
今更ながら昨年夏に遠出した時の報告、まだ続きます。
能登半島地震の発生から7ヵ月あまり経った8月にCR-Zで北陸三県(富山県・石川県・福井県)を訪問しました。
前回の記事では旅の2日目で訪れた国道160号上の境目を報告しましたが、その境目のすぐ近くに、また別の訪れるべき境目がありました。能登半島には行きたいけれど一般道では時間がかかる…という場合に、富山県側からの移動に役立つ能越自動車道上の境目です。
海岸沿いの国道160号から急坂をのぼっていくと、能越自動車道下り線の能越県境パーキングエリアがあります。売店の横に駐車スペースがあり、そこに車をとめて徒歩でパーキングエリアに入らせてもらいました。高台から富山湾が見渡せる場所です。
下り線は富山県の小矢部砺波ジャンクション方面に向かう車線です。本線脇に富山県の標識(カントリーサイン)を発見。パーキングエリアの名称になっている通り、この敷地内に富山県と石川県の境目があるのです。
境目を示しているのは本線脇の標識だけではありません。敷地内に青い線で境目が示され、その先にはここが県境であることを示す石碑が。
歩いて地下道を通り、上り線側にも行ってみました。上り線のパーキングエリアでは、境目の青い線は優先車用の駐車スペースなどを斜めに横切っていました。
正確に境目の位置を表示しようという建造者の意図が感じられますね。その気持ちに応えるべく、境目好きならぜひ訪問して青い線をまたいで境目鑑賞したくなるパーキングエリアです。
本線脇にはもちろん石川県の標識も設置されていて、間近で鑑賞できます。
いや本当に、能越自動車道を利用するのなら、このパーキングエリアには是が非でも立ち寄って境目を満喫すべきではないでしょうか。
なおこの日はこの後さらに海沿いに北上し、七尾市内では「ぶりの里」のモニュメントを訪問。
そして穴水町など能登半島地震で被害が大きかった地域を通過し、能登町の九十九湾にある「イカの駅つくモール」のモニュメント、イカキングを訪れて鑑賞しました!
時間がなくて能登半島の先端まで行くことは出来ませんでしたが、美しい景色の多い場所ですので復興支援を兼ねて皆さんも能登を訪れてみてはいかがでしょうか。
このあと自分は夜になっても移動を続け、福井県福井市にて宿泊。また翌日も境目訪問に出かけるのでした。その報告はまた次回に。
Posted at 2025/05/06 23:21:22 | |
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境目 | 日記