
4500rpmを中心にギリギリまで薄くなります。
FD3Sは30年前のクルマです。
当時の吸気温度センサーに鍵があります。
5型から特に吸気レイアウトが変更され、冷たい空気を吸えます。
急加速した場合吸気温度は一気に下がって行きますが、温度センサーは直ぐに冷えません。
熱い時の燃料、足りない燃料しか噴射しないので薄くなっています。
265PSと280PSでは補正マップの領域が違います。
前者の場合、フルノーマルでサーキットを走ってブローした例もあります。
良く昔からロータリーは耐久性が無いと言われますが、その殆どが制御に依存します。
メーカーは何故データを書くときにそこが補正出来なかったのか?
これは吸気温度センサーの応答遅れに起因するものなので、データでは一律補正出来なかったのです。
昨今技術の進歩で高速応答のセンサーが出ています。
これを取り付けるのを躊躇する方は、ノーマルのデータのままで良いのか?と言う疑問が浮かぶからです。
むしろ今まであった制御遅れが無くなるので、危険な薄い領域を回避出来ると言うメリットしかありません。
ただノーマルECUでマフラー交換が危険と言う、Dジェトロの特徴は回避する事は出来ませんので、ご注意ください。
Posted at 2024/09/27 18:58:48 | |
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