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2023年07月21日 イイね!

#45 総じて日本車の完成度は群を抜いて世界一だと改めて感じます

#45 総じて日本車の完成度は群を抜いて世界一だと改めて感じますタイトルだけを見るといきなり外車を否定するかの如く思われる方も多いかと思いますが、勘違いしないで頂きたいのですが決して否定のみするつもりもなければ私が何れかの時期で個人的に愛車にしたいと思う車種の中には外国車が何台かございます。最も、その思いはきっと実現しないと思いますが憧れは何時も持っていたいと思っています。

私は基本SNSをしない(みんカラのみ)と言うのは以前にも何度か書いているのでご存じな方も中には居らっしゃるかと思いますが、直接SNSではなくネットニュース等からその投稿が話題になるという事を知る事があります。たまたまなのかはさておき、私が最近知り得た情報でこんなものがありました。

某独製高級車インパネの装飾パネルが5年で剥がれ落ちたことに販売店に相談すると「そんなものです」といった答えが返ってきた

某米製高級電気自動車の電池不具合でメーカーに相談すると電池そのものの不具合で修理(電池交換)に230万円も掛かる…

おいおいおいおいおいおいおいおい・・・・・・・・・・

これ、日本車だったら自国民の多くはそうですか…と納得しますでしょうか?
それとも製造メーカー(販売ディーラー)からするとそんな事言うなら新車にお買い替え下さいですとか、修理代も払えないようなユーザーは別にお乗り頂かなくても結構です、等と言ったハイブランドの維持が目的なのか殿様商売スタイルが染みついてしまっているのでしょうか。
忘れかけている話を掘り起こさなくてもいいような気がしないでもありませんが!?かつて人気を集めた某社製高級車に代表されるその辺りの年式の多くの上級車種で新車後3年を経過した頃辺りから

ダッシュボードがひび割れを起こす

といった事案が大量に確認されました。
ひび割れにとどまらず、早期の段階でダッシュボードの表皮面が粘着質に変質するですとか表皮自体が剥がれ落ちるといったそれまでの日本車クオリティではとても考えられないような質の悪さに当時はクレームが殺到したという話しです。あれから十数年、時が納得したのか「特定の車種名のダッシュボード割れは持病みたいなものですよ」という認識に変わり、余りお車に精通していない方であってもこのような事があったという話はご存じの方も居るでしょう。

国産車の殆どは新車の状態から特定条件下の使用に応じて2種類の保証がご用意されています。車種によって差はあるもののその多くは、

新車登録から3年又は6万キロまでの通常保証

新車登録から5年又は10万キロまでの特別保証

といった具合に部位に応じて保証を付けています。その他にも細かな保証規定があることもありますがこの場では割愛します。

先述のダッシュボード割れでいくと通常保証期間での不具合発生となれば意図的に傷めるようなことでなければ保証で対応可能ですし、例えば電気系統のセンサー類に不具合が生じれば特別保証期間内であれば無償対応は可能でしょう。
何処かで線引きをしなければならない故に仕方のない事ではございますが、例えば販売店の長期在庫として製造から1年近く経過した車両をユーザーが買いその後登録されると登録時点から保証期間が開始されますので実質製造した期間から言わせると通常保証期間は製造後4年みたいな状況なお車も世の中には存在します。ただ、最近は販売店が見込み受注をするよりも、お客様にお待ち頂いて注文後オーダーを入れるといったスタイルが常態化していますのでほぼほぼ販売店が在庫を抱えるリスクがかつてより少なくなりましたが、それでも場合によっては販売店が在庫を抱えるケースもあり、たまたま長期在庫が発生したらこのようなケースのお車も出てきがちです。たまにお見掛けしませんか?

登録遅れ車

と言われる存在なお車。
車と言うのは新型発売から数年でテコ入れを施し商品力を強化しながら販売をつづます。いわゆるマイナーチェンジであったり最近ではイヤーモデルとして年次改良するようなお車もありますが、マイナーでもイヤーでも構いませんが新型が発売された後に旧モデルを登録するといった事になれば、登録遅れ車の出来上がりです。これが大きな変更を伴わないモデルチェンジならいいのですが、場合によってはフルモデルチェンジのタイミングで旧モデルが登録遅れ車として市場に流れることもあります。多くの一般ユーザーは新型があるのに旧型なんて…と敬遠しがちですが、旧モデルにゾッコンな方であったり最終型といった事実に興奮するといった趣向の方からすれば、

登録遅れ車万歳!!!

となりがちです。私はどちらかと言えば登録遅れ車は好物の一つですが多くの一般ユーザーの方には現時点で最新鋭の技術が盛り込まれた現行新車をおすすめはします。もう随分と前になりますが、最近なにかとお茶の間を沸かせる「大きな中古車屋さん」がありますが、そこに新車後十数年未登録の大衆向け高級車(下位グレード)が売られていたんですね。それも市場ではお世辞にも人気のあった車種やプレミア価値が見込まれるものでもありませんでしたので新車価格の三分の一程度の価格帯で。それが新聞広告に掲載されていたものですから(この車)絶対に欲しい!と飛びつきそうになりましたが先立つものが捻出出来ず購入を断念した苦い思い出がございます。現車を見た訳ではありませんのでひっとすると年数相応の経年劣化があったのかも知れませんし何処から仕入れてきたのかは分かりませんが今まで残っていたのには残るだけの理由があったのかも知れません。そもそも、長期間動かずに置いていた車は嫌だ!と言われる層も一定数居ますのでそういった方々については見向きもしない個体でしょうが、私のように一般の方の視点とは異なる側面を併せ持つ層からすれば正にお宝発見レベルな個体でしょう。あの個体、その後どうなったのか気になります、(;^_^A

