
以前、
https://minkara.carview.co.jp/userid/3540691/blog/48386762/にて
メガーヌを購入したときの経緯を書いたが、候補車の一つであったLEXUS ISを断念したのは「今年分の生産はおわりました」というディーラーのアナウンスがあったからである。
その時は、
「半導体の不足等、色々あるんだろうなあ。クルマ屋さんも大変だな…」
と、ぼんやりと考えていたが、友人にその話をしたら
「日本向けの生産は終わったってことだよ。アメリカ等、海外向けの生産は積極的にやっているはずだ。いまは円安だし、輸出すればするほど儲かるからな」
といわれてハッとした。
確かに、半導体の不足等が叫ばれて久しいが、トヨタは業績を落とさず、莫大な利益を維持し続けている。アメリカの方が儲かると思えば、そこにリソースを集中してもおかしくはない。友人の話の真偽は定かではないが、もし真実だとすれば、「日本よりも海外を優先している」という事実が重くのしかかる。もはや日本人は優先的な顧客ではないのだ。国際競争に打ち勝つためには、冷徹ともいえる経営判断を行っていかなければ他社に太刀打ちできない。思い切って「選択と集中」に徹するトヨタのしたたかさを実感させられた。
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Posted at
2025/06/04 00:09:52