10月28日(土)
最初の慣らし運転で紀伊半島にある衝撃的な名前のホイホイ坂林道を訪れましたが、残念ながら崩落により完抜なりませんでした。
駄菓子菓子...
入口があれば出口もある。
道にも起点があれば終点もあるのです。
という訳で、今度はホイホイ坂林道を反対側から攻めようというリベンジマッチを敢行しました。
こちらがホイホイ坂林道の本宮方(北側)入り口です。
通りがいいのでホイホイ坂林道と呼んでいますが、正確には「民有林道ホイホイ坂線」です。
ここまでのアプローチは、和歌山険道241号を利用します。
川湯温泉へのアクセス路でもあり狭いながらも人権を感じる道幅の県道を大塔川に沿ってどんどん遡っていくと、いつの間にか離合のことなんてろくすっぽ考えてない川沿いの隘路という何時もの和歌山険道スタイルに。
そして小さな沢を橋で跨いだ上の写真の辺りが県道の起点だと思われます。
このままジムニーの向いてる方へ進めばホイホイ坂林道。
そして、道なりに右カーブを曲がっていく先は安川大塔川林道。
もっともどこまでが県道でどこからが林道なのか分からないくらい同レベルの造りなので、ぼーっと走っているといつの間にか10km以上のダート区間を擁する安川大塔川林道かいつも何処かで崩落しているホイホイ坂林道のどちらかに突入してしまうという恐ろしい交差点なのですが、ここまでの道のりが既に恐ろしいのでどうでもいい話ではあります。
安川大塔川林道は前回に工事で途中撤退した林道ですが、抜けられたらこの交差点に出てきたはずだったのです。
新宮方は事前情報は何もなしにいきなりA型バリケードと崩落地が出現しましたが、本宮方には全面通行止めの事前予告ありです。
工事や災害等で完抜できない林道はせめてこれくらいはして欲しいものです。
それでは入線します。
このホイホイ坂林道ですが、名前が強烈なだけで見ての通り単なる舗装林道です。
平成18年に起点と終点から伸びてきたホイホイが合体して開通して以降舗装化されてきたそうですが、開通前のピストン時代は中々に荒れていて楽しい道だったそうです。
しかしそれも今は昔。
道さえ繋がっていれば、普通の車で余裕で抜けられます。
新宮方のホイホイは谷筋にそって道が作られているので結構開けた印象ですが、本宮方は尾根沿いに高度を上げていくため暫くは森の中を進むイメージです。
尾根の上に出ても、風景は新宮方のダイナミックな光景には敵わないかも...。
それでも十分に綺麗ではあります。
足元のG003には、いつもの石の代わりに秋らしいモノが挟まっていました。
そんなこんなで道をどんどん登っていくと、崩落地に出る前に工事現場に遭遇。
舗装工事ということで、この辺りはダートになっており嘗てのホイホイの姿を偲ぶことが出来ました。
この先は工事車両で道を塞がれておりドクターストップです。
ホイホイ名物の「やたら沢山ある案内板」がちょうど工事現場にあったので写真を撮っておきました。
崩落地はまだ少し先でしょうか。
残念なが崩落地まで行くことは出来ませんでしたが、リベンジとしてはこれで十分。完抜出来るようになった時の再訪を誓ってホロホロと例の交差点までホイホイを引き返すのでした。
次回へ続きます。
Posted at 2023/11/05 21:53:31 | |
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ジムニー | クルマ