
クルマを弄る人にとって、バネを変えるとか設定を変えるのは、当たり前レベルの話であるが、当方は、バネ類を触った事もない車弄りにおいてのバネ童貞ということでやってきた。(かろうじてバイクはリアをショックごと交換したことはある)
という訳で。。。。という訳でもないのだが、ひょんな事から発条デビューすることになった。
何故か知らねど、物置から出てきた建築金物の中に、画像のようなバネ付きのナットが大量に存在していたからだ。
そもそも大工でもないのに、何でこんなものを買ってしまっているのか、不思議でしょうがない。だが、ティーダのボディ補強をしているうちに、この部品を利用してみようということに思い至ったのである。サイズ的にはM12で19㎜のレンチで締めるタイプだ。
そもそも、この部品は東日本ハウスのオリジナル商品か何かで、2009年にグッドデザイン賞を受賞した住宅建築の耐震構造に絡んだアイデア商品だ。
西日本在住の当方がこんなものを大量に保有していることに、不思議な感覚を抱くのはさておき、昨日、病院の待合室で、2時間も放置されていた私は、この部品を利用してティーダのトランクバーを刷新する構想を練っていたのである。
無駄な時間に、これまた 無駄な事を考える、いつものパターンだ。
先日、フロントロワーブレースなる補強部品を付けてから、ティーダの乗り味が硬くなりすぎたことが気になって仕方がなかったのだが、何とか、柔らかさというかしなやかさを出したいとするならば、バネかゴムしか方法は無いだろうということで、この部品の利用イメージが閃いたのだ。
で、試しに一番硬さに貢献したのは、トランクバーだろうということで、左右方向にダンパー的な動きを加えてしなやかさを出してみようと、構想を練ったのであった。
早速、翌日の今日、試してみたら、なんかとってもいい感じになった。
試乗すると、かなり狙いに近い。車もしっかりロールするようになった。
バネってすげー ・・・ 年甲斐もなく興奮してしまった。
まさに 発条に発情した瞬間である。
それにしても、車弄りに建築金物を利用しすぎてます。
強度や耐久性は、家に利用されるだけあって、流石なレベルだし、量産品故のお値段はリーズナブルだったりするところが有難い。
全体像は、整備手帳に掲載するつもりです。
Posted at 2023/12/15 18:06:29 | |
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