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motoshiのブログ一覧

2025年07月14日 イイね!

友達の言葉で動いている私。

友達の言葉で動いている私。 私と同じように、あなたにも大切なユーノス友達がおられると思います。そう、あなたのユーノス人生は、その友達がいることでより味わい深いものになっていることに間違いはないと思います。

 ふとした仕事の合間や、お風呂に入っている時なんかに、そんな友達が話してくれた言葉を思い出すことがあります。そして、「あの人が言っていたことを今度やってみようかな」となるのです。そんなユーノス友達が話してくれる「ひとこと」で、私の心と身体はは動かされているのかもしれません。

 
 …2年前の中間ミーティングで、私の永遠の弟、マリナブルーのしんいち君が、「ユーノスってサイドミラーのちょっとした角度ですごく表情が変わってきますよね。」と素敵な話をしてくれました。それまでサイドミラーの角度を自分の納得した角度でおさめる、ということを全く意識していなかった僕に新しい視点をくださいました。
 ↓以下、サイドミラーに注目。


↑いつもの。


↑活発なイメージ。


↑絶対に煽ったりしない優しい雰囲気。

確かにユーノスロードスターのサイドミラーは、田中俊治氏が風洞実験から形状を作ったという、ユーノスロードスターがユーノスロードスターであるために構成される部品の一つ。後ろが確認できたら良いってもんじゃあないんですね。そんな重要なことに今更気付かせてくれたしんいち君、ありがとう。

 
 …次に、ミーティングでお会いする度に、お掃除についてご指南いただくカズ28さんから、「ここのボルトを綺麗にするだけでも全然変わるで。」と言われてたところ。

焼きついて取れない、という不吉な噂もあったので今まで手を付けられずにいたのですが、思い切って外すことに。

↑事前に556をスプレーしておいたせいか、僕でも外すことができました。


↑やったあと。全然違う。怖かったけどやって良かった。ありがとうカズ28さん。また教えてください。


 …そして、ロードスター界隈において、「おじさんキラー」の二つ名を持つJUN君にも最近色々教えてもらっています。先日のOASISミーティングで相談させてもらったウォッシャータンクを交換してみました。17年前に一度交換してたのですが、自分では綺麗だと思っていたのにタンクの底にヘドロが溜まっているのが確認できます。↓

↓こんなん出てきました(驚)!おえー。


NBエアコンに交換してるおかげでスイスイ外せました。↓

お掃除もして。↓

新旧比べるとやっぱり違うもんですね。↓

とってもきれいになりました! ↓

ロドキャンの時にJUN君にいただいた革の敷物を見る度に「ありがとう」と呟いております。



 私が今もロードスターへの心の火を消さずにいられるのは、今まで出会った全てのロードスター人(ビト)から聞かせてもらった言葉が油となって、不滅の法灯となっているからなのだと思っています。今まで出会ったみなさん、今まで私に言葉をくださったみなさん、本当にありがとうございます(死亡フラグのようになってしまった)。
 
 …あ、最後に。また今度、あのお兄様からもう一回、「49歳の伝説のソープ嬢」の話を聞かせてもらおうっと!
Posted at 2025/07/14 01:04:03 | トラックバック(0)
2025年06月29日 イイね!

銀色のユーノスロードスターに色々教えていただく。

銀色のユーノスロードスターに色々教えていただく。 先日のOASISミーティングで、Sr2のシルバーストーンメタリックのオーナー様に声をかけていただきました。残念にも純正フロアマットに興味をお持ちの、とても謙虚でいらっしゃる素敵な紳士様でした。
 そのオーナー様の悩み(というか不思議に思っておられること)があって、それはシルバーストーンメタリックなのに、エンジンルームやボンネット裏が「なんか白い」ということでした。オーナー様は「もしかして再塗装車なのかと思ったけどバルクヘッドにあるプレートの色番号も正確だし、どういうことなのでしょう。これがいわゆるシリーズ2のコストダウンと言われるものなのでしょうか…。」

