グリップヒーター交換（ホンダ純正スポーツグリップヒーター）

中古のMF10に付いていた純正グリップヒーターが太くて握りにくいので、細いスポーツグリップヒーターに交換します。
MF10用のアタッチメントは既に終売しているのでMF12用を流用します。

HONDA純正品
スポーツ・グリップヒーター：08T50-MGE-000
MF10用アタッチメント：08T49-KVZ-000
MF12用アタッチメント：08T70-K04-930

古いコントローラーを取り外します。コントローラを止めているビスは長いものに交換されているので、短い純正品に戻します。
HONDA 純正部品
品番[960010602207] ホﾞルト，フランシﾞ 6X22
販売価格(税抜) 55 円 × 2 = 110 円

右から。グリップエンドを外して右スイッチボックスを開いてスロットルワイヤーをかけかえてグリップを交換します。ワイヤーとグリップの接合部分はグリスアップします。
グリップエンドはPH3のドライバーで簡単に外れました。
ワイヤーの掛け替えは根性が必要でした。

次は左。古いグリップヒーターの内側は平面ではなくハンドルパイプと平行に6本ほどの溝がある構造です。バーエンド側から溝一つ一つに千枚通しを刺し入れてパーツクリーナーを吹き入れること数回、あっさり引き抜けました。

ハンドルに固着したボンドを剥がします。金属製スクレイパー等があると楽かもしれません。

挿入はボンドを塗ってパーツクリーナーを吹き付けてから一気に入れます。緊張の一瞬ですがやってみればそれほど難しくはありませんでした。

フロント側とハンドルカバーを開けて、古いグリップヒーターの配線を引き抜いていきます。

コントローラーへつながるコネクタはロックが細かいのでここでも千枚通しが活躍しました。

古いグリップヒーターは赤のオプションコネクタに収容されていました。防水カバーから引っ張り出して引き抜きます。

MF12用のアタッチメントを流用する場合、アタッチメンド側の白コネクタを車体側の赤コネクタに刺します。色を合わせて車体側の白コネクタに刺すとピンアサインが全く違うので動作しません。（プラス・マイナスが反対で、しかもアクセサリー出力ではなくバッテリー出力につながってしまいます。）
MF10用のアタッチメントは赤コネクタが付いているようです。

無事動作しました。細くて握りやすく、それでいてしっかりあったまります。
見た目もだいぶ垢抜けた印象になります。
コントローラーがなくなってハンドル周りがスッキリするのも素晴らしいです。