突然ですが皆さんはTS-WX130DAの音質に満足していますか。私は満足していませんでした。つい昨日までは。どう不満だったかというと、そもそもつながりがどうとか言う以前に、音質が変だったのです。言葉で言い表しにくいですが、正直に言うと不良品ではないかと思うくらい、妙にボンボン鳴ったりやたらと共鳴するような違和感のある響きだったりしました。なので、クロスオーバーを40Hzくらいまで下げて、サブウーファーの音がほとんど聞こえない領域だけ鳴らしていて、効果があまり感じられない状態でした。
対策として、フロント2wayのネットワークモードで4chを使っており、リアドアスピーカーを使っていなかったので、これを外付けアンプでサブウーファーにしたらTS-WX130DAよりは自然に鳴ってくれるかもと思い、GM-D1400シリーズの購入を検討していたところでした。
一方、この夏からホームオーディオでLinuxPCにDAC3台を接続した3wayステレオの実験をしているのですが、音の接続経路を自由にいじれるHelvumというアプリで6chの経路を設定する際、間違えて経路が二重になったりすると実に違和感のある音が鳴ります。これは、各経路で処理内容が同じではないためDACに音声データが届くタイミングがわずかにずれることから発生していると思われ、単独の経路にするとキレイに鳴ります。
そうした経験をしてからフィットに乗り、サブウーファーの設定をいじっていたのですが、そのときふと、タイムアライメント設定って、単純に距離で合わせていいのかな?と思ったのでした。よく考えると、ヘッドユニット直結のスピーカーと外付けのサブウーファーでは、音の立ち上がりが同じはずはないのです。TS-WX130DAのようなデジタル処理してから音が出るタイプは特に顕著ではないかと思われます。また、サブウーファーではほんのわずか音の立ち上がりが遅いという話も新たな知識として仕入れていました(Youtube「創造の館」から)。
そこで、サブウーファーのタイムアライメントを思い切って大きく(音が出るタイミングを早く)してみました。当初は実測距離125cmでしたが、+100㎝から始めて、だんだん大きくしていったところ、最大値の490(DMH-SZ700の最大値)が一番良かったのです。さらに差を大きくしようと、最短距離のミッドRをゼロ㎝とし、その他は相対距離に変更しました(画像参照)。すると、ベースのアタックがフロントスピーカーとほぼ完全に一致したように感じ、それまでの違和感が見事に消え、エレキベースではほぼ満足、ウッドベースやオーケストラでもまずまずの音質になりました。
490 cmという値が、サブウーファーそのものの遅延によるものなのか、LPFやDSP処理、車室内の音響特性、フロントスピーカーとの位相関係などを含めた結果なのかは分かりません。しかし、実際に聴感上は明らかに改善し、80 Hzでクロスしてもさほど違和感なく自然なつながりになりました。
なぜもっと早く気づけなかったのかとも思いますが、これでしばらくは低音モリモリの音が楽しめそうです。同じ悩みを持っている人はぜひ試してみてください。

写真の説明:タイムアライメント設定画面。最短のミッドRを0 cmとして、各スピーカーを相対距離で設定。サブウーファーは実測距離とは大きく異なる490 cm(設定可能な最大値)とした。
スピーカー設定データ(2026/9/13)
スピーカー出力レベル
ハイ左-11dB 右-9dB
ミッド左 0dB 右2dB
サブウーファー 0dB
タイムアライメント
ハイ左29.4cm 右5.6cm
ミッド左30.8cm 右0cm
サブウーファー490cm
カットオフ
ハイ ハイパス 2.5kHz -24dB/oct
ミッド ローパス 1.25kHz -6dB/oct
ミッド ハイパス 63Hz -24dB/oct
サブウーファー ローパス 63Hz -36dB/oct
位相は全て正
イコライザー
Flat
TS-WX130DA
レベル 真ん中
ローパス 125Hz
位相 逆
イコライザー ディープ
Posted at 2026/09/13 21:15:57 | |
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