
補修パーツの2ピースアぺでエンジンを組んでも、部品の精度は素晴らしい物がありますので、慣らし後の圧縮や街乗りでの違いを体感出来ることはありません。
しかしながらコストダウンです、全く違いが無いわけではありません。
対応馬力が変わって来ます。
全開周回路走行を前提とした場合、ノーマルタービンのブーストアップ程度の330馬力が上限になります。
これは2ピースの方が放熱性が低いために、熱変形、所謂シールのそりが発生します。
圧縮が抜けパワーダウンして、温間再始動が困難になります。
3ピースなら大丈夫と言う訳では無く、パワー系のチューンをされている方は同じくサーキットでは悩みの種になっています。
ただ差があるだけなのですが。
2ピースを加工して3ピースとしての商品も幾つかありますが、ナイトスポーツさんだけは肉抜きによる放熱性アップにとどめています。
どんなに加工精度が上がっても、最低0.1mmを超える程度の切断しろがあります。
これを気にするかどうかは人それぞれですが、木材をのこで切る時ものこの厚みまで考えてやる必要がありますよね。
エンジンを組む時の精度を考えると、僕なら純正2ピースで妥協しますが。
ストリートでは全く問題はありませんよ。
Posted at 2024/09/10 21:31:50 | |
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