの成果報酬型の成功体験(この場合不正に利益を得たとて報酬額から成功者だと勘違いする場合が殆ど)先ず間違いなくブラック手法を続けるでしょうから、この問題は非常に根が深く多くの人の記憶から消えるには長い時間を要する事案ではないかなと思いますが皆様は如何お考えでしょうか。
別に大きいモーターの肩を持つ訳ではありませんが、中古車業界には多くの闇がそれこそ昔から存在していました。有名な話しでいくと、事故車を無事故車として装うだまし討ちや走行距離を改ざんするメーター巻き戻しといった事。中には盗品を売り捌くもう何でもアリな言わば無法地帯でした。整備や板金といった事であってもそれこそ「オイル交換ステッカー交換」や「未交換部品交換済みとしてご請求」といった詐欺も多かったと聞き及びます。これらが何故まかり通ってきたかと言うと、
多くの人は変化に気づかないから
に他ならないのですが、それをいいことに業者側やその業者と癒着する企業団体が同じく甘い汁(要は悪銭)を吸いたいが為にグルとなり共に騙された顧客馬鹿め!と思っていたかどうかは分かりませんが、私のような何の影響力も持たずこの記事に対して何処とも利害関係を構築していないからこそ言えるのですが、
正直に真面目に働き続ける方が正当な報いを受ける社会でなければならない
と思いますが土台無理な話というのも分かっています。お金に異常なまでの執着が無い方が絶滅したり、ご自身の身の程を理解し己の分を弁える方だけになる世の中になる訳はないのと同じで、多くの方は身の程に合わない生活レベルに憧れそれを手にしようとあの手この手の悪手を使い自分だけよければすれでよし!と言わんばかりの風潮すら感じざるを得ません。つまり、今度も騙し騙されそれら悪手を使う輩が台頭し、それらの企業が淘汰したとて問題の人間は何処かに移籍しまた同じことを繰り返す構図ですからそういった自己中心な方を支持したいといった同類層であれば救いようがありませんが、そうでなければ人を見る目を養い続ける事こそが、結果として過ちの少ない選択に繋がっていくのではないのかなと思います。勿論、完璧はありません。リスクをいかに減らすかの問題であり結果が必ずしも伴わない事もありましょうが、簡単に回避できる問題は避ければいいだけの話しですので人を疑えとまでは言いませんが無条件に信じるというのはまた違うとも思います。
そんなことばかり言うと、中古車は掴まされることもあるのかと言えば残念ながらその通りです。悪意を持って騙してやろうといった売り手も居ますが、そうではない不良個体が流通するもの「人が査定」する以上完璧ではありません。要は、事故車を拒否するニーズに対し本来は事故車(修復履歴あり)であるにも関わらず査定員が見逃していたばかりに無事故車として売られ買ってしまった…。そんな事ないでしょ?と思われがちですが現実問題として実際にあります。怖い話しをすれば、死亡事故を起こした車を修理し店頭に並ぶこともあれば、何なら車内自殺を図った方の車両を綺麗に部品交換や掃除して知らん顔して売られるケースもあります。過去車上荒らしの証拠隠滅に消火剤撒かれた個体もあれば何処かの災害で罹災した車もございます。そして場合によっては「修復履歴」に影響が及ばない事で素人がその個体の過去を知る事はほぼ不可能。建物の賃貸物件であれば人の亡くなり方によって事故物件の表示義務がありますが自動車にそれに類する制度はございません。かつて、大地震からの津波の影響で被爆した車両が全国に中古車としてオークションに流されたといった問題が一部で報じられましたが、それこそ多くの人は今その事すら記憶になく最早何事もなかったかのように時間と共に忘れ去られた事もあります。一時期それらの計測器が全国で売られましたが今その機械は被爆近隣地区以外ほぼお見掛けしませんでしょう。それだけ多くの人の関心が薄れると注目もされないといった構図でしかありませんが、
それらの不安を限りなく持ちたくないのであれば、
迷わず新車を選択されて下さい。
新車であれば何処でお買いになってもいいのか?と言う問題についてはそれこそ信用のおける販売店を選択されるもよしですが、そういった信用情報も持ちあわせていないのであれば、
ディーラーでお買い求め下さい。
新車やディーラー経由の入手がリスクゼロという話しではありませんが、限りなく低リスクでいい状態のマイカーをお求め出来ます、これは間違いない。
私は別にディーラーの回し者でもなければアンチ中古車でもありませんが、リスク回避という観点で見ればそういったお車の選び方もアリだと言う話しでした。
ただね、言わせて貰うと中古車業界に限らずどのビジネスシーンに置いても表に「まだ」出ていないけれど実は破壊力のある問題は山積していると見るべきでしょう。それが本当に重大な法令違反なのかコンプライアンスやマナー的に反する事なのか、罪の大小はありましょうが全く罪のない事業は無いと思えて仕方がありません。そう思う根拠はありませんが、異業種の方々と接すると必ずと言っていい程「それやばくないか?」といった話を聞き及びます。他業種ではそれが当然に行われているだとかそれこそ法には触れないといった建前があるのかどうかも分かりませんが特に近年、とは言いましても実態が可視化されただけという見方もありましょうが法令順守が大事だよ、等と言っておきながら実態は不正の温床でかつ自らの利益が最も優先されるといった事でしか魅力を発信も出来なければ持てもしないといった私から言わせると歪んだ欲望がより強固に渦巻いているような気がしてなりません。
私ですか?お金は大好きですよ♪。ただ、自分の能力以上の生活に憧れもありませんしそれこそ身の程を知る中での生活でも特に苦ではございません。煌びやかな他人と比較しても仕方ないじゃないですか、かといって貧困者を見下そうとも思いません。それぞれに合った生活というものは紛れもなく存在しますから。そんな簡単な事が何故分からないのか・・・。
Posted at 2023/08/02 17:00:03 | |
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