また話が脱線しましたが、一部特定年代の某社製車両や他メーカーであっても車種毎の定番不具合というのはあるにせよ、多くの国産車は新車後5年程度ではパネルが剥がれ落ちることもなく、電池交換で200万円以上の出費を要することは先ずありません。この先、完全電気自動車で大容量バッテリーを搭載するような車の中にはひょっとすると電池の不具合からこれに相当するレベルの高額な電池交換費用が見込まれるお車も出てくるかも知れませんが、そういった事態に直面すると現実的な問題からお車を修理して乗り続けると言った選択が難しくなるということは容易に想定できます。
車格や故障部位にも勿論左右されますが、総じてそれらとを比較すると国産車は驚くほど故障知らずで修理が必要になった場合でも(200万円と比べて)安価に直せる場合が殆どではないのかな?と思います。
こう言ってしまうと、夢だとかロマンだとか見栄だとか体裁だとかが根底から崩壊し兼ねませんが…

特殊な装備が何一つない大衆ガソリンエンジン車が最も故障リスクが低く故障した場合でもより安価で修理が出来る可能性が高い

のは言うまでもありません。何とは言いませんが、大衆車の中でも新技術を搭載したばかりに不具合や故障が頻発する車種もありはしますが、どうしてもその車種がいい!といった拘りでもなければ避ければいいだけの話しですし、維持管理をする上で実用性と経済性とを両立させたいのであればそういった選択肢でお車を選択すればいいでしょう。

勿論、見栄的な部分で大きなお車に乗りたいですとか、故障は覚悟で憧れの外車オーナーになりたい!と言われる方はそれこそどうぞご自由に選択されて下さいのお話し。何を選択されるかはそれこそユーザーさんのご自由ですが、老婆心ながら敢えて申し上げる事があるとするならば…

それなりの価格帯なお車であればある程手厚い保証が用意されている所でお買い求めになる方が、確かにお手出しは高額になりがちですが後々のいらぬ出費から解放される可能性が極めて高い

と言えるでしょう。それが何処かと言えば…ディーラー認定中古車。ディーラーの中にはアウトレット扱いの保証なし販売車もあることから注意は必要ですが、それこそ故障リスクの塊でしかないような経年外国車を保証なし若しくは数千キロ数か月程度の保証では焼け石に水程度でしかありませんので、後の出費にも備えたい場合はリスクを少しでも減少させるように努めることはユーザーご自身のためでもあります。

国産車だけでなく、外車には国産にはない良い所もあります。それが何かは求める方次第ではありますが、買いました、直ぐ壊れました、間もなく手放しましたでは結果無駄銭になりかねません。選んだ以上はご自身が納得するまでお手にしていて欲しいですしそうしてそのお車の良さを時間を掛けて感じてご満足の行く選択を行ってほしいものです。
Posted at 2023/07/21 22:30:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年07月20日 イイね!

#44 流行の今昔、今の時代に例えると何を用意すべきか

#44 流行の今昔、今の時代に例えると何を用意すべきか例年の話しでいくと多くの地域で間もなく梅雨明け宣言がなされそうな気がいたします。ここ数年のお話しですが全国の何処かでは豪雨による土砂崩れや河川氾濫により被害に遭われた地域があることを耳にします。私の住まう処も数年前に豪雨に見舞われ、河川氾濫の寸前で降りやむといった経験がございます。何せ、氾濫寸前の河川の隣が当時借りていた駐車場。その状態から車を駐車場から愛車を救い出すといった事を余りの河川増水の速さから身の危険を感じ断念した程です。あのまま降り続けていれば確実に冠水被害だったでしょうが幸いなことに難を逃れたので良かったと思ったと同時に、身の危険というのはこういう風に感じるものなのだと認識した記憶がございます。
私の過去車歴の中に冠水車が愛車に含まれたこともありますが、冠水の程度状態によっては普通に走る曲がる止まるは出来ますし、案外乗れる車もあるというのは感想と言うか実体験で持ってはいます。しかし多くの方には例えば安価だからといって冠水車を全くお勧めしません。車検程度のメンテナンスだけで故障しないのが当たり前、いつ何時不具合に見舞われる可能性が残る車では安心して乗っていられないといった誰もが持つであろう要求を満たせない「難あり」な車は出来ることであれば普段乗りとしては避けるべきでしょう。特に車に精通する知識が乏しい方なら尚の事。そういった意味合いではお車は新車が一番といった理論理屈も一定理解できることでもあるでしょう。
私自身は知識財産的な興味本位もあり、なりたくてそうなった訳ではない場合も含まれますが、前述の冠水車を含め修復履歴のある車(程度の大小あり)も所有歴が数台ございます。一般的には難ありとされるも実際乗ってみればそれに起因する故障トラブルは余りありませんでした(全くないとは言っていない)ので結果から見ると金銭的な部分でその当時お買い得に買い求める事はできましたのでラッキーだったのかも知れませんが、中には事故や事案の影響で不具合連発故障のオンパレード…といったお車もあるような事は聞き及びますので好き好んで訳アリ物件に限定してお手にすると言った方は少数派でしょうし、分かって納得の上でお選びになるのであればまだいいですが、安易に手を出さない方が間違いに足を踏み入れるリスクは少ないと敢えて申しておきます。そんな事を言い出すと私のカローラだって◎△$♪×¥&%♯※☆?!・・・爆。

