ミラージュにFTOを載せる場合のまとめ。
用意するもの
・ドナーのFTO1台
・患者のCJ4A1台
・FTOの電気配線図集(ほとんどFTOのハーネスに交換し,一部加工の必要があるため)
ポイントはミッションが共通なことです。なので,ミッション周りのジオメトリーは共通なので,クラッチライン,シフトワイヤー,ミッションマウントはそのままでおk。
エンジンルームの空間もほとんど同じ。
載せ替え手順
FTOから必要な部品をモギモギ
①エンジン
オルタも一緒に。
②ラック→パワステポンプのライン,パワステ本体,パワステポンプ→リザーバのライン
ラインは形状が異なるから。ポンプ自体はベルトの溝数とラインの出口方向が違う。RSのパワステポンプは流量が多いと言われるが,レギュレーターが異なるのみで他は共通なのでその部分のみ交換すればよい。ちなみにエボ4用(?)を移植でプーリー系が小さくなり流量大幅アップ。漏れまくるけど。
③スロットルワイヤー
長さが違う。別にそのままでも取り付けをちょっと工夫すればつけられる。
④ラヂエーター及び冷却水のホース類(ラヂエーター⇔エンジン間2本,車内ヒーター⇔エンジン間2本)
ラヂエーターはFTOとCJだとリザーバーキャップの位置が異なる。FTOはエンジン側,CJはラヂエーター上。
⑤フロントパイプ,触媒
触媒以降は自作の必要あり
⑥ハーネス類,メーター
参照
https://minkara.carview.co.jp/userid/358545/blog/20251176/
⑦吸気系
エアクリも必要ですね。
あとはミラージュにFTOから外したものをひたすら取り換えるだけ!
加工が必要な部分
①エンジン搭載時にエンジンマウントの位置が1cm位外側に出てしまうので,車体側のブラケットを長穴加工
②ミラージュのラヂエーターのリザーバーの位置がちょっと邪魔なので位置変更の必要あり。おそらく。
③ラヂエーターが低くなるので,固定ブラケットの加工が必要。
④車内の配線固定は工夫が必要。O2センサーの配線も忘れないように(アイドルでの燃調が狂うだけですが)。ライトやブレーキ,エアコン回りの配線は自作する必要がありますね。
⑤もちろんメーターもそのままでは使えないのでFTOのモノを使う。どうにか固定する。
⑥あとちょこまかったけどそんな大変なのじゃなかったような。
そこまで難しい作業ではないですねー。
Posted at 2011/07/06 13:43:54 | |
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ミラージュのFTO化 | クルマ