2012年01月22日
映画で学ぶ英語・第100回目は”セブン”原題も同じく”Seven”
Seven=7
デヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン主演のキリスト教の「7つの大罪」をモチーフにしたサイコサスペンス映画です。
初めは、7つの大罪から、
Gluttony(グラトニー)大食、暴飲
Greed(グリード)貪欲、欲張り
Sloth(スロース)怠惰、ものぐさ、無精
Wrath(ラス)激怒、憤り
Pride(プライド)自慢、得意、満足
Lust(ラスト)強い欲望、切望、渇望、色情、肉欲
Envy(エンビー)ねたみ、うらやみ、羨望
7つの大罪とは、誰もが持つ感情というか、欲求の類ですな。
次は、検視官の台詞から、
Yes and no.(イエス アンド ノー。)
意味は、【さあ、まだ何とも言えない】、【さあどうかな】、という口語表現。
字幕は、「そんなとこだ」でした。
最後は、サマセットの台詞から、
Around. I'll be around.(アラウンド。 アイル ビー アラウンド。)
Around=【周囲に、周りに、おおよそ】、の他に、【ぼんやりと、だらだらと】、と言う意味もあります、
なので、ここでは、
【この辺りにいるよ】、とか【ぼんやりとしてるさ】、とかの訳をあてることが出来ます。
字幕は、「何とか やっていくさ」でした。
監督の狙い通り、後味の悪い作品ですが、誰にでもある欲求でありながら、欲求のままに行動しない事が人間としての美徳である、というのも一つの真理 。
フィクションでこのストーリーを考えつく脚本家ってのは怖いね。
Posted at 2012/01/22 14:17:38 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記
2012年01月15日
映画で学ぶ英語・第99回目は”プライベートライアン”原題は”Saving Private Ryan”
監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・ハンクスの戦争映画です。
Private(プライベート)といえば、形容詞で、【私的な、個人の】と言う意味が、一般的ですが、
名詞で、【兵、兵卒】の意味、
なので、原題の訳は、【ライアン(一等兵)の救助】と言う意味になります。
初めは、軍の号令から、
Attention!(アテーンション!)=【気をつけの姿勢】
As you were.(アズ ユウー ワー。)【休め】
字幕は「気をつけ!」「休め」でした。
次は、カパーゾの台詞から、
Get a load of this guy,Fish.(ゲット ア ロード オブ ディス ガイ、フィッシュ。)
Get a load of this=【ねえ聞いて、よく見て】と言う慣用句
guy=【ヤツ】
Fish=本義は【魚】ですが、口語で【変人】の意味
吹き替えは「おい、聞いたか今の」でした。
次は、マイクの台詞から、
I just got the wind knocked out of me.(アイ ジャスト ゴット ザ ウインド ノックド アウト オブ ミー。)
直訳すると〈私は風にノックアウトされた。〉ですが、
これは、慣用句で、【大丈夫だ】と言う意味、
劇中のシーンから読み取るに、大丈夫でもないけど”強がる”ときに使う言葉かもしれません?
字幕は、「大丈夫 このくらい」吹き替えは「平気、平気」でした。
最後は、マーシャル参謀総長の台詞から、
Yours very sincerely and respectfully.(ユアーズ ヴェリー シンシアリー アンド リスペクティフリー。)
これは、手紙の結びの常套句、
sincerely(心から、本当に)
respectfully(謹んで、丁重に)
Yours sincerely.(敬具、手紙などの結びの文句)
Yours respectfully.(敬白、目上の人にあてた手紙の結び文句)
と、単体でも使えます。
字幕は、「心より敬意をこめて」でした。
スピルバーグ監督って、派手な戦争映画は撮らない主義かと思ってましたが、この作品では派手な銃撃戦を撮っています。
とはいえ、やっぱり、戦争を斜めから見ているというか、戦争の残酷さがテーマというわけでなく、戦争の無意味を表現しているようですね。
Posted at 2012/01/15 08:57:16 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記
2012年01月08日
映画で学ぶ英語・第98回目は”彼女は最高”原題は”She's the one”
エドワード・バーンズ監督の恋愛映画です。
She's the one=
She is (彼女は)
the one(運命の人、選ばれた人、求め続けた人、ただ一人の人)
ここでのTheは後ろに続くoneの強調に使われています
ここでのoneは前にあるSheのこと、
She is the one.
よく使う単語が4つ並んでるだけですが、訳すとなると難しいよね。
始めは、ミッキーの台詞から、
~ you make a pile of dough and you're miserable.(~ ユー メイク ア パイル オブ ドウ アンド ユーアー ミゼラブル。)
から、 pile of dough を、
doughといえば、(パン生地)ですが、スラングで【金銭、現金】の意味、
なので、ここでは、大金、財産ということ、
pileにも、スラングで【大金、財産】の意味があるのですが、本義は、(蓄積、積み重ね、山)と言う事、
miserable=(不幸な)
字幕は「~お前は大金を稼いでいてもみじめだ」でした。
つぎは、ルネの台詞から、
I don't think so, A day late and a dollar short you know?(アイ ドント シンク ソー、 ア デイ レイト アンド ア ダラー ショート ユー ノウ?)
