

9/24~9/27までの3泊4日の大阪・名古屋ロングドライブでの新東名新名神高速走行を行いました。事前にガラスコーティングのメンテナンスやエンジンフラッシングを含む初オイル交換,エンジンアンダーカバーの追加装着など,およそ考えられる燃費向上対策を施したにもかかわらず…その結果は満足のいくものではありませんでした。大阪市街を少し走った以外はほぼ高速走行の9/24の日燃費は,18.2km/L。110km/h固定走行がメインだったにもかかわらず,一般道と高速走行が混ざった9/26の21.5km/Lよりもかなり悪い。この結果には首をかしげてしまいました。結果9月の月間平均燃費は17.7km/L。生涯燃費18.0km/Lの足を引っ張った結果となってしまいました。
要するに燃費に関してはマニュアル時代やロックアップクラッチ付きトルコンなどで経験してきた一般道と高速走行との燃費の違いは,e:HEV時代には通用しないということでしょう。つまり,日常使いでの毎日の燃費重視の性能向上だということ。その点では街乗り中心の生涯燃費が18.0km/Lというのは,車両重量1,560kgの4WD車としては優秀な数値だと思います。
さて,今回のロングドライブで実感したフリード最大の美点は,「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)+車線維持支援システム(LKAS)」の有効性です。430kmの一人運転にもかかわらず,運転での疲労はそれほど感じず,最終日の1時間ほどにも及ぶ渋滞でもほとんどイライラせずに済んだのは,ひとえにこの機能のおかげだと思います。結果として,安全運転に大いに寄与していると思います。
もう一つは高速走行の安定性の高さ。新東名の良路は言うに及ばず,東名などの荒れた路面や大阪市内の難しい入り組んだ有料道路の走行まで,直進安定性と車線変更やスピードの加減など,車両コントロールのしやすさは,さすが最新のHonda車体だと信頼感を増した結果となりました。
総括して,高速から混雑した市街地,空いた郊外のクルージングまで,どのドライブシーンでも気持ちよく運転できる車だと思います。