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2023年10月26日 イイね!

JB64慣らし運転③~R371・本山谷平井林道

 前回は和歌山険道229号を走り抜けましたが、ここは天下の紀伊半島。まだまだ山の中で、引き続きか細い道を走らなくてはなりません。
 県道は古座川を堰き止めた七川ダム近辺で国道371号に合流します。



 左にハンドルを切れば、紀伊半島のメインルートである国道42号に行き着きます。途中には古座の一枚岩などの観光地があるからか、ほぼ全線二車線化されていて非常に人権を感じる道路です。
 交差点の構造からも、なるべく左に曲がって欲しいという道路管理者のそこはかとない思いを感じます。

 駄菓子菓子...残念ながら、今回の進路は右です。

 さて、この国道371号ですが、300番台の国道であるからしてあまりまともな道ではありません。泣く子も黙る全国区の酷道425号は紀伊半島を横断する道路ですが、酷道371号はその半島縦断バージョンです。退避場所もガードレールもあんまり無い川沿いの隘路が延々と続く、鬱蒼と生い茂る杉に囲まれた陰気な道...それが自分の国道371号のイメージ。
 その反面、高野龍神スカイラインの無料化に伴って指定された区間や阪和間の幹線道路である紀見峠区間など、よく整備された箇所もあり非常に豊かな表情を見せる道路でもあります。

 祖霊輪友覚...古座川の支流である平井川をどんどん遡っていきます。
最奥の集落、平井を過ぎてなお国道371号を走っていくと何やら青看が...



「1.5km先行き止まり」

ヤケクソすぎる!

 結構有名なこの青看ですが、国道371号はこの先の峠越え区間が未供用となっており、得体のしれない工事現場のようなダートに突入して行き止まりとなります。そこをバイパスしているのが本山谷平井林道です。



 林道とはいえ、国道のバイパスですから比較的マイルドな造りです。全線舗装されていますし、普通車でも通行出来る程度には落石も除去されています。



最終的には稜線まで登りつめ...(今回の写真は無いので、先代JB64の写真を...)



無事下山、大塔側のおにぎりと再会!
とはいえ正直林道と国道の違いが分かりません(爆)
どっちも舗装はされてるけどガードレールやカーブミラーがろくすっぽ無いのは同じなので...。

 それでも、しばらく進むとこういう気持ちのいい区間もあります。

木漏れ日のさす林間のストレート。
こんな直線、何十キロと戻らないと無いんじゃなかろうか。

 このまま酷道371号を走り続ければいずれは国道に復帰して家まで帰ることが出来るのですが、まだお家には戻れません。
山の向こうから、ホイホイが呼んでいるから...

 次回、最終回です。
Posted at 2023/10/26 22:36:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジムニー | クルマ
2023年10月24日 イイね!

JB64慣らし運転②~旧和田川松根林道

 前回、崩れたホイホイによって撤退を余儀なくされました。



ホロホロとホイホイ坂林道の入り口まで引き返します。
ここからの選択肢は二つ。
 1:県道229号を新宮側へ戻る
 2:県道229号を古座川町側へ進む

駄菓子菓子...
新宮側へ戻ればこれが待っています。



よって、前進あるのみ。

 さて、ここからは再び和歌山県道229号です。
この道、今でこそ舗装されて県道になっていますが、元々は和田川松根スーパー林道というロングなダート林道でした。
さらに昔、新宮側の小口からホイホイが分岐する畝畑は和田川林道という林道だったそうです。
 てな訳で、こんな素掘り隧道もあり...