 …と、それはそれは可愛らしく素晴らしい悩みを口にしてくださいました(おそらくシリーズ2のコストダウンの結果だと思われますが、そのお話はまた今度)。
 そう、こういう会話の成立こそがロードスターオーナー同士の奇跡の出会いであり、開発陣が望んだオーナー同士のコミニュケーションなのです!(と福田成徳さんが言っていた。)
 これは「俺が一番知ってるぞおじさん」と遭遇しても生まれないキラキラなのです!そしてこの瞬間、エクセレントグリーンマイカにしか興味の無かった私のユーノス心に、銀色のユーノスロードスターへの興味の火が着いたのです。

 銀色のユーノスロードスター。それは、「シルバーストーンメタリック」しか存在しません。しかも発売から8年間、ずっと販売し続けられたカラーです(これはクラシックレッドかシルバーストーンメタリックしかありませんよね)。
 そしてなんといっても、一度もVスペシャルや限定車にも採用されず、しかもSスペシャルにさえ採用されなかった、標準車中の標準車、The most ordinary of the ordinary、の「ザ・ノーマルユーノスロードスター」なのです!

(徳間書店 ユーノスロードスター名鑑より)

 よくユーノスロードスターオーナー間で、「歴代ユーノスの中でどのモデルが一番地味であるか」が話されることがありますが、「『Gリミ』じゃない?ジミだけに」とか、「G2リミでしょう、Gリミの2倍地味ってことで」とか、「Rリミのシャストホワイトでしょ」とか、思わずその会話に混ぜて欲しくなるような楽しい話がされる時がありますが、それぞれ限定車ってだけ、まだ華があります。
 それに比べてシルバーストーンメタリックはあくまでも標準車!最高に着飾って華を持たせても、「スペシャルパッケージ」という当時人気だったセットオプションが最高でした。
 
 ロードスターのことなら、ものすごく細かいところまで解説されていて、「痒いところに手が届く」と評判の、mizuhoさんの「NBロードスターアーカイブ」でも、「銀色のロードスター」というくくりがないぐらいですものね。

 そして何より、カタログ上での扱われ方が良い!
 みなさんもEUNOS ROADSTERのカタログは何冊もお持ちだと思いますが、あの何ページにも渡る立派なカタログの中で、シルバーストーンメタリックが登場するのは、最後の方のページのモデル紹介のほぼ1箇所しかないのです。
 カタログ内で展開される素敵なイメージ写真も、Bow!さんのイラストも、シルバーストーンメタリックのものは8年間のユーノスロードスターカタログ史の中に一回も出てきません。
…では代表的なものを見ていきましょう。

1989/9 のカタログ。黒のハードトップを装着していてカッコいい!↓


1991/8 のカタログ。銀色のハードトップに変わりました。↓


1992/10のカタログ。銀ハードトップのままですが、ちょっと小さくなっちゃった?でもShop optionsのページに、ディタッチャブルハードトップ(ブラック)(熱線リアデフォッガー付)の装着された写真があります(すぐにクラシックレッドに変わってしまいますが)。↓



1993/8のカタログ。
とうとうハードトップを脱いでオープンになり、ページ上段の主役ポジション獲得!おめでとう!↓


1995/1
ページが横長になり、残念ながら主役交代。↓


1995/10
なんと、アルミホイールからテッチンホイールに!まさに標準車の美しさ、慎ましさを表現してるかのよう。清貧!↓


(ちなみにカタログ内のイメージ写真にはシャストホワイトの写真は増えています。)↓


1997年のSRリミテッドのカタログの有名なロードスターズエヴォリューションのページ。↓

ノーマル車の枠は3つもあるのに全てクラシックレッド。この紙面の中にシルバーストーンメタリックのユーノスロードスターはありましぇん。(涙)


…いかがでしょうか?
 8年もの間、ずっとノーマル車、標準車としてカタログの巻末でのみ、その歴史を支えてきたシルバーストーンメタリックのユーノスロードスター。
 私がシルバーストーンメタリックのユーノスロードスターに共鳴してしまうのは、これはまさに、VRリミテッド・コンビネーションBと同じく、周りに華がありすぎてあえて取り上げられないという、「地味系」を超えた、「寂しい系」ロードスターだからなのかもしれません。

 しかし!ここで起死回生、一発逆転のシルバーストーンメタリック秘話(皆さんご存知だと思いますが)!
 なんと、プロトタイプ第1号車はシルバーストーンメタリックだったんですってね。なんかすごいじゃあないですか!

