オートライトの点灯パターンに、もう少しバリエーションを持たせようと考えています。
日没が近づくと建物の影、少し暗くなるとヘッドライトが点灯しますが、影を通りすぎると、またヘッドライトが消灯してしまいます。結構点いたり消えたりと忙しなく感じる時が有ります。
日没近くになると、もう周囲が明るくなる事は無いので、オートライトで点灯したら消灯は制限する必要を感じて配線図を書き直しました。

今回は、先日に取り付けたサードシート右側からのロックアンロック&スライドドアオープンスイッチの照明をオートライトに連動させるように考えました。
オートライト点灯消灯のタイミングを決めるオペアンプにヒステリシスを設け、ボリュームで復帰タイミングを変調出来る回路としました。

HUDの下に可変抵抗を二つ。左は、照度調整用。右は、ヒステリシスを調整出来るようにします。
制御部分は、9Vの定電圧にして、照射LEDにはバッテリー電圧を掛けます。制御部のオペアンプは基準電圧を4.5Vにし、入力電圧4.5V以下はON。4.5V以上でOFFにします。この入力電圧は、可変抵抗と日射センサーとの分圧で決まります。周囲が暗くなるとCDSの抵抗値が上昇し、入力電圧も上昇します。4.5V付近まで来るとオペアンプ出力がOFFし、照射LEDが消灯することで純正オートライトが暗さを認識しヘッドライトが点灯します。この4.5V付近は、少し周囲の明るさが変化するだけで4.5Vが上昇と下降を繰り返すのです。結果ヘッドライトが点いたり消えたりしてしまいます。ここにヒステリシスを設ける事で、4.5Vを超えてヘッドライトが点灯した場合、少し4.5Vを割り込む周囲の明るさの変化に対応してヘッドライトが消えないようにします。
ボリュームで調整すれば、復帰電圧を3Vにしたり2.5Vにしたりヒステリシスの幅を1.5Vや2Vと自由に作り出す事が出来ます。

ブレーキインジケータの回路も、同居させます。

トラップ用照射LEDも作り直します。いつものファブリーズを使いますが、液量が見える透明部分を活用して、CDSを内蔵させようと思います。単にスマートに感じるからです。

純正の日射センサーにLEDを照射してヘッドライト点灯タイミングをコントロールするためのLEDです。このLEDの上部にCDSを設置します。

これが、CDSです。日射センサーの事です。
ジグザグの部分に光が当たると抵抗値を下げます。逆に暗くなると抵抗値が上がります。
電源から可変抵抗、CDS、アースの順に直列に接続します。可変抵抗とCDSの間から信号をオペアンプの入力に入れます。CDSが抵抗値を上げれば入力電位も上がります。どの明るさで入力電位を上げたり下げたりしたい時は、可変抵抗のボリュームで調整します。
今回で3個目のトラップオートライトです。構想段階なので、テスト基盤に並べて思い通りに作動するか確認して、制作作業に移します。
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2024/10/21 00:10:54