2023年11月29日
先週末、2軒隣に住む60歳代の御婦人が、お向かいのブロック塀に軽自動車で突進してしまう事故がありました。
ボン、ブシュー とした感じの連続音で、外に出て状況を確認するまでは、何が起きたのか、何の音だったのかは、わからなかったです。
まだ購入して2年にも満たない綺麗な軽自動車で、割と勢い良く、しかもブロック塀の角に斜めにぶつかったので、ボンネットのセンターを中心にくの字に大きくへこんでいまい、ラジエターも曲がって冷却水が漏れてしまいました。
運転者さんにケガはなく、最初にご主人に電話して、すぐに保険屋さんに連絡を取り始めていました。
被害にあった方の住宅に住むのは、70過ぎの女性で、地震かと思ったと飛び出してきたということで、漏れたラジエター液を、ガソリン漏れと勘違いして、発火したり爆発したりしないか心配だわと、話しかけてきました。
家の前の駐車スペースにバックで入ろうとして車を道路に斜めに止めて、下がろうとした時、ギアがRではなくDだったので、慌てて止めようとしたが、その瞬間にブレーキではなく、アクセルペダルを強く踏んだというのが、御本人による、事故原因の解説でした。
後ろに下がると予想したところ、前に進んだので、慌ててしまって、うっかり踏み間違えたとのことでした。
突っ込んだ先が、お向かいの玄関ではなくて、ブロック塀だったし、人通りは無い場所なので、けが人も無く、車の破損とブロック塀の破損で済んだわけですが、ほぼ、毎日のようにマスコミで耳にする踏み間違え事故の一例を、ご近所さんで目撃するというのは、良い意味でも悪い意味でも、身につまされる話ではありますね。
つまり、明日は わが身ということです。
いまのところ、そういったヒヤリハットは経験していないけど、色々と考えさせられる一件でありました。
ちなみに、軽自動車を押して、その方の駐車スペースに移動させてあげようとして、キーを回して電源オンからシフトをニュートラルに動かそうとしたところ、多少てんぱってしまっていたので、ブレーキペダルを踏んでなくて、最初はシフトが動かなくて、少々焦りました。
数回トライして、ようやく気付いてブレーキを踏みながらシフトを動かしたら簡単に押せましたが、一人の力で簡単に押せる軽さにも少々ビックリしました。
10年後か20年後には、確実にこの問題にぶつかると予想されますけど、どうしたものかな、と、今から頭が痛いです。
人間、年々、着実に 老化しますからね。
Posted at 2023/11/29 18:29:23 | |
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