2023年11月15日
最近、ティーダを走らせていて、おっと思える瞬間があるのですが、代表的な例として購入時と比較してエンジンが良く回るようになった印象があります。
運転者が車に慣れてきて、エンジンを回しやすい心理状況にあるのか、同じ踏み代に対して、アクセルのつきが良いのか、個人的印象に過ぎない現象ですが、元気よく回るな と感じることが多くなりました。
少なくともティーダに関しては、みんカラのレビューを全て読破した私としては、例えばブレーキング無しでの減速時に低速でCVTがひっかかる感じとか、加速時に、3000回転壁みたいな唐突なエンジン音の変化とか、様々な感想について、微細な個人的印象の記述にひとつひとつ同意的な客観性をもちつつも、次第に個人の印象が変化してきたというは大きな要素で、そういった車の挙動が気にならなくなったり、反対にちょっと驚いたりという二方向性的な反応が、私の中に生まれています。
幾つかの大きな相違点の代表的なものは、エンジンの繋がりが良くなったというか、リニアに低回転から上がってくる感じが顕著になった印象があります。加速時において、2000回転から3000回転くらいが、非常にきれいにつながるので80キロに達するところまでが素早くなった感じです。以前はそれが60キロくらいで一旦巡行モードになるイメージでストンと回転落ちしていた印象でした。
記録簿を全部エクセルで一覧にした結果、旧オーナーさんは、購入後3年間は年間1万キロペースで乗られていましたが、後半は年5000キロから3000キロ程度に落ち込み、距離を伸ばしていません。
利用頻度の問題か、利用距離の問題か、いずれにしても、後半はあまり走っていない状況だったのでしょう。
CVTのドライブフィールは、積極的な走行に対して、反応がやや遅れがちな上、伝達効率も今一つなので、主にパワーを出すところが、今ひとつ盛り上がってきませんが、リニアに速度を上げていくのは、割と得意なので、そのフィーリングが楽しめるドライバーには相性はいいでしょうね。
ハンドリングがかなり良くなった故、車が重いとかボディがよれるとかを感じることもなく、コーナリングは相当楽しくなっていて、特にブレーキタッチが慣れるとかなり安全性が高い懐の深い車の印象がアップしますね。カックンブレーキと揶揄する方もいるようですが。
出会いから、ドライビングの楽しさを探りながら乗っている状況ですが、乗り方の癖と、車の反応の変化、何かがシンクロする雰囲気が楽しめるのは、面白い事だと思いました。
かつて、ヤナセがアウディを売るのに、奥様やお嬢様の車というイメージをつけた結果・・・・ ということがありまして、V6積んでるB4とかラジエターオフセットした5気筒のB3とか、高速域でものすごく楽しい車でしたけど、FRじゃないと馬鹿にされることも多々ありまして、実際にぶん回している私としては、イメージとの乖離が大きかったです。
おっさんが乗っている以上、おっさん車という評価は正論ですけど、「違う、そうじゃない」という雰囲気も感じる今日この頃です。
Posted at 2023/11/15 18:31:53 | |
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