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やみあがりおっさんのブログ一覧

2023年12月12日 イイね!

ティーダの補強は どこを目指すか の考察

ティーダの補強は どこを目指すか の考察14年落ちのティーダが私の愛車になって、まだ2か月。
車弄りは、オーディオ限定のみの素人で、ホイールですら基本ドノーマルを乗るのがこれまでのスタイルだったのですが、ティーダの乗り味に関しては、ちょっと味付けを変えてみたくなりまして、ボディ補強をコツコツとやっております。

勿論、ベースとなる情報は、諸先輩のインプレや整備手帳記事などから来ています。だから、試行錯誤はあまりしていません。何なら納車前から、補強部品をポチってました。

ティーダに乗り始めてすぐに感じたのが、「残念」というものです。同車格のクルマとしては、ものすごく秀逸な部分が多々あるのに、幾つか「おやっ」と思える点があるからです。娘の「出戻りデミオ」と同時比較すると、わかりやすいのですが、乗り心地はティーダが圧倒しても、ボディ剛性はデミオの勝ちになるんですね。すごく静かな状態から ガタガタ ゆらゆら の症状が出るティーダと、いつもコンスタントに騒がしいデミオという表現が適切かも知れません。

何だろう、例えるなら、普段真面目で優等生が遅刻するのと、ヤンキーが遅刻するのとの印象のギャップでしょうかね。後者はノーダメですからね。

ティーダの問題点とした掲げた点は、以下の通りです。

① 荒れた路面を低速走行する際に感じる振動(ガタガタする感じ)を何とかしたい。
② 大入力(ギャップ)に対する思った以上に強く感じる衝撃を緩和したい。
③ 中低速走行時に感じるリア周辺のゆらゆら感を無くしたい。
④ 高速域のハンドリングセンターがあいまいなのをもう少しタイトにしたい。

というものです。

最初に考えた仮説は、リップルコントロールサスペンションが、仕事をする基本環境は、スポーツカーであった事から、ボディ剛性を上げた方が、良い仕事をするのではないかというものです。

このサスペンションについて予備知識が全くなかったのですが、ソフトかハードのセッティングが特徴で、中間が出しにくいということが検索上位の記事に書いてあったので、ああ、なるほどね、みたいな感想を持ちました。

で、とりあえず目指す方向性は、フロアを少し硬くするというものです。
フロントストラットタワーバーは、立体的な補強の部類になるかも知れませんが、ストラットサスペンションなので、お約束的に入れてみました。

ティーダの最大のセールスポイントは、静粛性(路面状況が良い場合)なので、硬くすると反面、うるさくなる可能性があります。
そして、乗り心地が悪くなる可能性もあります。

そのあたり、どこでバランスを取るのかを調整する必要があるわけです。

ストラット+トーションビームのFFは、B3やB4アウディで随分と親しんだ乗り味で、限界挙動も含めて、非常に運転しやすく、かつ好みの乗り味なので、ある程度そっちの方向を目指すというのも、頭の片隅にありました。

同じ日産でも前車ウイングロードは硬かったので、多少硬くなっても好みの乗り味が出てきて気にならなければOKで、一方、問題点が解決出来れば大丈夫というものです。

リア側の補強は、フロアサポートバー、トランクバー、そしてリアエンドバーの3点セットで、ほぼ、問題解決したと考えています。
これで①から④までの問題点は解決しています。

リアシートの下はまだ手付かずですが、リア側からの異音等は、まったく感じなくなりました。リア側は大満足の結果となっています。

しかし、新しい課題が出てきました。
それは、フロント側のフロア近辺から低音のこもり音がすることです。
そこで、次は、フロントブレース的な補強をしようと計画しています。
それと、フロント側フロアパネルのデッドニングでしょうか。

④とのトレードオフで、低速時のハンドリングが重くなったのと、接地感が低減している問題もありますが、まあ、仕方ないかなとも考えています。フロントタイヤの偏摩耗につながるかも知れません。

現段階で、9割がた満足の結果になっているかなと思います。

ちなみに、乗り心地を考えて一時期下げていたミシュランタイヤの空気圧は、また少し上げています。

もうすぐスタッドレスの季節なので、そうなると乗り心地がソフトになってしまうので、その前に、フロント側を仕上げていきたいと思います。
Posted at 2023/12/12 10:08:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ
2023年11月30日 イイね!

