
代車で2015年式のプジョー308 GTlineという車を借りています。
これまで輸入車は本当に数えるほどしか運転したことがなく、また以前はそもそも運転すること自体にあまり興味がなかったので、どこがどう違うのかみたいなことを感じながら乗ることはなかったんですね。
こちらはハッチバックながら、アルミペダルだし、シートもレザーとアルカンターラ調だったり、スピードメーターが250km/hまであったり、結構スポーティーな車なんだろうなと想像がつきます。エンジンは1.2リッター3気筒の直噴ターボ、ガソリンはハイオクです。
カーゴルームは使ってないですが、Cセグなので狭いです。乗ってすぐ、後方視界がフォレスターに「荷物を満杯までは積まなかった」ときくらいの狭小さで、とても驚きました。前後にたくさんセンサーが付いていて、駐車のときなどは安心でした。16年か17年モデルの取説を見たらすでに俯瞰ビューが採用されてて、この辺は結構早くから採り入れて進んでたんだなと感心。高速は走ってないので、ドライブアシストは試していません。
シフトもスポーティーで、一度右に倒してからチェンジするタイプ。ボタンやスイッチ類極少なのに、CDスロットが主張してるのが時代ですね。オーディオはDENONのものがついていて、ツイーターがダッシュボード上でなく、ドアに付いていて新鮮でした。音もふくよかでよかったです。なぜかキックだけになったときにリアの方から聞こえてきて不思議でした。後ろにウーハーがあるんだろうか?
BT接続のやり方がわからずビルトインの取説(英語)を見ながらなんとかできました。グライコのプリセットにTechnoが含まれているのがすごい。さすが欧州車。プジョーは今でもこうなんでしょうか。気になります。この車、たぶんいろんな機能をモニター上に集約させはじめたハシリの時期に出たのかもしれませんが、エアコン操作が全部ナビ上でタッチパネル操作でした。しかも反応がかなり鈍い…。スバル車はいまだにこういう操作方法をドヤ顔で出してきてるわけなので、あぁ時代遅れなんだなぁと思ってしまいました。
ウインカーとワイパーを間違えるのはしばらく走ってようやくやらなくなりましたが、全体に不親切だなぁと感じてしまいます。たしかに少し加速したり曲がったりするときに、お、いいかも?と思う瞬間もあるものの、ブレーキの遊びが大きすぎてかなり注意してもカックンしてしまったり、電子ブレーキの動作やギアの切り替わり、少し路面が荒れるとやけにロードノイズ拾うことなんかも違和感がでかかったです。
同じ年式の中古車価格を見ると、乗り出し100万とかで買えてしまうので、故障や修理代に躊躇ない(むしろ楽しめる)ようなひとはいいのかな。個性的だし、いろんなところに美学みたいな、こだわりを感じるのは確かです。
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試乗 | クルマ
Posted at
2025/06/06 01:00:14