
S07A型エンジンとは
S07A型は、2011年に登場したホンダの軽自動車向け658cc・直列3気筒DOHCガソリンエンジンです。初代Nシリーズ用として新開発され、従来のE型・P型エンジンから大きく進化しました。
クランクやピストンを徹底的に軽量化し、ロングストロークなのに7,000rpm超まで回るエンジンに仕上げました。「実用回転域の燃焼効率」にものすごくコストをかけています。
昔のホンダなら高回転パワーを追いがちでしたが、S07Aは1500〜4000rpmをいかに気持ちよく使わせるかを最優先に開発されました。その結果、N-BOXのような背の高い軽でも自然に走り、実燃費も良いエンジンに仕上がりました。
主な特徴
* 排気量:658cc
* 直列3気筒・DOHC・12バルブ
* アルミブロック
* 吸気側VTC(可変バルブタイミング)採用
* ロングストローク設計(64.0×68.2mm)
* タイミングチェーン採用
出力
自然吸気(NA)
* 58PS(43kW)/7,300rpm
* 65N・m/3,500rpm
ターボ
* 64PS(47kW)/6,000rpm
* 104N・m/2,600rpm
搭載車種
* N-BOX(初代)
* N-WGN(初代)
* N-ONE(初代)
* S660
* N-BOX SLASH など
S07A型は高回転型だった従来の軽エンジンから方向転換し、低中速トルクと燃費を重視した設計です。街乗りで扱いやすく、静粛性も高いことから、ホンダのNシリーズの人気を支えたエンジンとして知られています。S07A型のクランクシャフトは異常に高剛性で軽自動車としてはかなり贅沢な設計です。
特徴
* クランク剛性向上
* ジャーナル部最適化
* バランスウェイト大型化
* ピストンスカート特殊コーティング
* 低張力ピストンリング
* オフセットクランク
* ナトリウム封入排気バルブ
* ターボ専用ECU制御
* 冷却性能強化
Posted at 2026/07/04 23:18:18 | |
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