生きているうちは死んでいない

明日から12月ということで、今年も一年が終わろうとしています。
11月に入って、急激に体調が回復してきて、これは、もうティーダ様様の中古車セラピーということで、副業でやっていた仕事の方が少しばかり忙しくなってきたせいで、本当はオーディオ関係をもう少し煮詰めたいと考えていたところではあるが、ぐっと我慢して、働く時間帯に突入した今日この頃であります。

しかし、この一年を振り返るとなると、苦々しい事ばかりが浮かんできて、あまり気分が宜しくないのです。

1月に発病し、急激に死に近づいた2月初旬から、合計200日に及んだ入院生活というものは、苦痛以外の何物でもなかったわけですが、ようやく8月下旬に退院して、通院のみの治療に切り替わったとて、家でも半分寝たきりの状態で、半死の我が身を嘆いたものでした。

命が残っただけでも、めっけもんと思えればいいのでしょうけど、助かったからには、もう少し残りの人生を前向きに考えたいところなのに、抗がん剤の後遺症なのか食べるものは味覚異常でまったく美味しくないし、行きたいところもやりたいこともさっぱり浮かんでこなかったのですが。

通院にも使えて、自分が助手席や後席に乗ることを前提にした小型車選びが、無味乾燥した退院後の生活にわくわく感を与えてくれて、ティーダに巡り合えたのは、本当に福音でした。

精神的には、それが大きな復帰への足掛かりになったのは確かです。

人生は目的地に向かって歩いていくのとは違った味わいがある気がしていて、いつも道中という感じがします。そういう意味では、車の運転というものは、自分にとっては人生の縮図のような趣があって、単に走っているのが楽しいのだとすれば、単に生きているのが楽しいと錯覚できるような、そんな気がしております。

車を走らせる時、あまり意識することはなかったんですが、好きな車に乗っているときは、車との対話のような感覚がありますね。

特に ひとりで運転しているときは。

色々と期待値があって、そうなったのであれば、あまり驚かないのでしょうけど、 全く期待していなかったところから、現れたティーダという面白い車(相棒)に、今後残された人生の残り時間を楽しむ余地が、これからたくさんあるように、そんな事を考えて、一年を締めくくりたい気分です。

秋までの苦行のことは、さらりと風に流して。

走り続けられる間は 生きていて、生きているうちは、まだ 死んでいないのだから。

病気がなかったら、こういう感覚には ならなかっただろうなと思います。

Posted at 2023/11/30 22:22:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ
2023年11月29日 イイね!

明日は我が身のアクセルとブレーキ

先週末、2軒隣に住む60歳代の御婦人が、お向かいのブロック塀に軽自動車で突進してしまう事故がありました。

ボン、ブシュー とした感じの連続音で、外に出て状況を確認するまでは、何が起きたのか、何の音だったのかは、わからなかったです。

まだ購入して2年にも満たない綺麗な軽自動車で、割と勢い良く、しかもブロック塀の角に斜めにぶつかったので、ボンネットのセンターを中心にくの字に大きくへこんでいまい、ラジエターも曲がって冷却水が漏れてしまいました。

運転者さんにケガはなく、最初にご主人に電話して、すぐに保険屋さんに連絡を取り始めていました。

被害にあった方の住宅に住むのは、70過ぎの女性で、地震かと思ったと飛び出してきたということで、漏れたラジエター液を、ガソリン漏れと勘違いして、発火したり爆発したりしないか心配だわと、話しかけてきました。

家の前の駐車スペースにバックで入ろうとして車を道路に斜めに止めて、下がろうとした時、ギアがRではなくDだったので、慌てて止めようとしたが、その瞬間にブレーキではなく、アクセルペダルを強く踏んだというのが、御本人による、事故原因の解説でした。

後ろに下がると予想したところ、前に進んだので、慌ててしまって、うっかり踏み間違えたとのことでした。

突っ込んだ先が、お向かいの玄関ではなくて、ブロック塀だったし、人通りは無い場所なので、けが人も無く、車の破損とブロック塀の破損で済んだわけですが、ほぼ、毎日のようにマスコミで耳にする踏み間違え事故の一例を、ご近所さんで目撃するというのは、良い意味でも悪い意味でも、身につまされる話ではありますね。

つまり、明日は わが身ということです。

いまのところ、そういったヒヤリハットは経験していないけど、色々と考えさせられる一件でありました。

ちなみに、軽自動車を押して、その方の駐車スペースに移動させてあげようとして、キーを回して電源オンからシフトをニュートラルに動かそうとしたところ、多少てんぱってしまっていたので、ブレーキペダルを踏んでなくて、最初はシフトが動かなくて、少々焦りました。

数回トライして、ようやく気付いてブレーキを踏みながらシフトを動かしたら簡単に押せましたが、一人の力で簡単に押せる軽さにも少々ビックリしました。

10年後か20年後には、確実にこの問題にぶつかると予想されますけど、どうしたものかな、と、今から頭が痛いです。

人間、年々、着実に 老化しますからね。
Posted at 2023/11/29 18:29:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 運転 | クルマ
2023年11月18日 イイね!

