ほぼ新車の状態で納車された2代目JB64。
新車ということは、慣らし運転から始めないといけない...。
慣らし運転へのスタンスはメーカーによって異なるところですが、ジムニーの場合、取扱説明書で慣らし運転に言及している箇所はありません。
ま、実用車のエンジンであるR06Aですからそんな神経質になる事は無いのかも知れませんが、660ccしかない軽四ですから高速道路でも走った日にはタコメーターは4000rpm以上を常にキープする勢いです。
流石にいきなりそれでは気持ち悪いので、取りあえずは1000kmを目標に下道で慣らし運転をすることにしました。レギュレーションが取説に書いてないということは...好きにしていいのね!ということで林道へゴー。
最初の目的地は、和歌山県にあるホイホイ坂林道(民有林道ホイホイ坂線)。
一度聞いたら忘れないその強烈な名前と、いつ行っても道が崩落していることで一部で有名な林道です。自分も1度だけ完抜しましたが、他は悉く通行不能でした。
事前情報によると例によって崩落したままの箇所があるとのこと。完抜は無理でも崩落地の様子でも見に行くか...とホイホイに吸い込まれるGの如く吸い寄せられます。
はい、情報通り崩れていました。
ホイホイ坂林道じゃなくて県道が(爆)。
新宮側から攻める予定でしたが、林道の分岐まであと1.5km程の地点でアプローチに使う和歌山県道229号の路肩が崩落しています。
流石にこれは、セーフ寄りのアウトか...?
一応路肩を覗いてみると...
いや、車、通ってますがな!
林業従事者の軽トラだと思いますが、なかなかのクソ度胸ですね。
さて、不思議な力が働いて林道の分岐までやってきました。
ジムニー後方でS字を描く登り坂は県道229号の続きで、新宮側からだと写真の左すぐ外にある橋を渡って右折した状態です。
この林道、ここの様にフラットダートの区間もありますが基本的には舗装されています。強烈な名前の割に道の状態はマイルドなので、激しい林道マニアの方には物足りないと思いますが、自分みたいな軟弱人間にはこれくらいが丁度いいのです。
この林道はホイホイ坂という名前以外に強烈な点がもう一つありまして...。
それは、この
天空にまで登り詰めるダイナミックな線形!
最終的には、あそこまでイってしまう訳です...。
眺望は意外にもほどほどですが、お手軽舗装林道で味わえる爽快感にしては中々のものですよ。
駄菓子菓子...今回はそこまでイけずにドクターストップ。
林業従事者の物と思しき軽トラとA型バリケードが現れて終了です。
反対側にはAバリが置かれていないので、もしかしたら崩落地は1ヶ所ではないのかもしれません。
仕方なく、とぼとぼ下山します。
ピストン林道の何が嫌って、来た道を戻ることです。
ピストンと言えば(やらしい意味ではありません)、両側から伸びてきたホイホイが合体し(やらしい意味ではありません)、ホイホイ坂林道が開通した地点があります。その名も、奥山谷大橋。
名前のとおり山奥にありますが、林道とは思えないくらい立派な橋です。
通りがかった際には是非愛でてあげてください。
もう一つ、戻ると言えば問題は崩落していた県道です。
行きは不思議な力が働きましたが、帰りはちょっと...。
まあ何とかなるでしょ。
次回に続きます。
ブログ一覧 |
ジムニー | クルマ
Posted at
2023/10/23 21:11:55