
先日友人からパソコンをいただいた。
「しばらくすると電源が突然落ちるんだ、ジャンクで部品取りにでもしてよー」
とのこと。
「モニタもついてるよ」
なんて言われて部品取りにしようと思っていたのですが、
いただきに行って出てきたのはSONYの
VAIO PCV-W120とか言うやつ。
2003年製だ。MDも使える優れもの。
もちろん2010年の現代で使うには少々スペックが弱すぎる。
我が家にウェルカムしてから、まずドライバーで開ける。
埃が舞い散る。
原因は成熟されたホコリによるオーバーヒート。(だろうとすぐに推測)
とりあえず掃除機でありとあらゆる箇所の掃除を始める。
結果オーライ普通に動きます。
がyoutubeも見れないようなスペックのPCはサブにするにも厳しすぎる!
とりあえず快適に動くように改造とまではいきませんが部品交換でもしますか。
①メモリ交換
メルコのHPでは標準メモリ256MB最大メモリ1.0GBとなっていますが、1GBメモリが単体で動くのに2スロットもあって最大1GBなわけなかろう。SiS650チップセットやし!
とアイオーデータの1GBメモリを2枚購入(DR400-1G/EC (DDR PC3200))。
動作確認ではあっさりと2GBと表示。
難なく2GBに増設完了。
当時は1GBメモリなんぞ手軽に手に入るものではなかったのか、動作確認がされていなかっただけで実際は増設できるケースが多々あるようですね。
②CPU交換
標準はSocket478のintel Celeron 1800MHz(northwood)。yutubeやFlashも快適に動きません。
Celeronといえば300MHzとか400MHzとかの時代のおもちゃでしたが、今では立派になってしまったのですね・・・
これを交換するのですが、困ったのが発熱量。
この程度のCPUを冷やすくらいのVAIO純正CPUクーラーでどれほどのCPUが冷やせるのか!?
できればCPUクーラー交換まではしたくない!交換しても見た目を気にしてボディーを削りたくない!
と、とりあえず調べているうちにわかってきたのがPentium4の2800MHz(northwood/fsb400)までは動く模様。
発熱とパフォーマンスも兼ね備えてクーラーファンも高速回転せずに静かに使える・・・
と選んだのはPentium4の2400MHz(B0ステップ)。
youtube程度の普段使用ならVAIO純正ファンでも低速ファン範囲内の60℃までで安定している様子。
相当な負荷をかけても高速ファンに切り替わり61度以上はいきませんでした。
かなり快適です。
③HDD交換
とにかくうるさいHDD。標準はSamsung製の60GB ATA100。これの回転がうるさい。
轟音を立てて回っているので交換。
サブPCなので容量は別に気にしません。
家に何か転がっていないか探していると、80GBのSeagate製HDD(U6 ST380020A)を発見。
これがまた静かでいい。
HDD引っ越しに使ったソフトウェアは
「EASEUS Todo Backup」と「EASEUS partition master」
Todo Backupはリカバリ領域も交換HDDに移してくれる優秀なソフトですが、
USBでHDDをつないでいるとエラーが起きてしまう。
別のPCで行うか、マスターとスレーブ接続できるケーブルを持ってきてIDEのHDDを2個つけて引っ越し作業をするかしかない。
partition masterで増えた20GB分の割り振りをする。ドライブ名を一つ増やしてもよかったのだが、あっちこっち移動するのが面倒なので、まとめてしまうことにする。
ようやく快適マシンになったわけですが、電源ファンがうるさいなぁ・・とか言い出すときりがないので、このまま使用することにする。
Posted at 2010/10/09 19:25:39 | |
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