タイロッドエンドブーツ交換

右タイロッドエンドブーツのひび割れを発見。両方とも交換することにしました。

画像は左側タイロッドエンドブーツですが、まず下側から固定している１９ｍｍのナットを１ｃｍほど緩めておきます。

タイロッドエンドプーラーを用いてタイロッドエンドを抜きます（嵌りを解除する感じです）。この時「バキッ！」っという、びっくりするようなすごい音がします。

ナットを外して抜き取ります。ボルトの根元付近が少しずつ太くなっているため、嵌りこんで簡単に抜けないんですね。

徐々に減っていたのか、旧いグリースの付着は意外と少なく、パーツクリーナーで洗浄します。

新しいグリースをたっぷり入れ込んで組み付けます。ボルトの締め付けトルクは５０Nmです。
ただ、ブーツの上下に固定用のリングがあるんですが、どうしても嵌められず断念しました・・・。
ステアリング操作でグリースが漏れないかちょっと心配です。

実は先に交換した右側でも固定リングが付けられずに、そのまま乗ってました。
約３週間後の状態ですが、今のところ全く漏れらしき痕跡は無いようです。今後定期チェックが必要ですね！
★H24/2/19追記
交換後１年半経過しましたが、両側ともグリース漏れ、破れ等見られません。
★H27/7追記
同様に問題なしです。
★H28/3追記
新品へ交換しましたが、約4年間特に問題ありませんでした。

使用したパーツは大野ゴム工業DC-2103（１６０円/個）です。

以上、どいぐちさんの整備手帳を参考にさせていただきました<(_ _)>

交換後、ステアリング操作が軽く、スムースになりました。段差を超えたときのキックバックも角が取れた感じへ変わりました。
効果がわかりやすいイジリであることは確かです♪