比較的近過去として話題に上る事の多い1980年代後半から1990年代前中頃、とは言いましても今から見ると既に30年から40年程前のお話しですから少なからずリアルタイムでのお話しで言えば今30代後半程度までの方であれば当時のお話しに触れる機会も無ければ知る事も自らが知ろうとしない限りは先ず知識として無いのが言わば当たり前。中にはその当時子供であってご家族の方から知り得るといった事もあありはしましょうし、何でしたらSNSの普及からそういった経路で今改めて知る事もありましょう。
何でしたら今人生経験豊富な年代の方が今の若年者の流行を知らないように、世代によって感化影響される物事が異なってくるといった事は一定仕方のない事でもありますし、それは今の若年者が将来高齢化した時にその当時の若年層の流行りに疎くなるのと同じで私から言わせれば不思議でも何でもない訳で興味の矛先が変化していくと言うのはある意味自然な事と言えます。最も、それに気づけない若しくは知る由もない方が無理にかけ離れた世代に便乗しようとしたり、自分たちの世代が何を勘違いしたのか自分が中心だとイキリ振る舞う姿は見事に滑稽なものです。
今の時代には今の時代の価値観が、過去には過去の価値観が必ず存在するようにどの時代に置いても多くの方が見て素晴らしいと感じられるものはあり、その一方で退化衰退した文化もありましょうが全部が全部とは言いませんが「昔はよかった」という台詞も必ずしも「今がつまらない」ではない事は伝え手によってはあると思いますが、これを見る人生のベテラン選手の方々、如何お思いでしょうか(;^_^A

それこそ過去を遡ること1970年代後半、この日本に置いて「スーパーカーブーム」があった事を知る世代も多く居る事でしょう。ご興味ある方はそれこそお調べになられてもいいでしょうが、簡単にまとめる当時流行したとある連載漫画の影響で読者(主に子供)が感化されその話題の中心である海外製スポーツカーのファンが爆発的に増殖したこと。読者も子供ばかりでなかった事からその影響を大なり小なり受けた大人達も車好きとして繁殖し中には実際にお手にする強者まで現れたこと。お手にはできなくても車好きDNAは持ち、それから暫くした1980年代から1990年代に掛けて登場車両がまるで主人公のような出で立ちのドラマが国内外を問わず軒並み大ヒットを記録していきました。最も、出演する俳優さん達の演技力あってこその一大ブームであることに疑いはありませんが、それを引き立てた車両達があった事も言うまでもありません。
中にはその当時出演した特殊車両をそっくりにレプリカした物を保有する生粋のカーマニアも全国に点在するようですし、そこまで情熱を傾けられる事は並大抵の努力や資力だけでは維持し続けられないでしょうから私に言わせると、それらのお車を綺麗に維持管理されている事自体尊敬の念ですし憧れの存在でございます。

何でこのようなお話しをするかと言うと、今月に入り有料放送枠で当時のあるテレビドラマを再放送され始めたんですね。昔も再放送される度に食い入るように見ていましたし、過去他局で何度再放送されたか分かりませんが次第にコンプライアンス的な問題なのか地上波では再放送されなくなってしまいました。そのドラマと言うのが協力会社の都合でラインナップのある上位モデルを中心にドラマ出演をされていました。その主人公達が主に使うスペシャリティモデル、当時はそういった形のお車がブーム真っただ中、洒落た俳優との相性抜群でより車が格好良く見えたものです。細かなお話しをすると、話題の中心とする車両は当時カテゴリー的にはブームだったもののその車種単一のお話をするとライバルに押されてお世辞にも販売台数を伸ばす存在ではありませんでした。それがドラマ放送が終了し、そのお車もモデルチェンジを果たすと絶版になってから一部熱狂的な層が支持をし続け今ではとんでもない高値高騰する個体も多く存在する程になってしまいました。それ自体がいいのかそうでないのかは見方捉え方によって異なるでしょうが、現実として今尚そういったコアなファンに支えられ続け現存する個体がそれなりに存在すること自体は非常に喜ばしいことであるとも言えます。そんなときにふと考えてみました。。。

こういった車をも売りにするドラマ、今なら何を採用するのだろうか?と。

勿論、スポンサーの関係で採用されるメーカーの物になる事は言うまでも有りませんが、当時でも流行のカテゴリー車種をあてがうといった演出をしていました。最も、作風によってはリアルな描写にするために実在する車両の同型を採用するといった事もありましょうが、そうでないのなら…

世界的ブームのSUVが主人公の駆るモデルとして採用されるのではないか?

と考えてしまいます。私には全くイメージが沸きませんが、(;^_^A

このイメージでさえ、今のブームしか知り得ない若年層が見れば疑問も無く自然な描写となりブームなお車が更に格好良く映るのかも知れません。結局は世代間で認知認識が異なるが故に、多くの全世代で納得感のある仕上がりな作品を世に送り出すといった事はかなり難しいのではないのかな?とも思いますが、制作側の意図としては、支持してくれる方だけで結構!といった事で制作者の「イロ」が多く出るようにはなるのでしょう。

私が年老いたせいもあるのでしょうが、最近の地上派ドラマを全く見ませんし世間的にどの若手俳優さんが人気なのかもほぼほぼ存じ上げません。見れば見たで面白く感じたりハマったりするのかも知れませんが、