(徳間書店 ユーノスロードスター名鑑より)

 ユーノスロードスターのボディ色の決定にあたっては、「マツダ ユーノスロードスター 日本製ライトウェイトスポーツカーの開発物語」に詳しいですが、その中で田中俊治デザイン主査(当時)はイエローの代替案としてホワイトとシルバーを提案した、とおっしゃっています。そしてシルバーは、日本の販売店側からの強い要望で、アメリカと違い1989年9月1日の発売最初から販売されました(アメリカでシルバーストーンメタリックが販売されたのは1990年3月)。

 このように、実はシルバーストーンメタリックは一番最初から開発陣にも愛されて、日本の販売会社の人達をはじめ、バブル崩壊後の日本の多くの人に求められ期待されて誕生したモデルだったのです。なんと素晴らしい!
 …ちょっと地味な存在だけど絶対に必要な存在で、なんかみんなに愛されている。そんなシルバーストーンメタリックのキャラクターは、そのオーナー様達の雰囲気にも繋がるようですね。

…昨年の中間ミーティングでズラッと並んだ美しいユーノスロードスターを眺めながら、ニト朗さんと語り合っていた時、私が、「うちの仲間にシルバーのロードスターはいませんけど、シルバーのロードスターを美しく維持するのって難しそうですね。」と言うと、ニト朗さんは、「シルバーは特に『黒い』パーツがどれだけキリッと黒いかで随分変わるよね。黒いとこだよね。」とおっしゃって、「なるほど。美とはそういうところなのですね。」という、思い出すだけでもとろけてしまいそうな美しいユーノス会話をすることが出来ました。

…そして想像します。黒いパーツが黙ってても美しく引き立つシュチュエーション、それは雨の日。
 「雨に濡れて佇むシルバーストーンメタリックのユーノスロードスター。」
 想像しただけで素敵です。
 雨の情景がこんなに似合うユーノスロードスターはシルバーストーンメタリックのユーノスロードスターしかないのではないでしょうか…。
(写真に撮りたい!)

 と、いうわけで、シルバーストーンメタリックのオーナーでもない私が熱くなって銀色ユーノスロードスターのことを書いてしまいました。シルバーストーンメタリックのオーナー様にとっては、気分を悪くされるような表現、内容もあったかもしれませんが、同じくユーノスロードスター愛を持つ者の思いが溢れたものとして、どうかご理解ご容赦ください。
 それでは長いブログに最後までお付き合いいただきありがとうございました。ごきげんよう。
Posted at 2025/06/29 00:25:00 | トラックバック(0)
2025年06月15日 イイね!

ユーノスロードスター「Rリミテッド」純正フロアマット考察。

ユーノスロードスター「Rリミテッド」純正フロアマット考察。 私がみんカラの、「ユーノスロードスター[NA]最新パーツレビュー」に、飽きもせずせっせと上げている、「ユーノスロードスター純正フロアマット」も、Sr1.5のモデルについてはあとRリミテッド用のみ、というところまできました(まだまだあるけど。次はSr2です)。
 実はこのRリミテッド用の純正フロアマットが、「謎多き」マットでございまして、実は私も自身の研究結果から、「このマットはRリミテッド用ですな。」と判断しているだけで、まだマツダさんや永大化工さんから確実な答えを得ているわけではありません。いずれはそれらメーカーの方々に確認しようと思っていますが、仮説を立てて、「あーでもないこーでもない」と考察することも趣味の醍醐味だと思っている、私の偏ったブログに本日もお付き合いください。

 
 ご存知の通り、Rリミテッドは1995年に1000台限定で発売されました。Sリミテッドに続く赤内装のユーノスロードスターということで、今でもミーティングで見かけると目を引きますね。ボディカラーはサテライトブルーマイカなのですが、なんと最終ロットの106台はディーラーからの要望でシャストホワイトのRリミテッドが作られたそうです。なんかすごくすごい!