道を楽しむ (道楽)

道を楽しむ (道楽)今週、闘病中に相当お世話になった方と会食する機会があり、食事後もコーヒー店で長時間つきあってもらって、お互いの近況や現状の病状とか今後の話をして、かなり元気を貰いました。そもそも病棟というのは閉鎖的な空間ですが、その中でも無菌室というのは、異様なまでの虚無なスペースでして、生存という感覚が希薄になってくるような精神世界を垣間見ました。

現実というものは、不思議なもので、私自身も浮世離れした今年1年をある意味うらめしく思っているものの、9月にまだ若い仕事上の知人が亡くなったことや、昨年末にガンになった知人が8月に再発後にあっけなく亡くなったことを知りました。自分も、一歩間違えば、その世界に逝ってしまった訳で、不思議な世界線というか、今、こうして浦島太郎のように、普通の世間に戻ってきて、好きな音楽をBGMにティーダを運転していることは、ある意味、とてつもなく貴重な時間の過ごし方をしている実感がわいてきます。

車の運転というものは、目的地に到達するという、実用的な利用のためにあるのでしょうけど、私の場合、何の目的も無く、「ただ 走る」 という無目的な行為が、とても価値ある(自分にとって楽しい)行動と思えることが間々ありまして、そういう時に何を嬉しいかっていうと、単に、車の運転を楽しんでいる部分が非常に大きいわけです。車と対話しているような感覚さえあります。

若い時は、大型二輪で直線番長みたいな走り方しか出来ず、第三京浜とか西湘バイパスとか追ってくる白いセダンとかそういう世界観にいましたが、やみあがりおっさんになった今は、普通の速度で、単に道を走るという行為そのものが、楽しくて仕方ありません。

幸い、田舎に住んでいるので、道もそこそこ空いていて、景色もいいし、どこへ行くにもちょっと距離があるので、車の運転をするには恵まれた環境にいることは確かです。

道を楽しむ、まさに道楽 の 世界観ですね。
(多分、本来の意味とは異なるとは思いますが)

生き延びてはみたものの、仕事の現場から離れて、しばし治療の後遺症に苦しむ、存在価値の希薄なひと様の役に立つ人間でありませんが、今の自分にとって、単に生きているだけの存在であっても、日々、ティーダの運転を楽しんで、この世に存在していることを、心の底から有難いなあと思える今日この頃です。
Posted at 2023/11/18 21:53:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ
2023年11月15日 イイね!

車は乗り手に反応するのか

最近、ティーダを走らせていて、おっと思える瞬間があるのですが、代表的な例として購入時と比較してエンジンが良く回るようになった印象があります。

運転者が車に慣れてきて、エンジンを回しやすい心理状況にあるのか、同じ踏み代に対して、アクセルのつきが良いのか、個人的印象に過ぎない現象ですが、元気よく回るな と感じることが多くなりました。

少なくともティーダに関しては、みんカラのレビューを全て読破した私としては、例えばブレーキング無しでの減速時に低速でCVTがひっかかる感じとか、加速時に、3000回転壁みたいな唐突なエンジン音の変化とか、様々な感想について、微細な個人的印象の記述にひとつひとつ同意的な客観性をもちつつも、次第に個人の印象が変化してきたというは大きな要素で、そういった車の挙動が気にならなくなったり、反対にちょっと驚いたりという二方向性的な反応が、私の中に生まれています。

幾つかの大きな相違点の代表的なものは、エンジンの繋がりが良くなったというか、リニアに低回転から上がってくる感じが顕著になった印象があります。加速時において、2000回転から3000回転くらいが、非常にきれいにつながるので80キロに達するところまでが素早くなった感じです。以前はそれが60キロくらいで一旦巡行モードになるイメージでストンと回転落ちしていた印象でした。

記録簿を全部エクセルで一覧にした結果、旧オーナーさんは、購入後3年間は年間1万キロペースで乗られていましたが、後半は年5000キロから3000キロ程度に落ち込み、距離を伸ばしていません。

利用頻度の問題か、利用距離の問題か、いずれにしても、後半はあまり走っていない状況だったのでしょう。

CVTのドライブフィールは、積極的な走行に対して、反応がやや遅れがちな上、伝達効率も今一つなので、主にパワーを出すところが、今ひとつ盛り上がってきませんが、リニアに速度を上げていくのは、割と得意なので、そのフィーリングが楽しめるドライバーには相性はいいでしょうね。

ハンドリングがかなり良くなった故、車が重いとかボディがよれるとかを感じることもなく、コーナリングは相当楽しくなっていて、特にブレーキタッチが慣れるとかなり安全性が高い懐の深い車の印象がアップしますね。カックンブレーキと揶揄する方もいるようですが。

出会いから、ドライビングの楽しさを探りながら乗っている状況ですが、乗り方の癖と、車の反応の変化、何かがシンクロする雰囲気が楽しめるのは、面白い事だと思いました。

かつて、ヤナセがアウディを売るのに、奥様やお嬢様の車というイメージをつけた結果・・・・ ということがありまして、V6積んでるB4とかラジエターオフセットした5気筒のB3とか、高速域でものすごく楽しい車でしたけど、FRじゃないと馬鹿にされることも多々ありまして、実際にぶん回している私としては、イメージとの乖離が大きかったです。

おっさんが乗っている以上、おっさん車という評価は正論ですけど、「違う、そうじゃない」という雰囲気も感じる今日この頃です。
Posted at 2023/11/15 18:31:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ

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「[整備] #K1100RS ステップ及びタンデムグリップ、リアキャリア変更 https://minkara.carview.co.jp/userid/3583618/car/3708870/8401788/note.aspx
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