そこに行き着くまでの事がほぼ感じられない

つまり興味が沸かないのですが、これが私個人の問題であり世間的にはそれこそめちゃくちゃ支持され人気絶頂!とかであれば結構なのですが、もし仮にそうでないのであれば…テレビ離れと言われて久しい昨今ではございますが、かつては娯楽がテレビであるといった事でさえ、過去の事として扱われゆくのは何だか寂しい気も致します。最も、テレビの内容の話しであって受像機そのものの話しではないのでしょうが、爆。

家にカラーテレビがやってきた!大型(25インチ程度)テレビがやってきた!!ワイドテレビがやってきた!!!地デジテレビがやってきた!!!!液晶テレビがやってきた!!!!!といった受像機文化も時代背景が物語るように、何事もそうですが時代と共に移り変わりゆくものが殆どです。稀に、過去からの文化が伝統として今の時代に置いても同様の技術で継がれていくこともありそれはそれとして古き良き物を感じる所もございます。個々の好き好きはさておき、今のもの、旬のもの、伝統的なものもそれぞれに良さが必ずあります。私は古き良き物を愛する文化に肩入れがちな傾向がございますが、そんな人でも最新なモノに振り向くような事が今後数多くあって欲しいものです。
Posted at 2023/07/20 20:40:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年07月13日 イイね!

#43 お車の寿命、実はユーザー様毎に随分と差が開くのが実情

#43 お車の寿命、実はユーザー様毎に随分と差が開くのが実情皆さんにとって「寿命」とはどういった位置づけでしょうか?

突拍子もない投げかけをしますが、多くの方がご自身(人間)の息絶えた瞬間が生涯寿命として思い浮かぶのではないかと思いますが、寿命は寿命でも「健康寿命」という位置づけもあったりと見方捉え方によって差が生じることも往々にしてあるでしょう。人間に限らず、生き物全てに生死の概念がありこの世に生を受けるも間もなく天に召される事も有ればそのものの平均寿命を随分と通り越して生涯を終えられる方も居ます。そういった全てをひっくるめて「平均寿命」という目安が数値化されますが、厚生労働省発表の簡易生命表(令和3年)によると我々日本人の2021年時点での平均寿命は、

男性:81.47歳
女性:87.57歳

と2020年過去最高を更新した数値より男女共に僅かに下回ったそうです。
頂点は衰退没落の始まりと言われがちですが、これが令和4年、5年と次第に統計が表に出てくることでどんどん年齢の下降が見られるようであればこれはまさしくそう言えるのではないのかなと思います。最も、寿命の概念ですら個人の考え方によって差が生じるもの、一般的に平均寿命を超えて高年齢化の後お亡くなりになられる事を大往生として称えられる事もあり長生き=凄いこととして認知されることも多くございます。ただ、見方によっては生涯の質の話しも話題に上りやすく、それこそ寝たきり植物状態でただ心臓が動いている生き方と同じ年齢であってもピンピンと精力的に行動される方とでは随分と異なります。勿論、意思に反してといった所もありましょうし当人や周囲のお考え方を最重要視することは言うまでもありませんが、不慮の事故や防ぎようのないご病気でもない限り、若い時からしっかりとした生活を意識実践し続ける事で高齢になった時に随分と身体の具合に差が生じるとは分かっているのかも知れませんが、なかなかどうしてこれが意識し辛く好き勝手に無茶してしまう事もありましょう。私もその中の一人ですが、私位の年齢になれば正直懐疑的な部分もありましょうが…それでも今から気に掛けたり実践したりすることで

10年後めちゃめちゃ苦しむのか
10年後に相応に苦しむのかの差

位はあるのかも知れません。いやいや、

どっちにしろ苦しむんかい、爆。

となるかどうか分かりませんが、未来の事等何も約束される事はありませんからそれこそご自身次第な所でしょう。

生き物だけでなく機械物であっても当然寿命の概念はあります。家電製品壊れた…長年使った(寿命だ)し買い替えよう、という光景は最早日常的にあるでしょう。今年はエアコンが壊れ、来年は洗濯機が壊れ、再来年は冷蔵庫が壊れる…どんだけ壊れるねん!といった家庭もあるかも知れませんが、稼働実績も然り経年により本来の機能を果たせなくなったが故に故障に至るもの。その家電製品でさえ、故障個所の部品供給があれば修理してお使い続ける事は事実上可能な場合もあります。中には修理して使おう、と殊勝な方も居るとは思いますが…

・毎日使うものだからこそ修理期間が掛かる事に不便さを感じる
・一か所を修理した所で他の箇所が壊れない保証が無い事への先行不安
・修理して使いたいものの補修部品が既に廃盤で修理が困難(実質不可)
・修理費用が見合わずそれであれば新品用意した方がユーザーメリットが高い
・最新型の方が高機能で進化洗練された場合も多く何なら省エネにも貢献する

等など、他にも理由事情があるかも知れませんが、新品に買い替える方がメリットあるよね?或いは買い替えざるを得ないよね??といった場合には新品にお買い替えされるケースも多くありましょう。

少し事情は異なりますが、自動車にも似たような事が言える点もあり、長年お使いになられている愛車程、このような故障する事態に直面するケースが何れは訪れます。お車が好きでそれなりの知識経験を有する方であれば、ある程度の相場感というか大体の目算は立てられますが、そのお車自体は好きだけどそんな知識はありませんよといった方やただ今まで故障らしい故障をしなかっただけで特に思い入れもなく乗り続けているといった方も居るでしょう。そんな方の多くは今まで元気に使えてたのに突然高額の修理代が重くのしかかるようになる事もあります。例えば、

