おつかれさまです
構想から現実へと約5年を要し、ひょんな事から「神(銀二さん)」へバンパー
製作をお願いして約3か月という期間の中で惜しみなく数多くの「ひと手間」か
けていただきました。この間の様々な製作過程を「神様は思ったより近くに 第
一章」として初めてブログUPしたのが7月25日
以下、第9章までUPさせていただき皆様にお伝えしてきましたが、いよいよ9
7日(木)愛知県にある銀二さんのファクトリーにて無事ドッキングする日を迎
えることが出来ました。
本来であればバンパー製作をお願いできただけでも幸運なのですがドッキング当
日と翌日に掛けていただいた最後の「ひと手間」を最終章としてお伝えしたいと
思います。なお前回までと同様に銀二さんより送っていただいた大量の画像から
抜粋した画像に稚拙な文章を添えてとなりますが宜しければ一読ください。
最終章は、「こうなりました」のドッキング画像を1番に掲載します。
9月6日、日勤帯の仕事を終え私用を済ませ帰宅したのはおおよそ20時前
銀二さんには「7日深夜0時に出発しファクトリー近くには早朝6時頃到着する予定です。」と伝えましたが風呂に入っていざ寝ようとしても全く寝付けないまま23時30分に、ジーノに乗り込んだのが0時2分、この時点で約18時間寝ていません、長距離運転が心配です。
こちらは出発前の走行キロ数
蘇我インターから進入しアクアライン経由で東名へ、アクアラインはガラガラでしたが、当然東名からは大型トラックが多いですね、3年以上前「650倶楽部」の全国オフがトヨタ博物館で開催された時、大阪の「しらさぎさん御夫婦」と吹田料金所で待ち合わせた際に多分トラックからの飛び石でガラスにヒビが入っていたことを思い出しドキドキの走行でした。ただ日中は温風を吹き出すだけのエアコンも深夜は丁度良い冷風が吹いて暑さだるさのストレスはありません。
道中は平均時速80キロ超で大人しく走行、「NEOPASA岡崎」の手前で燃料計が半分となりガソリン給油及び暫しのコーヒータイム
時計を確認すると4時33分、自宅出発からノンストップで4時間半も運転していると足腰はガクガクです(笑)みんカラを覗くと銀二さんは既にファクトリーに着いているとの投稿が!気を引き締め一路安全に知多半島へ向かいます。
半田ICで降りてナビどおりに進みます、すると目印の「コメダ珈琲」の看板が
画像でしか見たことないファクトリーがそこに!無事到着しました。
到着まで時間にして「5時間48分」、距離にして「446.6キロメートル」
すぐそこに念願だったバンパーがあると思うと不思議に疲れはありません。
失礼ながら銀二さんとのご挨拶もそこそこに、初の御対面!
いやいや画像では絶対に伝わらない予想の遥か上をいく造り込みです。
気持ちを察してか銀二さんはおもむろにMyジーノへGDMバンパーを装着
うぉーーー!これが夢までに見た(その1)
角度を変えて・・・うぉーーー!これが夢までに見た(その2)
多分、銀二さんのみんカラ投稿を見ていらっしゃる方はこのイメージ画像が、ただ仮合せしていただいていた銀ジ~ノのヘッドライトは加工途中でインナーをボディ同色に塗られていたもので「いかつい」といった印象が強いんじゃないかと。
そのイメージを持ったままドッキング画像見たら拍子抜けされるかと思います。
サングラスを外したら『カワ(・∀・)イイ!!お目目』と受け取っていただければ。でも誰が何と言おうとこれが私の意図する最終形なんです。
初ドッキング儀式もそこそこに次にこちらへ
銀二さん到着日の天候で雨で「湿度が高ければボディ磨き」を「低ければエンジンルームの中を塗装」と考えていらっしゃいました。
当日は後者の天候、このオンボロなエンジンルームへ塗装と言う「ひと手間」を
かなりのスピードで解体(笑)作業が始まりました!
あ!っという間に
こうなりました!