 で、このRリミテッドに用意されたと思われるマットも、ボディカラー同様に実は2種類存在します。

それがこちらです。

↑タイプ1:前期納品分(仮)


↑タイプ2 : 後期納品分(仮)

 いずれもSr1.5の純正フロアマットから採用された「ズレ防止金具」を装着する用の穴が空いていますので、Sr1.5の最後の限定車であるRリミテッドのもので間違いないと思います(Sr2のR2リミテッドのマットは別にありますがその話はまた今度)。
 ちなみに以前紹介したSリミテッドのマットはこれです。

↑ズレ防止金具用の穴は空いておりません。

 フロアマットとモデルのマッチングを断定するにあたり、なぜこんな曖昧な言い方になってしまうかというと、実はSリミテッドのカタログにもRリミテッドのカタログにも、また当時の同時期のユーノスロードスターおよびショップオプションのカタログにも、この赤いマットのことは一切!記載がないのです!

 カタログの写真をよ〜くじっくり見てみてもマットの存在が分かりません。↓

裏面の「Rリミテッド専用装備」の一覧にも赤い純正フロアマットのことは書かれていません。↓


 フロアマットはメーカーオプションではなくショップ(ディーラー)オプションですので、おそらくこの特別な赤いフロアマットの案内はRリミテッド購入者にディーラーから口頭で直接提案されていたと思います。
 以前淡路島でのOASISミーティングで、Sリミテッドのワンオーナー様から購入時の、「なんかよく覚えてないけど、最初からこのマットだった。」という話を聞かせてもらったことがありました。それ以来ミーティングでSリミテッドやRリミテッドのオーナー様にお声掛けさせていただいているのですが、残念ながらワンオーナー様に出会うことが出来ていません。

 私がフロアマットのモデルを特定する参考資料の一つとしている、中古車検索サイトのグーネット様やカーセンサー様にある写真でも(純正フロアマットが装着されていること自体が珍しいのですが)、たまに「お!これは純正フロアマットが装着されている!」という車両があります。



(カーセンサー、グーネットより参照)

 また古いユーノスロードスター専門誌を細かく注視すると、純正フロアマットを装着している写真に出会うことがあります。↓

(1997年発行 徳間書店 ユーノスロードスター名鑑より)

 と、これらの写真から読み取りましても、確実にRリミテッドには2種類のマットが存在していたようです。
 そして仮説としては、前期納品分としているタイプ1(仮)のフロアマットが、NA6CEの「Sリミテッド」と同じタイプなので、Sリミテッド発売時に生産台数の1000台以上の赤いフロアマットが作られていて、その余剰分にズレ防止金具が装着されて、Rリミテッドの前半の納車分に当てられたものだと考えます。

 またタイプ2(仮)のマットを後期納品分と考えるのは、この車両の写真で、↓

(すみません、写真のオリジナルのサイトが分かりません)
 実はこれは数年前に奇跡的に販売されていた、前述したシャストホワイトのRリミテッド最終ロットの106台のうちの一つで、それがタイプ2(仮)の方のマットを装着していました。

 またこのタイプ2(仮)のマットはRX7のフロアマットとも共通なのですが、↓

このマットがアンフィニRX−7の3型用(赤内装の特別仕様車タイプRバサーストXのかも?)で、さらに色違いの黒いマットが4型(1996年1月発売)のマツダRX−7にも継続して用意されていたのでRリミテッドの年代と合います。

