
ティーダを購入した時は、ここまで補強にハマるとは予想してなかったのですが、ようやく、本日のクリスマスイブを持ちまして、あるポイントに到達致しました。
本日も朝から、幾つかのマイナーチェンジを行ったりして、ハードモードからソフトモードへ移行するアイデアは全て行った上で、ダメ押しの補強を追加しました。
それが冒頭の画像にあるような、「リアタワーバー的な何か」でございます。
シートベルトの付け根を利用して建築金具ブラケットがつくことが分かったので、そこにホームセンターL字アングル金具を渡しただけの簡素なものなのですが、割と強度がありそうで、無さそうな、良い感じのものになりまして、これにて、補強のすべてをやりきった雰囲気が出てきました。
当方のティーダにおいて、補強前と補強後では、どう違うのか。
一番の美点は、ハンドリングがタイトになることでしょうか。
一方、一番の欠点は 乗り心地が硬くなることです。
基本的に、リア側を補強すると、ハンドリングはタイトになりやすく、重く感じられるようになります。一方、フロント側を補強すると、ハンドリングは軽めになってきます。何もしないと、どの速度域でも軽いので、特に高速走行時の軽さは改善したいと思っていました。(ハンドリングに一番寄与するのは、フロントタワーバーです。)
乗り心地は、トンネル部分の補強、つまりフロアサポートだけで、ずいぶんと改善しますが、さらに、完成度を高めようとすると、乗り心地が犠牲になっていく一方みたいな感じでした。
そこで、マイルド路線に戻していくわけですが、重宝した素材は中古のゴムシートです。フロントロワーブレースも、トランクバーも、リアエンドバーもすべてゴムシートをカットして穴を開け、スペーサー的に利用することにしました。
それにより、各々の補強は、ガン!とした強さがなくなり、マイルドに硬くなるという方向で揃ってきました。補強箇所が増えたので、全体的なボディのしっかり感は、どんな走行シーンでも満遍なく味わえるようになってきていて、総じてカチッとした感じが出てきました。
当初はやる気はなかったのですが、最後に、リアタワーバーを追加した理由は、位置的に、シートバックを最後尾にしてフルに倒した位置で干渉しない上、取付位置が、内装の壁から3センチくらい出た場所なので、室内から簡単に外せる機構に出来ることが挙げられます。
普段の使い方において、見た目も含め、全く問題が無いということが判明したからです。唯一、後戻りできない点は、内装部品に穴を開けたことです。
ノートなどの市販品(リアストラットタワーバー)は、ショックのマウント部を利用しているので、この案は乗り気ではなかったです。一方シートベルトの付け根ボルト付近は強度もあって、位置的にも上にあり、トランク室内の邪魔にならない位置にあることなど、自分を納得させるだけの条件がそろっていました。
既に多数の補強部品がついていますので、効果的には、ハッキリと出たかわかりませんが、リアの強度が上がってロールの量やハンドリングには好影響だと認識しています。特に高速域ではいいです。
今回は高速道路テストもしましたが、今までで一番の完成度でした。
課題があるとすれば、乗り味の硬さが、長時間乗車の快適性に、どの程度影響が出るのか、という点と、雨や雪などのグリップが悪い時の挙動がどうか、という点が挙げられますが、現時点では確認出来ていませんが。
クルマを上げたり下げたり、内装品を外したり付けたり、まあ、忙しい時間を過ごしてきたわけですが、それなりに自己満足出来る結果になって、良かったな、とご満悦です。
暫くは、このセッティングで、ティーダを楽しみたいと思います。
Posted at 2023/12/24 20:03:02 | |
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ティーダ | 日記