
趣味でもプロでもなんでも特定の物事に必ずついて回るこの「センス」と言うのは
厄介で、例外なく自分にもついて回っている。
例えば写真を撮るセンス。上手い人のをみると確かに立体感や躍動感、さらには
その人が撮りたかった絵が見事に表現されていて、イイネ~となること請け合いなの
だが、自分にはそのセンスが無く〔泣く〕何を撮っても凡庸でブレブレで酷い。
そもそも何を撮りたいのかが最初から無いのでこれはセンス以前の問題かもしれない
長年やってきた音楽活動が一段落し、次のステップに自宅での録音を始めた。
バンドに必要な楽器はなんとかだいたい弾けるから大丈夫だと思ったが
録音機器の操作が覚えられない。ここはネットに頼りこうやって使います動画を
参考にしようとしたが、解説するワードに専門用語が多くまずそこで理解が出来ない
のでさあ困った状態なのだ。多分操作に関してのセンスがないと思う。
昔が良かった話ではないけど、自分のやりたい録音は最低限の楽器の録音に
ボーカルとコーラスとアレンジだけでそれ以上はいらない。だから使う部屋〔トラ
ク〕は12~18もあれば足りる。それをカセットレコーダー並みに簡単でわかりや
すく使える機材が最近は無い。そう、現代はDTMなのである。
だから今揃えようとしている機材は、ドレッドノート級アナログ機材で
ボタンとメーターの付いていて、一回録音始まったら失敗しちゃいけない、そうい
う機材を揃えようとしている。それでそういう機材の勉強〔そういうセンスはある
みたいw〕してたら、50年代60年代の音楽の録音がすごすぎた事に気付く。
今みたいにデジタルで幾つも録音を重ねる事が出来ないから、基本が一発録音。
テープ代高いから絶対ミスしないでねの注でレコーディングしていたのだ。
マイクは2本。これでピアノ、ベース、ホーン、ギター、コーラス、場合によって
はオーケストラを同時に録音してバランス〔現代は全部の楽器に各一つずつマイ
クがある〕を整えてた。 長くなったので続きます
Posted at 2023/07/06 02:58:42 | |
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