・エアコン故障
・ミッショントラブル
・制御(コンピューター)不具合

場合によっては安価に修理が可能なケースもありましょうがこれらは総じて高額化しがち。比較的安価に修理可能な簡単な箇所のオイル漏れパッキン交換やパワーウインドの動作不良等とは修理の金額も異なります。故障でないとしても、車検時に

・タイヤの溝が4本ともありません
・バッテリーが随分と弱っています
・タイミングベルトとファンベルト、スパークプラグ、それにウォーターポンプも交換しましょう

なんて事が重なりでもすれば、今まで10万円以内で収まっていた車検費用も場合によっては20万円超え30万円近くまで跳ね上がる事もあり得るお話しです。元々新車でお求めになりその当時100万円だか200万円だか(或いは青天井)の大金を捻出しているだけに、家電製品のように損切りし辛いケースもありましょうしかと言って修理交換しなければ車検に合格しないばかりか安心して乗り続けられないといった事にも直結します。となると選択肢は限られます、

・修理する
・買い替える
・所有をやめる

近年特定の旧年式車の市場価格高騰が凄まじく、場合によっては新車と同額レベルや数千万単位の車も存在します。そんな価値が見込める車であれば例え数十万円の修理代でさえホイホイと出せる場合もありましょうが、思い入れ価格を除くとその価値二束三文、何なら修理代の見積もり価格で同型の中古車買ってお釣りが来そうな場合もあります。そんな場合、多くの方がお手放しになる選択をされます。そう、車としては直せばまだ乗れる状態にも関わらず廃車の選択をされます。これを

経済的全損

と言ったりもしますが、事故などでよくある時価額<損害額の構図と同じで修理するほどの価値は見込めない場合の多くは廃車や部品として再生されゆく道を歩むことになります。ところが、事故とは異なり年数は相当経過するものの外観はしっかりしており機関不調や消耗品交換等に相応の金額が掛かると予測できる場合、ユーザーさんの心の中では廃車ですが、引き上げ店舗によってはお客様と折衝の場合は廃車がどうのこうの…と同調することもありましょうがケースによっては

よし、よりお金になる再販で一儲け出来そう!?

と企む自動車屋さんもおります。再販と一言で言っても市場回帰ではなく、業者オークション右から左へ、或いは貿易屋さんに売ることで解体するより金になるとお客様からタダ同然で引き上げよりリスクのない方法で換金するといった事はしばしば行われています。

とんでもない車屋だ!そんな所は晒し首にでもしてネット拡散だーーーっ!!!!

と言いたい話しではございません。
ユーザーと車屋との間で引取契約が成立する以上、引き取った側の車屋がどのような方法で処分しようが何ら問題ではありません。それは明確に「廃車費用」としてユーザーにお金を取っておきながら廃車にはぜす再販ルート直行!であれば「詐欺罪」が成立しそうですが、多くの車屋さんは引き取りの際には多くは語らない事の方が多いでしょう。そんな事が言いたいのではなく、

ユーザーが決めた寿命はこの度車屋さんによって延命されました

という事実がそこにはある、これがこの回でお伝えしたいところはこの点に尽きます。
かつては根拠のない都市伝説的な一つ、車は10年10万キロが寿命なんてことをよく聞きました。今でもその戯言を信じて疑わない人が居る事に驚きですが、そう思われる方がご自身が思う「寿命」で愛車を手放し、その車は別の土地で再販され新たなオーナーへと引き継がれてゆく。。。前オーナーにとっては寿命であったとしても、新オーナーにしてみればこれからがスタート!な訳ですから一言で寿命なんて片付けられる話ではありません。
どうしても寿命という定義に拘りたいのであれば、

そのお車が物理的に修理不能の状態になればそれが結果として寿命と位置づけされる

とは思います。例えば、車自体は新しいものの車両火災により全焼してしまった場合や新品中古純正社外問わず修理部品が手に入らずこのままでは走行出来ない状況である場合、例外的に書類の紛失等で公道復帰が出来ない場合は車としてでなく部品としての役目でしか果たせず結果解体される羽目になるでしょう。それら以外、する・しないは別として直そうと思えば直せるけれど経済的な理由や手間や技術レベルの問題での廃車であればそれは寿命に当たらず寿命を迎える前にして第二の車生(再生部品としてのルートや金属としての価値)を歩む、最も殆どのお車がそういった幕引きであろうとは思います。

最後になりますが、統計機関が発表する自家用乗用車の平均使用年数というデータをご紹介します。令和3年3月末時点でのデータになりますが、

軽乗用車 : 15.57年
小型普通乗用車 : 13.87年

その他にも貨物車や事業用車の統計もありますので気になる方はお調べになられて下さいませ。

こう見ると勿論それ以上の期間お使いになられているお車もありましょうが、思ったより長く生き長らえている車が沢山存在することに何となく安堵する気持ちもありますし、軽自動車の方が2年近く平均使用年数が長いことにも驚きでした。税金の重課金額の差や普通車程距離を伸ばさない傾向にあるのかどうか理由は定かではありませんが、軽自動車は直ぐ駄目になる、なんていう事も今や過去の話しなのでしょう。
Posted at 2023/07/13 21:20:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年07月12日 イイね!

#42 軽自動車は危険?それともそんな意識しかない人が危険??

