2024年10月21日
ティーダを所有して1年経過したところで、ティーダの弱点について思うことをかいてみます。
① 空調の問題
室内が広い、さらにシートが大きい、そしてハッチバックなので荷室も空間と考えると室内の容量は割と大きなものがあります。結果、特に大きなものがついているわけでもないエアコンの能力がどうしても前席重点になってしまっています。後席のシートも大きいので、空間的な分断が起こることによって、室内が均一の温度に到達しにくいのだろうとみています。
ドライバーとしてだけで感じるレベルでは、殆ど問題にはなりませんが、後席と前席の空調管理は、割と大きなギャップがあるようです。
せめてシート下に後席用の吹き出し口とかがあれば違うのでしょうけど。
対策として、ダッシュボードの上に後席に送風を意識した吹き出し口がありますが、ちょっと上手く循環はしにくいように思います。そこで、サーキュレーターの役割をする電動ファンを設置しているユーザーさんもごくわずかですが、いらっしゃるみたいですね。
特にエアコンの能力が低いとかは感じません。ですが、均一感は保ちにくいですね。
どちらかというと 真夏や真冬より、春や秋など、中間の季節の方が、温度管理を均一にするのは難しいのかなとも感じました。
サーキュレーター設置は、ちょっと興味がある改造課題とはなっていますが、自分で運転することが増えた結果、後席の環境を意識しなくなってしまい、問題を放置しているのが現状です。
② シートレバーの位置
内側にあることで、操作に慣れが必要な上、アームレストがあるので、ちょっと手が入りにくいこともあって、確かに扱いづらいです。しかし、こちらは慣れてきました。妻も乗りますが、スライド位置だけの調整のみで、角度を変える頻度が少なくて、あまり問題ではなくなってきたのが、現状です。
これは慣れますね。欧州車のワイパーレバーの位置とかも似たような感じでしょうか。
調節の際は、アームレストはあらかじめ跳ね上げて操作するようにしています。
③ サイドミラーの位置と大きさ
ミラー位置が少し後ろすぎるということとサイズも小さいという評価が多くて、不評のようですが、個人的には、さほど問題とは思っていません。確かに大きい方が見やすいですけど、目視するのが大切ですから、補助的に利用するということにおいては、慣れてしまえば、全く気にならないというのが感想です。
日常使っているセレナや娘のデミオは大きいですが、だからといって、特に違いも感じないくらいです。駐車する際、頭から入れて出るときにバックというのが癖なのも気にならない理由かも知れません。
④ 計器に関すること
燃料計があまり正確ではなく、給油のタイミングが少し難しいところがあります。
入れてみるとあまり入らないことが多く、メーターが上に上がりにくいような状況の時もありますが、割と正確な時もあり、毎回違うくらいの感覚で接した方がいいように思います。これは何等かの癖かなと思っています。
時々エンジンを回すので、水温計がちょっと欲しかったりします。が、普通の人は必要ないですかね。心配ならきちんと点検しておけば良いだけですよね。
⑤ ヘッドライトの明るさ
普通のハロゲンタイプなので、あまり明るくありません。
最初は変えようかとかんがえたのですが、あまりにオリジナルのライトが綺麗なので、そのままにしていたんですが、利用状況的には田舎住みなので、ハイビームで解決出来る場面も多く、これも、今ではあまり問題と思わなくなりました。
通常、夜の運転が多い人は、変更するとかはアリだと思います。
フォグランプが標準装備だったので、その点は良かったです。
⑥ 荒れた路面での乗り心地悪化 と 高速時のハンドリングふらつき
この点は、不満に思う人とさほど気にしない人がいるみたいですが、私が最初に乗った時には、割と不満点だと感じました。その一方で、幾つかの補強パーツで問題解決出来るので、今となっては問題ではなく、走行性能そのものがアップしていて、寧ろクルマのポテンシャルとしてポジティブなものとなっています。
主にリア側の剛性が不足というのが私の見解です。
リアハッチは異様に軽いですしヒンジも貧弱に見えます。
もし、ティーダがこの問題を解決して世に出てきたなら、名車になったと思いますが、内装に振られたコストを考えた時、致し方無いとは思います。
補強すると乗り味は硬くなるので、そこは難しかったと思います。
綺麗な路面を普通に走る分には、とても乗り味はいいです。
気にならない人は純正でソフトな乗り心地を維持するのがおすすめですし、気になる人はちょっと固めてスポーティーな走行も楽しめるくらい弄るのがお勧めです。
⑦ カップホルダーの位置 (遠い)
これは、確かにそう思いました。ので、コンソールの下にトレーを置いてそこにカップホルダーをつけて利用しています。ちょうどアームレストの前の位置に一つ分のドリンクホルダーを設置出来ます。或いはエアコン吹き出し口付近につけるとか工夫が必要です。
まとめ
全体として、欠点が少ないクルマだと思います。
そのほかには、機関の信頼性などが問題になる点もあるのでしょうが、私の個体は至って順調に動いています。
追記
運転席のパワーウインドウが、ワンタッチで下がらないので、これは故障かも知れません。
Posted at 2024/10/21 09:38:07 | |
トラックバック(0) |
ティーダ | 日記