ここから、ハジキシラズを1500番相当のスポンジに塗布して以前の塗装を落とすという地道な作業を延々と・・・・延々と・・・・
やっと塗装前の下準備が整いました、このままでも随分と若返った印象です(笑)
ここで神の一声「インナーは何色にしますか?」と
え!「何色?」頭の中では漠然とくっきり見える黒と思ってましたが、銀二さんが以前から言う「どうせ作るなら最高の一品(逸品)を!」が頭をよぎり、浮かんだのは「メカメカしいシルバー」が・・・・いや
・・・・・いや・・・・まてよ・・・・あ!「これ」だ
赤いエンジンルームって今まで見たことがありません(有るのかもしれませんが私の記憶の中にはありません)他にないモノを造る、銀二さんへ「ホースメントの赤で」とお願いすると・・・即答で「分かりました!」と
※ここで使用した赤色は「メジアムレッド」と「シンカシャレッド」を調合した赤でイメージは旧いアルファの赤の様な色合いです。
銀二さんに「この赤色を命名するとしたら?」と伺うと「困りましたねぇ」との事でしたので、わたしが勝手に「GDMレッド」と命名しました(笑)
塗装ブースへと移動
この状態から
当然手際よくかなりのスピードでマスキングが開始され(その1)
かなりのスピードでマスキングが開始され(その2)塗装準備が整いました。
1回目の塗装(その1)
1回目の塗装(その2)
1回目の塗装(その3)
何処をどう見ても「洒落乙」過ぎです、メチャクチャ「ヌルテカ」な状態
この後乾燥させ時間をおいて2回目の塗装をとのことですが十分では?と思っていると「エンジンルーム塗り終えたらラジエターのステーも塗りますが、他に塗りたいモノないですか?何色にしますか?」と
「他に?」そういえば錆びだらけとなったタワーバーのバーは自家塗装で塗ったものの台座部分との色が合っていなかったためこちらと
ホースメントと当然色合いが揃わなくなる自家塗装の「これ」を「色は?」うーん!ここで先程エンジンルーム塗装色の選択に入った「メカメカしいアルミ地のシルバー」でとお願いしました。
2回目の塗装が終わりました、少しずつ組み立てが始まっていますが台座の色が変わっているのわかりますか?エンジンルームを塗装してもらったことで外観は素朴なジーノが「脱いだら凄いんです!」状態の仕上がりです(その1)
「脱いだら凄いんです!」状態の仕上がりです(その2)
追加塗装のメカメカしいシルバーのラジエターステーとラジエターカバーが分かりますか?赤とシルバーのコントラストが最高です!もしも配色逆であったら大人しいイメージとなるところでした、二人で暫し見とれてました(笑)
ファクトリー到着後の作業開始から常に突貫工事状態でしたがやっとこの状態へ
約5年間という間思い描いていたカタチが目の前に感慨深い瞬間を迎えることが
この時点でほぼ23時近く、そういえば二人は作業開始の朝7時過ぎから朝食も昼食も摂らず水分補給のみでしたが、二人合わせて何本のタバコを吸ったんでしょう(笑)
ただここでひとつ問題が、画像のチンスポイラー(VWゴルフタイプ1用)ですが取付にはやっと完成したバンパーに10本分のビス穴を開けなければ取付が出来ません、話し合った結果、「暫くはこのまま様子を見てご自分で判断を」と当然ですよね暫くはこのままの状態を楽しんでその時が来たら決行することにします(笑)
この時点で約41時間寝てませんでしたのでさすがに頭が真っ白に
御礼を伝え銀二さんのファクトリーを後に本日宿泊予定のホテルへ、シャワーを浴びてビールを吞んで1時に就寝・・と普通ならば泥のように眠れる筈なのに目が覚めたのは5時・・・5時!!嬉しくて目が覚めちゃいました(笑)
暫くダラダラとしてみんカラを覗くと!銀二さんは既にファクトリーに居ました。
急いで支度して直ぐにファクトリーへ向かうと
ファクトリーに到着すると、既に長距離を帰るジーノと私のために納車整備という名で油脂類の交換&補充を行っていただいてました。ATオイルはかなり減っていたため変則のショックが大きかったのですが補充によって嘘の様にショックは減少
また昨日の組み立て作業中と納車整備中に発覚したエンジンマウント関係のボルト2箇所を含む合計5箇所のボルトが取り付けられていない状態を見つけ出していただき難を逃れることが出来ました。もう「ありがとうございます」って言葉しか口から出ません。
今回、言わばこんな「紙切れに描いた仕様書」1枚で予想を遥かに超えるクオリティでカタチにしていただきました、今まで乗り継いだクルマ達にも構想は存在してはいましたがそれはあくまでも「構想」の域で全て終わっていました。
みんカラで何故かどこの馬の骨か分からない私のジーノに興味を持っていただき、決して多くはなかったメッセージ交換のみで普段は絶対に受けない加工依頼を引き受けていただいた銀二さん、ブログのタイトルにあるとおり「神様」って言うのは存在がなく象徴と思っていましたが何故か愛知県に存在していた、思っていたより近くにいたと実感したこの3ヶ月間でした。
本当にこの期間、惜しみなくかけていただいた多くの「ひと手間」に感謝してもしきれませんが、リスペクトをブログという手段に変えて
最終章「神と夢に逢えました(笑)」を以て終えたいと思います。
銀二さん本当にありがとうございました!