
マニアックトリビアシリーズ空力編の第3弾です。
第1/2弾の動画を見てから進むことをオススメするのと、ご紹介する動画は上から順番に視聴することをオススメします。
<第1弾>
<第2弾>
<過去のシリーズまとめ>
空気抵抗の基礎知識から渦の役割、カナードなどのデバイス説明も終わったので、第1弾で前フリしたアンダーパネルやディフューザーについて触れたいと思います。
アンダーパネル/ディフューザーがダウンフォースを生む仕組み
ちなみに、カーボン製のGTウィングやディフューザーも個人的に大好物ですが自分は未装着で、先日購入したFrアンダーパネルが最初の空力パーツになります。
基本的に普通車はアンダーステアが出るようにジオメトリなど設計されてますが、サーキットを攻めるガチ勢の方々はリアをかなりトーアウトに振るくらいVABはアンダー傾向です。
にも関わらず、「ちゃんと仕事するGTウィング」を着けると、よりアンダーを誘発するようになります。ダウンフォースは抵抗増以外はデメリットは無いと思われがちですが、リアにだけでっかいウィングを着けるとウイリーするような姿勢になり、車両姿勢を崩す原因となってフロントがリフトします。富士スピードウェイのストレートエンドとかセンチ単位で浮きます。
その状態に合わせてフロントの車高やキャンバーで調整する方法もありますが、バランス的にリアウィングを着けるより先にフロントアンダーに手を入れるべきかな~と、自分は思い今回の購入に至りました。フロントアンダーパネルより後ろの部分はレースカーと違いデコボコですし、車高も車検に通る高さなので効果は限定的だと予想しますが、変化代を楽しみながらリアの空力パーツもバランスを取りたいと思っています。
※最初にも述べましたが、ドレスアップとしてウィングなどのエアロパーツの装着も全然アリだと思います。
ここまでお付き合い頂いた変態紳士の方々には楽しめるであろう動画を紹介して、今回は締めます(笑)
動画で解説しているムーンクラフト所属の渡邊信太郎さんは、GT300のGR86や過去には紫電なども担当していたチーフエンジニアで、特に空力設計に関してはプロ中のプロの方です。
少し古い動画ですが、自分がフロントアンダーパネルを優先した理由も述べられてます
GT300空力解説
Posted at 2025/10/10 15:28:31 | |
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