2023年11月14日
中古車限定とはいえ、車選びは楽しい時間で、最初はオープンな条件で、乗りたいなと思う車を色々と調べました。
13年から10年落ち程度、車両価格が40万円以下で走行距離は6万キロ程度で探しました。
デザイン的に一番気に入ったのは、VOLVO V50のR-DESIGN というグレードで、価格的にもギリギリ良かったんだけど、後席の居住性を考えると、残念ながら選択肢としては残りませんでした。
メルセデスのBシリーズも、後席が広そうでなかなか良さげでしたが、維持費や個体数の問題で 厳しい選択肢でした。
免許を取った娘に与えたファーストカーがDEデミオだった関係で、後席の居住性と乗り心地の面でマツダには選択肢が無く、スバルのインプレッサで1500のものも候補でしたが、車体が大きいのと10万キロを前にボクサーエンジンのメンテナンスコストがちょっぴり怖くて、手が出ませんでした。テールライトが角目になる前の型は、デザイン的には大好きな上、ボディ剛性とかを含めて、走りが良さそうなので、結構悩んだんですけどね。あれで、後席スライドシートやリクライニングあれば・・・
後席重視という点では、ウイングロードの1.5Lのタイプも、かなり有力候補でした。発病前の愛車が1.8Gだったからです。後席の居住性や荷室の使い勝手が非常に優れている上に排気量の余裕から来るパワーや6速パドルシフトの面白味もあって、中山間地でもかなり楽しめる車ではありましたし、エクステリアデザイン的にもティーダより好きでした。
しかし内装デザインの質感は、シートの作りも含めティーダの方が上で、荷室は仕事で必要事項でしたが、仕事が出来なくなったので、嫁さんが普段に乗るため、サイズを小さくしたいというリクエストもあって、断念しました。
もし、所有したことがなかったら、選択肢に最後まで残していたかもしれませんが、ティーダの試乗を重ねるうちに、マイルドな雰囲気のあるティーダに軍配があがりました。C25セレナよりも全然静かです。
仕事の車としてウイングロードの前がファンカーゴだったので、トヨタのラウムとかも、ちらっと見ました。ATなので燃費的に厳しかったです。
デザインでどうしても欲しい車もなく、コンパクトカーではマツダのベリーサという車がエクステリアでは好きですが、やはり居住性が残念なのと 少し年式が古いので、選択肢がありませんでした。
また、機能性と経済性を重視すると、どうしてもデザインだけで車を選ぶのも難しいですね。かつて、プリメーラのデザインが好きだったのですが、今はそのテイストの車はありませんね。さすがに。
ジャンルは違いますが、ダイハツのストーリアという車も、外観デザイン的には大好きでした。身長180センチ体重90キロの大柄なので、イメージ的にはミスマッチなんですけど、憧れましたね。
近隣の人がタンクやフィットに乗っているので、その選択肢は最初からありませんでした。(変な基準ですけど)
という訳で、やや年式はいっていますけど、オンリーワンな後席の居住空間と車格を超えそうな乗り味や内装の質感、妻にやさしいサイズ感で、ティーダを選択する結果になったのですが、こんなに満足するとは予想はしていませんでした。
個人的には乗り心地とハンドリングのベストな選択は、185/65の15インチ で 姿勢を作ってコーナーを回るというのもので、一般道で安全に楽しめる速度域での走りは、なかなか気持ちいい運転フィールです。
似たようなものかと思っていたブレーキタッチがウイングロードより格段に良いのが、また驚きでした。現在ミラカスタムに乗る娘から出戻ったデミオはスポーティなので一人で乗るには全く不足はないのですが、重量がアップするとまた違ったブレーキの利き方になるので、ティーダの方が安定感が上だと思います。
エンジンもプラグ交換でメンテナンス性にケチがつくコメントを見ますが、コンパクトでティーダのパッケージングに大きく寄与している上に、その特性が静かで経済的な走りにも活かされているので、個人的には満足度が非常に高いです。
パッケージングと経済性重視で探して選んだ車種で、試乗してみて、乗り味の質感や雰囲気が気に入って購入した訳ですが、弄りやすさや走行性能など色々とおまけがついてきた、そんな雰囲気のいい車です。
田舎住みなので、ティーダのステルス性も気に入っています。案外、走っていますからね。決して悪目立ちは絶対しません。
しかし、何はともあれ、良い個体に巡り合う という幸運が最大要素ですね。中古車って。
Posted at 2023/11/14 11:15:54 | |
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