…以上の研究結果から、

⚪︎Sリミテッドのマットの余剰生産分にズレ防止金具が装着されたRリミテッド用赤フロアマット
⚪︎RX−7のフロアマットと同じ生地を使ったRリミテッド用赤フロアマット
 
この2種類のフロアマットがRリミテッド販売時において、おそらく前期、後期と在庫の状況に合わせて納品されていたという仮説を提案させていただきます。
 これをユーノスロードスター文化学純正フロアマット研究における、「Rリミテッド純正フロアマットmotoshi説」とさせてもらっても良いですか⁉︎

 ということで、真実を知るワンオーナー様や、当時を知る永大化工さん、マツダの中の人と話せることを夢見て、本ブログを締めさせていただきます。最後まで読んでくださってありがとうございました。それではまた。
Posted at 2025/06/16 00:12:17 | トラックバック(0)
2025年06月08日 イイね!

ユーノスゾンビ達の宴。

ユーノスゾンビ達の宴。(タイトル画像はユーノスに食べられるJun君)

 今から全くトンチンカンなブログを書きます。頭がカチンコチンのおじさまには気分が悪くなること必至なのでこの先は読み進められないことをお勧めいたします。と、ユーノスが言っている。


 …ひとり寂しくSNS辺境の地、みんカラの谷で「ユーノスユーノス」と言っているそこのあなた。時々自身のユーノスパワーが足りないって感じることはありませんか? 「1人で楽しんでいるから良いんだ」、と自分に言い聞かせていても、心の奥底でこのユーノス心を誰かと共有したいと心が叫んでいるんです!
 僕もSNS(ここ)で発信したりミーティングに行ったりオーナーズクラブに入ったりしてしまうのは、自分の心の叫びがそうさせているからなのです。

 人間がエネルギー源を他有機物から得るように、自分ではユーノスエネルギーを補えない時、ユーノスロードスターを愛する誰かと接触することでそのパワーを受け取ることができます(と思ってる)。    
 ちなみにこのユーノスパワーが常に満ち溢れている御人からは、ユーノス臭という香りが放たれていて、お気に入りのコロンとも残念な加齢臭とも違う芳しい香りを放っていることがあります。

 先日の週末にそんなユーノス臭が充満するガレージにお邪魔させていただきました。

 ↑ここにはEウィルスがバイオハザードしていて、「お前も家族だ〜!」とぐりぐりされます。ユーノスゾンビが沸いているのです!

 冗談はさておき真面目な話、そこには裏の裏の部品の裏まで美しくお掃除・磨かれたユーノスロードスターが住んでいて、

本当に特別な空間であると同時に、そのオーナーであるニッタさんからお掃除や苦労されたリアルなお話を聞けたりします。

(磨きすぎると指が曲がるらしい…!)

 そして僕にとって、こちらでの最高にお気に入りの特別な体験は、ユーノスの真横で眠ることができて、目覚めるとそこにユーノスがあるという素晴らしい体験ができることなのです。

(↑起きて瞬間目にするもの)

 夜遅くまでユーノス談義のできるこの場所には、約25年程前の2000年前半の、まだマツダもロードスター文化という言葉を使っていなかった時代に、ユーノスロードスター文化を作られていた中心人物が集まっておられます。
 そして彼らのその深い知識と経験・体験に基づいたユーノスロードスターのお話と、当時平井さんと同じ時間を過ごし、共に語り合われ受け継がれたユーノスロードスターにまつわる話を聞けるのです(お掃除の話も)。

 
 その中で今回、僕が心に残った言葉は、「ユーノスは人に憑く」と、「個体愛」という言葉です。
 今までよく、「自分色に染めていきます!」というオーナーが自分色に染めきってしまうと次の車に乗り換えられるのを見てきました。しかしここに集う方々のユーノスは多少のアップデートはあるものの、ほぼずっと同じ状態。あえて言うならどんどんお掃除で綺麗になっていくということでしょうか。
 
