
所謂ブースト計って、連成計と呼ばれ負圧領域から表示しますので、馴染み深いと思います。
13Bのアイドリング時インマニ負圧の正常値は、500mmHg以上と整備書に記載されています。
ちゃんとした負圧計は無いという方でも、整備工場に行けば繋いでもらえると思います。
元々キャブレーター車はこれが無いとお話にならないので、名残で負圧計を持っていないと認証工場になれません。
つまり、認証・指定工場の自動車整備士なら、負圧計で故障診断する技術を持っています。
僕もディーラー時代はFDでしょっちゅう使いました。
簡単に点検出来る所では、アクセルケーブルの突っ張りとか、スロットルボディー本体です。
中を綺麗にする時に強くこすってモリブデンコートを落としていないか?とかです。
皆さん大好きな圧縮圧力も低下すると負圧も減ります。
これはコンプレッションを測らないとわかりませんね。
後回しにされやすいのが吸気系統のエア吸いです。
特にFD3Sはシーケンシャルターボの制御に正圧・負圧を利用していますから、定期的にみるべき所です。
バキュームホースの亀裂程度なら、回転が跳ね上がることなく負圧が変化します。
いきなりばらさなくても予想を立てて行く事が出来ますので、FD3Sには必需品と言っても過言ではありません。
整備書には記載が無いのですが、僕の経験談として2次エア系統の不具合もわかります。
FC3S後期を新車で購入した時、僕はまだ3級整備士を取る前でしたので、整備士と言うか、整備工と言うか、むしろロータリー好きの素人同然でしたw
雑誌にね、書いてあるんですわ。
オルタネータープーリーをダブルにしてエアポンプを止めるととかw
人間の心理突いてきますよねw?
これ考えたチューナー出てこいやw、お仕置きだよw
で。 付けましたw
直後アイドリングが落ちたので、理由もわからずにエンジン調整しました。
HKSのブースト計を取り付けてから450mmHgしかないのがわかりましたが、結局そのまま乗っていました。
2次エアが100%カットされて50mmHg落ちると言う事ですね。
beeのACVの様に、チェックバルブから排気ガスが逆流していると、その程度により変化するのです。
燃費なんかにも影響があるアイドル負圧です。
放って置かずに気になったらディーラーで見てもらって下さい。
必ず見てくれます。
多分www
論より証拠。
僕は450mmHgmまで低下した負圧を、正常値まで復活させています。
Posted at 2024/10/06 12:10:01 | |
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