#42 軽自動車は危険?それともそんな意識しかない人が危険??正式なカウントをした訳ではありませんが、感覚としてほぼ毎日のように重大な交通事故のニュースを見聞きします。その原因も単なる操作判断ミス、高齢者の認知能力に関わる案件、暴走行為に代表されるイキった若年者の成れの果て、或いは人殺し予備軍と大差ない飲酒絡みの事故(最早事件)等、全国各地に居る下手くそ若しくは頭の悪いドライバー達がお茶の間を賑わし、多くの方が「こんな風にはならないようにしよう」とお気を引き締められることもあるかも知れません。その一方で、完全単独自損事故であればそれこそ事故原因によっては自業自得なこともありましょうが、巻き添えになった被害者がある場合、そう簡単に事は片付かない事もあるでしょう。そう、ご自身のせいで勝手に事故してどうなろうがそれこそご自身の責任のもと、といった見方も出来ますし自損事故であっても被害物があれば勝手どうこうといった理屈では処理仕切れません。事故の中で最も悲惨な状況であることの一つと言えるのがご相手が居る場合。全てが全てとは言いませんが、事故形態の中には加害者は怪我一つない若しくは軽傷程度で済んだにも関わらず、被害者側の方が重傷化であったり最悪命をも奪われるケースだってあり得ます。事故として処理される場合、責任(過失)割合なんて数字的に責任の大きさを振り分けることはありますが、それこそ喧嘩両成敗的などっちも同じ程度悪いよね?といった場合はまた別のお話しですが、どちらかが重責若しくは100%加害者悪といったケースもあるだけに巻き込まれた被害者としてはたまったものではありません。そんな事故報道を見ると外野から必ずこういった類の言葉が飛び交います。

軽自動車なんて怖くて乗れない

等、これに類する言葉の数々。
特に、加害者側が普通車以上で被害者側が軽自動車の構図で事故が起こり、結果として被害者側がより重篤な状態若しくは最悪のケースとなってしまった場合程、このような意見をより多く見聞きします。

軽自動車はその特性上、サイズも他の普通車に比べてもより小さく重量も軽く出来ています。一方、普通車は勿論規格なりの制限は存在するものの、大きなサイズなお車も存在し重量に至っても軽自動車の2倍若しくはそれ以上ある車両もゴロゴロ居ます。

少しも考えなくとも分かる事ですが、同じ技量同士で小柄で軽い方と、大柄で重量級の方とが正面から相撲を取った場合どちらが勝ちますか?と言った場合、先ず間違いなく後者の方が勝利し、その差が大きければ大きい程圧勝してしまう構図は誰もが想像に難くないと思います。この理屈を車に当てはめるからこそ先述した軽自動車は乗れない等と言った揶揄するかのようなヘイトがあるのでしょうが、

確かにそれはそれで事実としては間違いない
と思う一方で
それなら皆が皆大型ダンプカーにでも乗れってか?


という話にも極論行き着きます。最も、全てがそうなると仮定したとて大型ダンプカー同士がぶつかり合いをすると結局今までと同じ意味合いになってしまいます。
仮にですよ?そういったアンチ軽自動車層の方が普通車に乗って運悪く事故に遭ったとしましょう。相手方が大型トラックで不運にも乗用車の乗員が帰らぬ人になったとしても、

普通車なんて怖くて乗れない

といった意見は殆ど出ません、何故でしょうね???
仮にですが、普通車でどうこうなるのであれば諦めろ…的な思考であればそれこそ思考矯正必須レベルなヤバさですし、普通車だからと言って完全な乗員保護が約束される話でもありません。
日本国内における自動車衝突安全試験の基準となる測定方法は実は軽自動車も普通自動車も差がありません。両車共に同じ速度でのフルラップ衝突やオフセット衝突、側面衝突試験方法等同じです。





付け加えるとある調査機関が発表したデータによりますと、軽自動車と普通車共に相互事故によって乗員が死亡したケースは軽自動車と普通車で確率的に殆ど差が無いといった統計が既に出ていますし、何でしたら単独事故で死亡に至るケースは僅かではありますが普通車の方が軽自動車よりポイントを上回る結果まで出ています。最も、これらのデータより個人の感想を信用すると言うのでしたらそれこそご自由にどうぞのレベルですが、調査結果によると車種によって死亡リスクに差が出る程の物ではないといった事は既に証明されていますから今の時代に軽自動車だから危険、といった図式は最早的外れとも言い換えれてしまいます。

ただ、物理の問題で小さな物と大きな物とが衝突し合った場合、速度域が高ければ高い程その差は如実に表れるでしょうし、衝突試験程度までの事故であれば安全性はどちらのお車であっても確保はされるでしょうが、その領域を超えていく或いは衝突実験方法以外の事故形態であれば形状に応じた苦手な領域も必ずあります。例を挙げると上からの落下物に対する耐性はどのお車も強くはありませんし、見る者にも大きな衝撃を与えたスキーバスの暴走の末転落事故の映像では天井が剥がれ落ちる損壊が印象に残る方も多くいるでしょう。そういった稀なケースもありはしますが、どちらかと言えば日常的なよくある事故形態、それが