 そうやって長い年月を愛し愛されながら過ごされてきたユーノスロードスターとオーナーの関係性がその個体から垣間見えることがあります。ユーノスロードスターとそのオーナーが「一つの存在」としてそこに有るのです。そのことこそがオーナーのユーノスロードスターに対する個体愛が反映された結果なのでしょう。


 僕は何十年と一台の個体と一緒に過ごされてきた方を尊敬しております。しかしそれとともに、この長い人生の中で家族・家庭環境の変化や、避けようのなかった事故、トラブル、予期せぬ故障に金銭の問題など、ユーノスロードスターを乗り続けるため所有し続けるための様々な困難や状況に合わせて、一度は降りたり泣いたりした人もおられることでしょう。自身の趣味の為に周りを不幸にすることは出来ませんものね。
 しかし、「それでも!」とその困難な問題の数々をなんとか乗り越えてきて、今、ユーノスロードスターのオーナー様であるそこのあなたのその生き様こそが、尊敬に値すると思っています。
 そしてそんな素晴らしい、冷めることの無かった熱き思いがユーノスロードスターに伝わり、「オーナーが憑いている」状態のユーノスロードスターになるのでしょう。
 …そして残念にもそのようなオーナーに出会えなかった、「オーナーを知らない」ユーノスロードスターは、本当に悲しいものなのですね…。



 いかがでしょうか⁉︎
僕がみなさんに出会ってユーノスパワーが満タンになってるのを感じていただけましたか?しつこすぎましたか?すみません。
 先輩方、今回えらそうに「個体愛」や「憑く」ことを語ってしまいましたが、「motoshi君、それはちょっと違うよ」ということがありましたらまた教えてくださいね。それが楽しみで嬉しいのです。

 それでは毎度毎度ややこしいブログを最後まで読んでくださってありがとうございました。それではまた。ごきげんよう。
Posted at 2025/06/08 22:47:15 | トラックバック(0)
2025年05月30日 イイね!

濃赤の幽霊

濃赤の幽霊 先日のOASISで、友達と一緒にあの広い会場を全部周ったのですが、自分には自分以外のユーノスロードスターVRリミテッドコンビネーションB(以下VR–B)の姿を一台も確認することができませんでした。

エクセレントグリーンマイカに良く似たグリーンのボディに黒幌で世代バラバラの内装のユーノスはいたのですが、あれは深層6層まで落ちたVR–Bの「成れ果て」だったのでしょうか…(メイドインアビス)。しかし、VR–Aはといえば3台ほどおられて、さらにはVR–AにそっくりなNDの35周年記念車もたくさんいてとても華やかでした。

↑(写真は今年の軽井沢ミーティングにてJun君撮影写真をいただきました。ニト朗さんのVRーAの素晴らしいこと!)

 この現状には、昨年の7月に横浜のMAZDA R&Dで「ユーノスロードスターVRリミテッドコンビネーションB展」を大々的に開催し、世代を超えたロードスターオーナー様にVR−Bの素晴らしさを余すことなく伝えるという大偉業を果たした私としては非常に残念な思いでありました。

 昨年7月の展示会では、あまりの反響の大きさに(うそ)、「これでしばらくはロードスター界においてVRリミテッドといえばVR−Bということになったな!歴史を塗り替えたな!」と自己満足に浸っていたのですが、まだまだ現実は甘くないようです。 

 遡ること1996年1月に、VRリミテッドは、「走りのツインズ」として、華やかなローズカラー(カタログより)のアールヴァンレッドマイカのボディーカラーを纏い、デリケートだけど上品なトープカラーの内装を持つコンビネーションAと、深いグリーン(カタログより)のエクセレントグリーンマイカのボディーカラーに、シックにして精悍な黒い内装を持つコンビネーションBが発売されました。

