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前回のシエラに続いてビークロスのマフラーカッターも製作します。
サイズはφ76×190ｍｍです。

材質はTP340（純チタン2種）の0.6ｍｍ厚を使用します。



ロール加工は3本ロールを使用します。（最近大活躍しています）



3本ロールに板を入れてロール間のクリアランスを調整することで曲率が付いてきます。



欲しいRになるように調整できたら完成です。曲率は計算で必要な長さにカットしていますので板同士がくっついたらOKです。

今回は板材のひずみを抑える目的でスポット溶接のみで終了します。



カセットコンロ式のバーナーで焼き入れします。カロリーが少ないのでこんなものでしょうか？（控え目でOK）
SUSバンドで固定するので取り付け部を円周8か所切り込みを入れます。
端部はボール盤で穴あけ加工（φ6ｍｍ）します。



車両に取り付けるとこんな感じです。ビークロスは元々マフラー出口が出すぎ気味なので面一でも良かったのですが今回は気持ちだけ出しました。



装着後、エキゾーストノートは変わらないのですが試乗に出かけました。
やっぱりV６サウンドは気分が高揚しますね。

車両のゴム関連の点検を兼ねてフロントショック・アブソーバーを外して機能点検を実施しました。
25年間ビークロスのフロント側を支えてきたので随分汚れてしまいました。
本当は昨年新品に交換するつもりでいたのですが、既に在庫が無いので丁寧に使い続けるしかないのです。



取り外しにはロアアーム側のスタビライザーのジョイントを外す必要がありました。



発売当時、最新のアルミ製タンク別体式モノチューブを採用しました。メーカーはKYBさん。製造年月日は1999年3月24日の記載があります。



パーツクリーナーと真鍮ブラシで優しく磨きました。
ダストブーツはランチョが使えるのですが、純正にこだわりたいのであえて交換せず洗浄のみです。
ゴムブッシュ類もひび割れ等無くこの先も頑張ってくれそうです。