
フロントストラットタワーバー、前後のフロアバー、トランクバー とティーダを購入してから、矢継ぎ早にボディ補強を中心に手を加えてきました。
今日は、その総括的な意味で、市街地や田舎道、高速道路までをも含む試乗をしてみたのですが、まあ、ここがベストバランスというか、英語的な表現として、Best Compromise ということなのだという結論付けをしようと思っています。
現段階での印象として、ボディのしっかりした感じが増したのと、ハンドルが重くなったのが顕著です。高速走行におけるハンドルセンターの落ち着きは、最初にタワーバーだけ入れた時とも違って、さらに安定感が増しています。
ティーダ特有の荒れた路面を上手くこなせない という課題に対し、ボディ剛性を上げたいというより、サスペンションの動きを良くしたい、という考えに寄り添って手を加えてきましたから、その点では、目的は達成出来たのですが、ハンドリングの変化は想定外の好結果でした。
トレードオフとして、低速時でもハンドルは相対的に重くなりましたが。
他、マイナス点があるとすれば、低周波の騒音が感じられることです。
ティーダの静粛な室内環境と、純正ナビの音質を活かすため、オーディオ絡みのデッドニングはする予定ですが、単なる騒音対策には、消極的です。デッドニングで部材が余れば、タイヤハウスやスペアタイヤスペースなど、リア側の防振をトライするかも知れません。
補強は、これで、終わりにしようかなと思っています。
これ以上、何かをしようとすると、左右の連結というより、前後の連結の問題になってきそうで、フロア全体という話になってくるからです。過激な走りを想定するものでも無いので、ここが着地点かなという印象です。
今日は、次の課題として、購入時についてなかったバックカメラの取付け作業に絡んで、リア側に潜り込んでリアバンパー側からティーダのフロアをしげしげと眺めていたのですが、車高を低くしている訳でもないのに、フロア位置が、かなり低いのだなと再認識しました。それに、かなりフラットですね。
リアの牽引フックが、スペアタイヤの凹み部分の右底に溶接されていることで、それなりの強度がある場所なのかなと面白く見てました。
画像は、バックカメラの配線を通す為に、助手席のフロアをめくった際に発見した、床下の発泡スチロールの部分です。ボディとの隙間に刺したドライバーとの相関関係で、7センチくらい厚みがあるように見えました。
口コミで、ティーダの車高をあと5センチ下げたらと嘆いている方がいましたが、ある意味、スペースの無駄遣いと言いますか、或いは、何等かの構想上の空間処理と言いますか、興味深い所です。
ティーダは、愛すべき車だと思うと同時に、面白い、不思議な車だとも思います。
皆さんは、リアのナンバープレートが、クリップ一つ外すと水平まで角度変化出来るのをご存じですか?リアバンパーを外すには、そうした機構が必要だった様ですが、ティーダには、ワルの一面もあるんですよ(笑)
Posted at 2023/10/29 21:22:55 | |
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