• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2023年11月27日

気付いてしまったかも?

気付いてしまったかも?
本ブログは一個人の独り言だと思って読んで下さい(笑)
長文になります。。。


いま話題の「TVキャンセラー」ネタですが、私、もしかしたら凄い事に気付いたかもしれません!?

それはスバリ、不具合の出る可能性が高い車種の見分け方です。

昨日、警鐘者の方が新たな動画をYouTubeへアップしていました。

その説明の中で、何度も「AIが矛盾を検知してセーフモードに入る」と言ってました。
ただ、全面的にAIが実装された車って、まだそんなに存在しないハズなんですよね。
そもそも、全面的にAIを実装するためには従来のCAN通信ではなく「車載Ethernet」が必要なハズなんです。

つまり、「AIが矛盾を検知してセーフモードに入る」と言う説を真とするならば、一つ目のポイントは車載Ethernetになります。

余談ですが、警鐘者の方が言っている技術的根拠がブレて来ている気がするのは私だけ??
当初はCAN通信が云々と言っていたと思ったのですが、、、

ここで少しAI(人工知能)について触れたいと思います。

従来のソフトウェア制御方式は、可能性のある全ての情報をInputして、さらに「判定条件」「結果に基づく後続処理」などをすべてプログラミングして実現しています。
従って、プログラミングされていない想定外のInput情報が入ってくると「例外」扱いでエラーとなります。

この為、限定(特定)できない無数のInput情報を処理する必要がある「自動化運転」は、従来のソフトウェア制御では実現困難なんです。

そこでAIの活用となります。

但し、自動化運転の実現には全面的にAI活用が不可欠となりますが、この為には越えなければならないハードルが幾つも存在します。

そこで「部分的なAI活用」から始まっているのが実情です。

ちなみに、多くの車種が採用する「自動ブレーキ」「アダプティブクルーズ」などの機能は主に車速は勿論のこと、ミリ波レーダーとカメラからのInput情報などに基づき制御していますが、カメラは「画像処理技術」が用いられており「AI処理技術」ではないと思われます。
もしかしたら、カメラデバイス単体としては画像処理結果の判断にAIが活用されているかも知れませんが、ECUには判断結果しか渡されていないハズです。

なお、AIの学習方法は主に「機械学習」と「深層学習」になります。
正確に言うと「深層学習」は「機械学習」の進化版です。

分かりやすく言うと機械学習=基礎」と「深層学習=応用」みたいな感じです。
機械学習では、人間が判断する条件をAIへ教え、判断はAIが行います。
それに対し深層学習は、判断する条件さえもAIが自ら学習します。
深層学習はディープラーニングとも言われますが、この深層学習こそがAIの真骨頂となります。

余談ですが、AIによる黒人差別事件があったのをご存じでしょうか。
AIが黒人の写真を「ゴリラ」と判別してしまった事件です。
これは人間が判断条件をAIへ教え、AIが誤った判断をした結果なので「機械学習」となります。
この誤った判断をさせない為には、人間がより多くの判断条件をAIへ教える必要があります。

もしこれが深層学習だったら・・・。
時間経過と共にAIは成長しますが、それまでに幾つもの誤った判断をする事になります。
もしかすると、取り返しの付かない誤りかも知れません。

ここで話を自動化運転に戻しますが、この自動化運転に適したAIの学習方法は何か?
私は「人間が判断する条件をAIへ教え、判断はAIが行う」機械学習が適していると考えます。

では、部分的なAI活用」とは具体的に何なのか?

代表的なものが「対話型サービス」です。
「Hey Toyota!」
「ご用件は何ですか?」
まさにこれはAIを活用した技術となります。

ただ、この対話型AIが「TVキャンセラーの矛盾を検知して云々」とは考えにくいので、別のAI活用機能が怪しいと思います。

それはズバリドライバーモニターシステム」だと思います。
まさにこれは、ステアリングコラムに設置されたカメラで運転者の顔の向きや眼の開閉状態などをAIが判断し、異常時には車を制御する機能となります。
alt

このドライバーモニターシステムは、「ナビ+高精度地図」と組み合わされて実現される高度運転支援機能「アドバンストドライブ」の一機能となります。
正式にはトヨタチームメイト アドバンストドライブ」と言うみたいです。

つまり二つ目のポイントは「アドバンストドライブになります。

この機能を有する現行トヨタ車は「アルファード」「ヴェルファイア」「ヴォクシー」「ノア」「クラウン(セダン・クロスオーバー・スポーツ)」「センチュリー」「MIRAI」となります。

なお、話題にあがっているマツダ車(CX-60)にもこの機能があります。

纏めると高度運転支援機能が搭載された車種で不具合が出る可能性が高いって事になります。

外見上の見分け方はステアリングコラムに設置されたカメラの有無になります。

ちなみに私のハリアーには、こんな先進的な機能は御座いません(笑)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2023/11/27 14:40:51

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

関連記事

なんだかなぁ~
momomocaさん

新世代アイサイトはほぼ人間
chann-abeさん

なぜTVキャンセラー??
momomocaさん

トヨタ・シエンタの運転支援機能一覧
やまGiさん

は?ロボットの面倒を見る手間が増え ...
waiqueureさん

NX350のキライなところ
U+M+Iさん

この記事へのコメント

2023年11月27日 18:34
こんにちは!

一番納得できる解説です!
搭載されている車種から見ていっても、この説が有力ですね!
コメントへの返答
2023年11月27日 18:57
こんばんは。

あくまでも私個人の考察なので、内容に一切の保証は御座いません(笑)

ただ、仮に私の考察が当たっていたとしたら、警鐘者の方の発言は誇張し過ぎって事になりますね。。。

「危ないから言ってるんです!」「結果的に情報が間違っていても危ない事になるよりいいじゃないですか」みたいな事を言ってましたが、だったら誰もが納得する様に丁寧に説明したらいいのにと思います。

折角いい活動しているのにもったいないなぁと思いました。

プロフィール

「せっかくのGWなのに体調不良でダウン中。咳、鼻水が止まらず、耳の聴こえもおかしくなって、今朝、耳鼻科へ行ったら中耳炎になってるらしい。数週間前からおかしかったけど、いつものアレルギーだと思ってた。」
何シテル?   04/30 14:57
皆さんからの「いいね!」が更新の励みになります。 気軽にフォロー、コメントもお願いします。 よろしくお願いします。 <車歴> 1)三菱: ミラー...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

愛車一覧

トヨタ ハリアーハイブリッド トヨタ ハリアーハイブリッド
皆さんからの「いいね!」が更新の励みになります。 気軽にフォロー、コメントもお願いします ...
トヨタ ヤリスハイブリッド トヨタ ヤリスハイブリッド
皆さんからの「いいね!」が更新の励みになります。 気軽にフォロー、コメントもお願いします ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation