ステアリングの「遊び過多」が解消すると……
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
CATERHAM7について……
新車の時はクイックなハンドリングだったが、
経年使用により、ステアリングの「遊び」が
多くなり、軽快さが無くなった!と思う際の、
点検と対処等・彼是……四方山話。
スプライン部が経年使用で摩耗・劣化し、
甘々・ガタツキ・曖昧が発生!
これによりステアリングの「遊び過多」と
なる場合が多い?ようです。
この整備作業は事前に、ラック&ピニオンの
バックラッシ・歯当たり調整を、既に
終えている事が 前提です。
2
今回の点検内容は……
画像の旧タイプのユニバーサルジョイントが
使用されている多くのCATERHAM7では、
確認の上、対処の箇所が必要な場合の話。
設計や材質の不適合?スプライン加工精度の
不良? スプラインへの塗装が不良の原因?
兎に角、ガタツキ発生・耐久性に問題も?。
CATERHAMでは、このユニバーサルジョイントは
旧仕様となり、既に昨年の秋から廃番。
3
改良・新タイプのユニバーサルジョイントが
画像の製品。
……価格の割高感は、Porsche並み? (笑)
ホントに笑える、常識的にどうでしょう??
使用中のユニバーサルジョイントのスパイダに
ガタツキが有る場合は、この改良・新タイプの
ユニバーサルジョイントに交換が ベター。
CATERHAM社では、旧仕様のユニバーサル
ジョイントの不具合を認識しているため、
改良・新仕様に入れ替え発売となっている?
のか?さて? ( CATERHAMの対応遅っ。)
4
で、現状確認……
使用中のユニバーサルジョイントのスパイダに
「ガタツキが無く・良好な状態」で、且つ、
スプライン接合部が摩耗して甘々・ガタツキが
有る場合の対処方法の 一例としては……
コラムシャフトとユニバーサルジョイントの
スプライン部をケレン素地として → 素地面に
「金属用エポキシ接着剤」を塗布し、
組付け固設する事で、ガタツキを解消し、
ハンドリングの不具合を キッチリと解消。
不具合の根源に、ヤッと気付いた爺は……
こだわり不足?、怠慢思考?、ダメな奴?
5
当方、2個目の旧仕様ユニバーサルジョイント
を現在使用中、コラムシャフトのスプライン部に
「金属用エポキシ接着剤」を塗布し、組付け
固設する事で、ガタツキを解消・ステアリング
の遊び過多を解消し、本来のカチッとした
繊細・クイックなハンドリングに戻せた。
●接着剤塗布では、スプライン締め付け嵌着
固定用のボルトには接着剤の付着を避け、
将来のユニバーサルジョイント脱着交換作業が
困難になる事は回避。
6
接着剤塗布と
シャフトをステンレス針金で固定
目に見えない、スプラインの噛み合わせ不良
個所を、接着剤の完全固化までは固定。
先ずは、この状態で使用中……
この針金が緩んだり、切れた際は →
ステアリングのガタツキ再発の「 証? 」。
この箇所は 隠れた ウイークポイント??
経年劣化、世の常・仕方なし。
徐徐に操舵の遊び過多、ゆるゆる・曖昧さに
慣れて「 茹で カエル 」……対処・遅過ぎ。
7
処置後は「緩緩・甘甘」をキッチリ解消!
「遊び」→「ゼロ」で、ハンドリングは →
走りれば誰でも判る、蘇ったソリッド感♪
操舵の感触は俊敏さ復活! (*^^*)
正確なトレース! オンザレール♪♪
●長年の「モヤモヤ」が 吹っ切れた!!●
軽量なエンジンと車体で ライトウェイト →
本来のはクイック・リニアなハンドリング♪
これで セブンぽんこつ化は、少し軽減か?
セブンの個体差は 兎に角・色色?????
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