
ガソリンエンジンの熱効率、燃焼熱を動力に変換出来る割合は30%と言われています。
時代は流れても大幅な向上は見られません。
しかし昨今の自動車は突然燃費が良くなって来ています。
そのからくりが以前書いたEGR機構の積極採用です。
吸気に排気ガス(不活性ガス)を大量に吸い込み、実排気量を小さくしています。
これらは通常のエンジンよりもカーボンスラッジが大量に堆積します。
ところが良かれと思いPEA系洗浄剤を添加すると、中途半端にカーボンに作用して逆に内部に固まって落ちなくなってしまいます。
良い例がクリーンディーゼルですね。
圧縮比の低いマツダだけと思ったら大間違いです。
ボルボクリーンディーゼルのスターターを交換した時に、EGRパイプが邪魔でしたので外したんですが、酷いもんでした。
この話を別の整備士にしたところ、ワコーズのデリバリーの人も壊れるから使わないでと言っていたそうです。
しかしユーザーには口が裂けても言いませんし、ウェブサイトにも書いていません。
そりゃそうでしょ。 言ったら売れない。
まあ使えて2000年代のクルマまでだと思います。
僕には皆さんがどうするかの強制力はありません。
少しだけ理論的に考えてみて下さい。
Posted at 2024/11/11 18:42:30 | |
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