道路自体も谷の中腹に刻みつけたかのように設えてあり、当然のようにガードレール無し。
舗装しただけで、ほぼ林道の頃から姿を変えてないのではないでしょうか。
 しかし、畝畑から古座川町側は一転してまともな道になり、並の山岳県道といった風情。それもそのはず、かつてこちらは和田川松根林道という別の路線だったのでした。
林道マニア諸兄には物足りないと思いますが、ヘナチョコな自分はこれくらいの道の方が心安らかです。



 県道229号のサミットが新宮市と古座川町の境界になっていて、県道はそこを足郷トンネルで越えていきます。
なお、トンネルの新宮側には分岐するダートの林道がありますが、そこには和田川松根林道の文字が。県道化される以前は支線だったのでしょうか。

 このあとはそのまま山を下って、林道名にもなっている松根という集落に出ます。集落に吊り橋が架かっていますが、その辺りが旧和田川松根林道の起点となっていました。
 この後はそのまま県道を走って国道371号へ合流。
次回は、この酷道371号を進みます。
Posted at 2023/10/24 21:29:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジムニー | クルマ
2023年10月22日 イイね!

JB64慣らし運転①~ホイホイ坂林道

 ほぼ新車の状態で納車された2代目JB64。
新車ということは、慣らし運転から始めないといけない...。
慣らし運転へのスタンスはメーカーによって異なるところですが、ジムニーの場合、取扱説明書で慣らし運転に言及している箇所はありません。
ま、実用車のエンジンであるR06Aですからそんな神経質になる事は無いのかも知れませんが、660ccしかない軽四ですから高速道路でも走った日にはタコメーターは4000rpm以上を常にキープする勢いです。
 流石にいきなりそれでは気持ち悪いので、取りあえずは1000kmを目標に下道で慣らし運転をすることにしました。レギュレーションが取説に書いてないということは...好きにしていいのね!ということで林道へゴー。




 最初の目的地は、和歌山県にあるホイホイ坂林道(民有林道ホイホイ坂線)。
一度聞いたら忘れないその強烈な名前と、いつ行っても道が崩落していることで一部で有名な林道です。自分も1度だけ完抜しましたが、他は悉く通行不能でした。
 事前情報によると例によって崩落したままの箇所があるとのこと。完抜は無理でも崩落地の様子でも見に行くか...とホイホイに吸い込まれるGの如く吸い寄せられます。



 はい、情報通り崩れていました。
ホイホイ坂林道じゃなくて県道が(爆)。
新宮側から攻める予定でしたが、林道の分岐まであと1.5km程の地点でアプローチに使う和歌山県道229号の路肩が崩落しています。



流石にこれは、セーフ寄りのアウトか...?



一応路肩を覗いてみると...
いや、車、通ってますがな!
林業従事者の軽トラだと思いますが、なかなかのクソ度胸ですね。



 さて、不思議な力が働いて林道の分岐までやってきました。
ジムニー後方でS字を描く登り坂は県道229号の続きで、新宮側からだと写真の左すぐ外にある橋を渡って右折した状態です。
 この林道、ここの様にフラットダートの区間もありますが基本的には舗装されています。強烈な名前の割に道の状態はマイルドなので、激しい林道マニアの方には物足りないと思いますが、自分みたいな軟弱人間にはこれくらいが丁度いいのです。



 この林道はホイホイ坂という名前以外に強烈な点がもう一つありまして...。
それは、この天空にまで登り詰めるダイナミックな線形!
最終的には、あそこまでイってしまう訳です...。
眺望は意外にもほどほどですが、お手軽舗装林道で味わえる爽快感にしては中々のものですよ。



 駄菓子菓子...今回はそこまでイけずにドクターストップ。
林業従事者の物と思しき軽トラとA型バリケードが現れて終了です。
反対側にはAバリが置かれていないので、もしかしたら崩落地は1ヶ所ではないのかもしれません。

 仕方なく、とぼとぼ下山します。
ピストン林道の何が嫌って、来た道を戻ることです。
 ピストンと言えば(やらしい意味ではありません)、両側から伸びてきたホイホイが合体し(やらしい意味ではありません)、ホイホイ坂林道が開通した地点があります。その名も、奥山谷大橋。



名前のとおり山奥にありますが、林道とは思えないくらい立派な橋です。
通りがかった際には是非愛でてあげてください。

 もう一つ、戻ると言えば問題は崩落していた県道です。
行きは不思議な力が働きましたが、帰りはちょっと...。
まあ何とかなるでしょ。


次回に続きます。
Posted at 2023/10/23 21:11:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジムニー | クルマ

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