いよいよ溶接をするのですが、問題点が3つあります。
①溶接するロッド部分の芯出しが出来ない。
②アース用のクランプをすると溶接個所が極端に狭くなる。
③冷却をうまくしないとブーツとグリースが燃えてしまう。
アースは塗装を剝がさないと電流が流れないので溶接部から取るしかありません。リンクエンドのボールジョイント部はグリースで離れているので電気的に導通はありません。
リンクエンド部分を治具を製作してお互いを固定することにより溶接個所の芯出しが可能となりました。この時の治具の穴スパンは70mmとしました。
この状態でアースのクランプを溶接個所に付けて、水で冷却しながら点溶接を繰り返すしかなさそうです。実際に溶接しているときはとても撮影まで手が回りませんでした。1秒を争う状態での溶接と冷却の繰り返しで、その間ずっと火傷の危険もありました。
溶接が終了して表面を砥石で削った状態がこちらです。
次回は塗装をして車両に取り付けようと思います。
Posted at 2023/11/16 21:29:25 | |
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