I don't think so, (私はそうは思わないわ、)
A day late and a dollar short =直訳すれば(一日遅れるとお金が足りない)ですが、慣用表現で、【後手に回る、遅すぎる】と言う意味、
字幕は「戻れないわ 株価は一日で下がるのよ」でしたので、(決済時期を逃したら後の祭り)と言うようなニュアンスでしょうか?
you know?(でしょ?)
最後は、父親の台詞から、
How come?(ハウ カム?)
意味は口語で(なぜ?、~はどうしてですか?)と言う意味
字幕は、「なぜ?」でした。
若い時の、キャメロン・ディアスを見たくて、この映画を見てみましたが、意外と今と変わらないのね、
ストーリーのほうは、どこがオチ?って感じ、解る人にはわかるのかな~?
Posted at 2012/01/08 14:28:34 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記
2011年12月25日
映画で学ぶ英語・第97回目は”バニラスカイ”原題も同じく”Vanilla Sky”
Vanilla(バニラ)植物のバニラ、簡潔、ありきたりの
※簡潔、ありきたりの 、意味の語源は、【「バニラ」; アイスクリームのいちばん普通のフレーバーから】
Sky(スカイ)空
トム・クルーズとペネロペ・クルス主演のSF映画かなぁ?
1997年のスペイン映画「オープン・ユア・アイズ」のリメイク作品でもあります、
SFと言うよりは、恋愛映画、かなり哲学的ですけどね。
初めは、デヴィッドの台詞から、
Right on the money, Julie.(ライト オン ザ マニー、 ジュリー。)
Right on the money.の意味は、【正しい、正解、的を得ている】
※Julie=キャメロン・ディアスの役名
吹き替えは、「ああ、その通りだ」でした。
次は、救護員・エドモンド・ヴェンチュラの台詞から、
I'm blowing your mind.(アイム ブローイング ユア マインド。)
blow one's mind=【人を驚かせる】
吹き替えは「すっかり驚かせてしまったようだな」でした。
最後も、エドモンドの台詞から、
Don't feel bad for him.(ドント フィール バッド フォー ヒム。)
feel bad for 人=【人を気の毒に思う、可愛そうに思う】
なので、【彼を、気の毒に思うことは無い】という意味
字幕は「同情する必要はない」でした。
2001年の作品ですが、この頃、トム・クルーズとペネロペ・クルスは私生活で恋愛関係になっていたとの報道がありましたね。
私、ペネロペ・クルスの作品を初めて見ましたが、彼女とても可愛いですね、
ニコール・キッドマンと結婚していて、ペネロペ・クルスと付き合う、そして、再婚するのは別の人、
流石、トム・クルーズ、スーパースターはやる事が違う!!
Posted at 2011/12/25 11:34:23 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記
2011年12月11日
映画で学ぶ英語・第96回目は”きのうの夜は・・・”原題は”About last night・・・”
about(アバウト)=~について
last night(ラストナイト)=昨夜
ロブ・ロウとデミ・ムーア主演のラブストーリーです。
初めは、ジョーンの台詞から、
Quit while you're ahead.(クェト ワイル ユア アヘッド。)
Quit(やめる、断念する、放棄する) while(~する間、間に) you're ahead(勝ち越して、優勢に).
意味は、【調子のいいときに止めな】【図に乗るなよ】ということ、
字幕は「話を合わさないで」でした。
次は、デビーの台詞から、
I haven't been stoned in ages.(アイ ハブント ビーン ストーンド イン エイジス。)
stoneといえば(石)ですが、stonedになると〈俗語〉で〈(酒、麻薬などに)酔っ払って〉と言う意味になります、
in ages=(しばらくの間)
なので、劇中では(しばらく煙草を吸ってなかったわ)と言う感じ
字幕は「ずいぶん ごぶさただわ」でした。
最後は、ダニーの台詞から、
I went back to work today・・・
with my goddamn tail between my legs.
からmy goddamn tail between my legs.を
tail between one's legs.直訳は(尻尾を足の間に挟む)
=【尻尾を巻く】【尻尾を巻いて逃げ出す】と言う意味
字幕は「今日会社に出た シッポを巻いた犬だ」でした。
この作品は、お約束の恋愛映画なのですが、当時の売りもデミ・ムーアの濡れ場でした、
80年代の映画の撮り方って、劇中に音楽を挟んで、後でサウンドトラックとして売り出す、こんな感じのが多かったような気がします。
Posted at 2011/12/11 18:51:50 | |
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映画で学ぶ英語・51~ | 日記