追突事故

何も止まり切れずに少しコツンと、クリープ現象から軽く接触だけが追突事故ではございません。中にはわき見居眠りながら飲酒運転等からノーブレーキでかち込んで来ることもありますし極稀に前段のトラブル等から意図的に突っ込んで来るケースもありましょう。最も、そういった場合は事故ではなく「事件」でしかありませんが、謂れのない因縁を付けられたり何の落ち度もないにも関わらず一方的に被害者になるのはご免被りたいと誰しもが思うはずです。しかし、事故や事件は相手を選んでくれない場合も多く相手が存在する以上100%の防衛は不可能と言い切ってもいいでしょう。それは結果的に一生涯事故をせず遭わずで天命を全うした、と言われる方は居るでしょうがその一方で複数回事故の当事者になられる方もいらっしゃいます。防ぎきれない可能性があるからこそ、安全性には拘りたいといったお考えも分かります。例えばですが、独立したトランクを有する3BOXタイプのセダンモデルと今主流のスーパーハイト軽自動車。室内長と室内高の大きさが売りな軽自動車ですが、室内の広さを最優先してシートスライドを最も最後部に設定してしまうと、バックドアとリアシートの近さに驚かれる方も居るかと思います。その状態である程度の速度でノーブレーキでかち込まれると思うと…なんだかぞっとしませんか?。一方、トランクという「潰れ代」を有するセダンタイプなお車、或いは荷室空間を一定確保するワゴン車等、潰れる事によって衝撃を幾分吸収してくれる構造のお車とでは比較する方が誤りと言わんばかりの差が生じる事でしょう。潰れ代があるからといって必ず乗員が守られることには繋がりませんが、衝突ポイントと乗組員との距離を考えると、乗員に対するダメージはどちらが大きいかと言われれば言わずもがなという感じです。

何も揚げ足取りがしたい訳でもなく事実として一例をご紹介したに過ぎませんが、間違いなく言い切ってもいいと言える事が、

最新のお車が最も安全性に優れている

と言う点においては揺るぎのない事実でしょう。車種による差ではなく年代による差とでも言いましょうか、過去のお車を否定するのではなくそれだけ安全性能は日々進化を遂げ続けているということです。
過去は過去でその当時最高レベルの衝突安全性を誇っていたはずです。約30年前の自動車カタログを見ても、強固なボディでどうのこうのと言った説明がほぼほぼなされていました。ただ時代と共に安全基準もより高水準なものとなり、より優れた物を要求され続けています。その結果、衝撃に対する安全性も然り、予防安全性能もここ10年で格段に進化を遂げ、この先は自動運転まで実現する様子を見せていますので更に未来においては今よりも安全なお車が市場に供給されるのは間違いないでしょう。普及するかどうかはまた別のお話しになりますが、安全技術が向上し続ける事は「全人類の願い」と言っても決して過言ではありません。安全だからと過信してドライバーが退化することはあってはなりませんが、予防安全はあくまでもドライバーの補助であり衝突安全は万が一の乗員保護であることは忘れてはならず、基本的なドライブスキルであったり認知認識能力であったり状況判断能力についても人のスキルとして未来に進むと共に成長し続けなければならない「課題」だと思いますが皆さんは如何お考えでしょうか。

こういった映像を見ると、旧年式のお車は…と思う方も居るかも知れませんが、それはそれで安全に気を遣い続けることで避けられる事故が圧倒的大数ですから今お使いのお車が旧年式であってもそれはそれとして大事に扱い続けてほしいものですし、勿論安全性はとても大事なポイントである一方で車に求められるニーズは決してそれだけではないといった側面もまたお車を愛用するうえでポイントになる点だとも思います。

Posted at 2023/07/12 20:55:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年07月11日 イイね!

#41 傷みそうな箇所は物理的に保護した方がいいのかそれとも…

#41 傷みそうな箇所は物理的に保護した方がいいのかそれとも…多くの方はマイカーを手にしたその瞬間から大事にしようと思い、何らかの拍子で傷モノになれば最初の心意気は何処へやら!?雑な扱いが始まる…ような話も耳にします。勿論、そうでない方もいらっしゃることは重々承知はしていますが、現実として例えば一度ぶつけた(ぶつけられた)からあとはどうでも良くなるのかどうだかは知りませんが、それまで綺麗に維持されていたお車であっても一度ユーザー様の中で心意気の糸が切れるとその後の傷も気にしない(ならない)といった具合に「綺麗に維持ランキング」上位から陥落する様を見る事もあります。酷い人に至っては自分の車でないから傷も気にしない(勿論弁償等といった概念もない)し何なら傷モノにした言い訳のオンパレードが始まる…等といった醜態をさらす方も居るようではございますが、結局こういう方って反省もしなければ弁償もしないのでまた同じことをやらかす可能性が高いのも必然。。。人間、身体ばかりが成長して大事な所の成長が伴っていない方が一定数居ますので注意は必要です。

お車を使う過程でどうしても避けられない劣化や傷みは実用車であればある程「完全防御」は困難だと言わざるを得ません。ユーザー様の不注意こそなかったとしても、相手が居る事故に巻き込まれたですとか、それこそ生活傷とでもいいましょうか身に覚えのない薄っすらとした線傷が付いていたですとか、細かい事を言い出すと洗車傷もそうですし何でしたら太陽光や紫外線、酸性雨や黄砂、地域によっては潮風や融雪剤の影響を受ける場合もありましょう。これら全ての事柄から実用車を完全に防御することは

現実的ではない

のはお分かりになるとは思いますが、とは言いましても末永く大事に維持し続けたいとお思いの方であればある程気を遣いたいポイントではなかろうかと思います。以前から何度か申しておりますが、それこそ短期間から4~5年程度で定期的に新車をお買い替え続けるような方はそんなに気にしなくても問題ありません。何故なら!?