Aが700台、Bが800台用意されたことからも、当時のMAZDAさんの商品企画のみなさんも「これは素晴らしい出来のBの方が売れるに決まっている。ウッシッシ。」と思われていたに違いありません。しかし現実はAの方が直ぐに売り切れて、逆にBは売れ残り、ディーラーも在庫を抱えて大幅値引きで販売するという悲惨で残酷な結果となってしまったのです。当時の主査である貴島さんも失敗であったと覚えておられたほどで、その後の各メディアの扱いもVRリミテッドが取り上げられる時はAがメインでBは記事の端に小さな写真がおまけのように載っていれば良い方で、全くその存在が無かったかのように扱われる雑誌もあったほどでした。
 
 幸運にもVRーAを手に入れられたオーナー様達はそれはそれは華やかなユーノス人生を歩まれてきたことだと思います。VRーAのオーナーズクラブであるアールヴァンレッズはその全国ミーティングのたびに多くのオーナーさんが全国から集まられ、華やかで誇らしげな笑顔で楽しげに語り合われています(想像)。
 それに対しVR−Bのオーナーズクラブであるヴェールノアールは全国ミーティングと言っても、集まっても片手で数えられる台数で、やさぐれた疲れた顔で「最近不景気ですなあ…。」と暗い話題を繰り返すのです(現実)。

 そんな大人気だったVRーAですからそのコンセプトは次代のNBにも引き継がれます。(ここからはロードスター学園NB高校の番長mizuhoさんの「NBロードスターアーカイブ」が世界一詳しいので是非にお読みください。)
…そしてそれが現在の35周年記念車に繋がるのです。

 このNDロードスター35周年記念車の何が良いって、この特別なフロアマットです。↓

(Jun君写真ありがとう)

 VR−Aでさえ、それ専用のフロアマットは用意されませんでした(シリーズ2の純正フロアマットはVスペシャル用の茶色マットから「Vスペシャル」の金属のオーナメントが外されて、刺繍で「Roadster」と施されたマットに変更されていたので、VR−Aのオーナーさんの多くはこのマットを使われていました)。しかし、今回のND35周年記念車には内装と同じ色のフロアマットが特別に用意されているようで、しかも、   「35Anniversary」の特別な金属プレート(オーナメント)が装着されています。やるな!マツダの中の人と永大化工さん!良い仕事されますね〜!こんな素敵なマットに土足で乗り込むことなんて出来ませんね!ビバ!土禁文化!

 きっと近い将来、この35周年記念車のオーナーズクラブが設立されて(もうあるかもしれない)、オーナーさん達が仲間と一緒に素晴らしいND人生を送られることになるのでしょうね。そしていつかVR–Aのアールバンレッズと合同ミーティングなんかされることになって、新鮮な出会いに恵まれて、更にはNDオーナーさん達から、「いやあ、VR–Aがあったから35周年記念車があるんですよ〜」なんてリスペクトされちゃって最高の楽しい時間を過ごされるんでしょうね!なんか妄想なのに羨ましい!!
 

…そんなユーノスロードスターVRリミテッドも、実は30周年を迎えます。VRリミテッドは発表が1995年12月で発売が1996年の1月でしたので、今年か来年かどっちが30周年なんじゃ?とこれまた微妙なところで。
 実は昨年マツダのレジェンドのお一人とやりとりしている中で、「30周年にAとBが並んで集まったら素晴らしいですね!」とメッセージをいただきました。本当にそんな素晴らしいことが実現できたら良いのにな!と思っている私です。…先輩方、是非に知恵をお貸し下さいませ。

…と、言うことでVRリミテッドのことになると無駄に熱くなってしまう私のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた。ごきげんよう。
Posted at 2025/05/30 00:24:26 | トラックバック(0)

プロフィール

「可愛すぎてたまらない。 http://cvw.jp/b/3577094/47231788/
何シテル?   09/20 23:27
motoshiです。みんカラ学園ユーノス学部ロードスター学科VRリミテッドコンビネーションB学専攻に復学いたしました(という設定)。今後ともどうぞよろしくお願い...
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2025/07/14 14:09:39
右目パカパカウインク再発。モーターASSY内のパワーリレー調達。 
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2023/10/01 20:30:59

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