
先日より平井さんのお言葉をユーノス先輩から聞く機会が多くあって、私のユーノス人生の始まりがもう数年早かったら、先輩方と同じ時間を過ごせて同じ感動を得られていたのではないかと思うと、そのご縁の無さに少し悔しい思いをして夜な夜なシーツを濡らしておるところであります。
先輩のユーノスロードスターには、平井さんのサインとともに「人馬一体」の直筆サインが書かれていることも多く、素直に「うらやましい!」と爪を噛みながら妬みの視線で見つめているのです。
私が唯一平井さんとお会いしたのは2012年の軽井沢ミーティングでした。

(わ、若い!)
当時私はまだフレッシュなユーノス初心者だったのですが、ミーティング当日は集めすぎた純正部品をフリーマーケットで売るべく愛車の前で準備をしていました。まずそこで「溺愛ロードスター」のHPでユーノスロードスター界を席巻されていたナガヤスさんから声をかけてもらいました。憧れの氏と朝一番からお話ができて浮かれていると、後ろから「綺麗にしとるのお」と平井さんから声をかけてもらったのです!お二人に挟まれて天国にいる様な気持ちだった、と言っても皆さんには理解していただけるのではないでしょうか。
平井さんには「これはVRリミテッドか」とか「どこかで会ったかのお?」とかお話していただいたことを覚えています。私はただ「ユーノスロードスターを生み出していただきありがとうございました」とペコペコしていただけだったように覚えています。そしてテンパったまま「サインをいただけますか?」と聞いたのですが、ここでユーノス人生最大の痛恨のミスを犯してしまいます。

サインしてもらう場所を間違えてしまったのです!私はどうしてそうしてしまったのか全く思い出せないのですが、自分のユーノスロードスターがすぐ横にあるのに、自分が被っていた帽子を差し出して、「これにサインしてください!」とやってしまったのです。どうして、どうしてあの時、トランクでもボンネットでも、ああ!もうどこでも良いから自分のユーノスにサインしてもらわなかったのだろう!
ナガヤスさん、どうしてこの時に「自分のユーノスにサインしてもらったら?」と言ってくれなかったんですか!!今更ですが恨みます!(笑)
…さて、平井さんと言いますと、ご自身でVスペシャルを購入されていたことはご周知のことですが、その足元を飾っていた純正フロアマットがVスペシャル用のマットではなく、フロアマットCであることをご存知の方は一部のユーノス猛者の方のみでしょう。

(資料:web car graphic より)
確かVスペシャルが発売時、人気がありすぎて平井さんが購入したくてもお客様優先で後回しになった、というエピソードがあったと思うのですが、その納車をお待ちの一年の間に純正フロアマット「フロアマットC」がラインナップに加わります。そして平井さんはこのフロアマットCをご自身のユーノスロードスターのマットとして選ばれるのです。このFORBO社製のサイザル風カーペットはユーノスロードスター純正フロアマットの中でも異質な存在で、何故すでに3種類もラインナップされていた商品群に追加販売されたのか、謎のマットです。
更にこのマットには専用の金属プレートが奢られていて、

そこには
「A SYNTHESIS OF CONTEMPORARY AUTOMOTIVE
ADVANCE AND TRADITIONAL SPORTSCAR」
と刻まれています。この文は以前mx-5ミアータさんにも訳してもらったことがありますが、再度Google翻訳先生に聞くと、
「現代の自動車の先進性と伝統的なスポーツカーの融合」
と訳されました。これには何故か私には平井さんの言葉に聞こえるのです。
そして平井さんがVスペシャル用フロアマットではなくフロアマットCを選ばれたのは納車を待っておられる間にご自身の本当にお好みのマットを用意されたのではないか、と考えるのは飛躍しすぎる、ってやつでしょうか。
今回は「平井さん、平井さん、」「ユーノス、ユーノス、」と書き過ぎました。このままではあの世から黄色いジャンパーのおじさんを召喚してしまいそうなのでこれぐらいにしておきましょう。

(今夜の夢に出てこないでね。ユーノスおじさん。)
私の独りよがり全開のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2024/10/20 23:44:43 |
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