気になるタイミングで新車にチェンジされるから

ですが、言うて車、そんなに過剰にブロック若しくはガードしてます!なんて主張すると車に興味も関心もない方からすれば下手すれば神経質や潔癖性のレッテルを貼られる場合だってありますから(この場合、指摘するご自身が無頓着でずぼらな事には一切触れない不思議)ご自身のお車に鉄壁とも言えるガードをすることは私は賛成ですが、過剰にアピールすることなく自然に振る舞うことで妙な言い掛かりを防ぐのもまた自衛手段の一つなのかな、と思いますが皆さんはどうお考えでしょうか?

ただ、今の状態からプラスアルファな事をする訳ですから場合によってはコストもかかりますし手間も掛かります、そういった事を積み重ねることによって例えば同じ車を数年後に見比べると既に保護効果の有無で間違いなく明確な「差」として現れる事でしょう。最も、その差であっても純粋に同じ条件で二台の車を比較することであっても前提が既に同じではない場合もあり得ます。年数経過は同じであっても保管状態が異なると手厚く屋内保管車と雨ざらし日ざらし車とではフェアな条件を通り越していますし、ケースとしては少ないかも知れませんが同じ屋内保管車同士であったとしても方や日中お使いになられるのと方や日が沈んでから活動し朝日が昇る前までにガレージインするお車とでは言うまでもなくダメージも差が出るのは当然でしょう。他人様のお車と比較することにそれほど意味はありませんし何でしたらご自身のお車は他人様から見れば興味も関心も無いという事も何度も申してきました。その一方で、

他人様には気づかれないけどユーザー自身は知っている…

こともよくある話しですので、手間と予算と実用性との兼ね合いで何処まで保護していくのかをユーザー様ご自身のお考えのもと着手していけばいいのかな?なんて思います。
部位毎に事例を挙げますと、

外装部分
いきなり身も蓋もないことを言うと、何もしないのが一番だったりします。この何もしないと言うのは汚さない前提あっての事。完全車庫保管で風雨を寄せ付けず外的要因から守れることこそが一番新車に近い状態で外板を保てます。とは言っても実用車にそれを求めるのは酷という話し。コーティングやワックスといった塗装保護に一役買う商品であったり、局所的に傷付きから守るモール類、或いはラッピングやプロテクションフイルムといった幕を貼って守るといった方法様々。期待できる効果、施工や商品価格、耐久力やアフターメンテ等、それぞれにメリットデメリットがありますので、ご自身のニーズに合わせてご選択されるのがよろしいでしょう。

内装部分
常に人に触れたり接したりする部分は使えば使い込む程劣化や傷みは避けられません。最早仕方のない事と言えばそれまでではございますが、それであっても#36 で記事化したシートカバーの類ですとかそれぞれに覆ってしまったり上から重ねたりして人との直接的な接触を防ぐことで傷みの進行を遅らせることは可能です。外的要因でいけば、熱線や紫外線、赤外線を吸収又は反射するカーフィルムを窓ガラスに施工してみたり、物理的な衝撃から当てぬの状のもので保護してみたりとさまざまです。

車底部分
鉄ですから錆は避けられるものではないとは言え、通常使用の範疇を超えて著しく劣化を進行させてしまう要因がある場合は対策を講じる必要性も出てきます。ただ、施工内容によっては売却時の査定額が下がる、等といったケースもあるようですので、それこそ乗り潰し派にはお勧めな施工もありますのでそれこそお車の利用計画と照らし合わせてご利用することは必要だと思います。

部位によって保護する・しないといったことに費用対効果を照らし合わせると必ずしも保護を必要としないのでは?といった箇所もあったりします。その代表的な例が

保護するよりも新品に交換した方が実は安価たった、等といったケース

例えば、足元ステップの内装材に保護フィルムを業者施工したとしましょう。保護フィルムによってステップ自体を傷から守れはしましたが、ではその部品を新品で買い直しすれば幾らでお手に出来ます?といった具合に思うような期待とは正反対の結果をもたらす可能性もあったりします。
ウインドウフィルムの類もそうです、施工車両に一度でもお乗りになればその効果は言うまでもない程素晴らしい物ですが、いかんせん施工価格が高額な所がネック。使用する部材によっては価格もピンキリですがその分効果効能も雲泥の差です。ただ、施工部位の窓を頻繁に上げ下げされる方、特に小さなお子様を乗せる方などは、フィルム材自体に摩擦による傷やいたずらによる剥がれの可能性が高まり、場合によっては折角施工したにも関わらず車検時に透過率不足を指摘され剝がさざるを得ない状況に陥ることも何度も見聞きしました。
という風に、使用環境によってコストは掛けたものの結果無駄になってしまったり短期間で傷めてしまうことも十分にあり得ます。お金には困っていないからいくらでもコスト掛け放題!といった方であれば問題にはならないでしょうが、世の中の大半な方はお金は有限であり出来る事なら無駄なコストは圧縮したいと思われている方が殆どでしょう。お車の取扱い方一つとっても、ご自身とは異なる「雑な」扱い方をして平然とされる方も相当数いますから、いちいち細かい事までもは気にしていられないといった事も言えるかも知れませんが、細かさを積み上げた結果綺麗さを維持し続けられるといった事にも言い換えが出来たりしますので、お車をこれでもか!と大事にされたい方でかつ、ご自身以外が運転若しくは同乗するケースがあると言われる方については、主張はしなくて構いませんので気付かれぬ程度で保護用品の活用をされるのもまた宜しいのではないのかな?と思います。
Posted at 2023/07/11 21:25:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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