
ベストカーの3/10号の記事に「300万円台で買える日欧米おススメGT」という記事で、1位は文句無く86/BRZで、次点が何とアクセラスポーツXDと書かれていて、現代版の「羊の皮を被った狼」と評されています。
5000回転までの加速感はWRXSTIとイーブンとのことで、これは是非体感してみたいと思い、早速ネットで検索すると、マニュアル車は大阪に2台あり、吹田のお店が近かったので午前中に行ってみました。

外観上の違いは、極僅かでフロントグリルに赤いステッチが入っているのと、リアがピアノブラックに塗装されているのと、ホイルが高輝度塗装になっている程度である。
タイヤは、輸入車に多いダンロップ・SPスポーツマックスTTの215/45R18だった。
因みにガソリン車はトーヨーのようだ。

内装は、ハンドルとブレーキレバーとシートが赤ステッチ入りの専用になっており、シートはレザー&アルカンターラになってました。

メーター周りは、BRZ等と同じく中央が回転系でその中がスピードメーターでデジタル表示となっている。但しBRZのようにアナログのスピードメーターはないみたい。

シフトノブはアテンザのものと同じみたいであった。
シートポジション的には、アテンザより自然にシフトが出来る感じで、シフトフィールとしては流石にBRZと比べてしまうと緩い感じであったが、個気味よくシフトチェンジ出来、強いて言えばストロークは長めなので、2速に入れる際にひじが45度ぐらいに曲がってしまう。
早速エンジンを掛けてみると、防音や振動対策がしっかりしているので、ほとんど言われなければディーゼルだとは気づかないレベルであった。
クラッチを踏み込みローギアに入れてスタートしてみると、クラッチの繋がりが手前なので自分の車の調子で行くと半クラ状態にならず、さらに膝を曲げて手前に戻さないと発進しない状態であった。
アクセルペダルはオルガンタイプなので感覚が慣れないが、電スロのセッティングがアテンザより開度の幅が狭くしてあるので、アテンザほど踏み込まなくても反応が速かったです。
2000回転から42.8kg-mの最大トルクを発生するので、そこから踏んだ時の加速は強烈で、レッドが5000回転となっていたが、街中では3000回転以上回すことはほぼ不可能!。
但し2000回転以下になるとトルクが急に痩せた感じになり、3速のままでは加速が鈍いです。
ギアは6速となっているが、クロスレシオになってないので1~3速が特にパワーバンドが広くなっているので、4速がODのようなイメージで、市街地では5速、6速はを使い機会は非常に少ない。
車重が1430kgとガソリン車より120kg程重いが、足回りのセッティングの違いかそれ程フロントヘビーには感じなかった。
ハンドリングはフロントがガソリン車より90kg重いのが効いているのか、それともセッティングが違うのか判らないが、トルクステアも出ずガソリン車よりも確実にシャープな印象であった。
アイドリングストップは、MTなのでクラッチを踏んで停止すると即座にエンジンが止まり
軽くクラッチを戻すとエンジンが掛かる仕様となっている。またエンジン始動時のディーゼル特有の振動も非常に少ない。
アテンザの6MTと比較した場合、車重としては80kg程度軽いだけだが、非常に軽快な印象で走りを予感させる車となっていた。

非常に印象に残ったのは、ナビの見易さで最近の欧州車で多いオンダッシュタイプなので、目線を落とさずに地図を確認できるのが非常に良かった。
最後に、燃費もJC08が21.4kmでパワーもあり、ハンドリングもまあまあ良く、これで260万前後で込み込み300万以下であれば、非常に魅力がアップするのではないだろうか!
実際は298万と、ガソリンの20STLより50万アップする。
但し皮パワーシートやサンルーフと「Boseサウンド」が標準となっているが。。。
ナビは機能自体は標準となっているようだが、使うにはSDカード(¥35000)は別途購入する必要があるらしい。
300万以下のMTスポーツとなると、非常に選択肢が限られるが、
燃費と走りが両立するこの車は
家族持ちの方には充分選択肢になるのでは。
以上マツダ アクセラスポーツXD 6MTのインプレでした!!
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TRIAL CRUISE | クルマ
Posted at
2014/02/11 18:52:47