ID.4は運転していて本当に静か。音楽をかける気にならない。
最近の車は、センターの画面を大きくして、そこでなんでも操作。運転席に座っているとき、なんとなく首や姿勢が左に傾いてしまう。中心にバカでかいディスプレイを据え置くのって、人間工学的に理にかなってるのかな?
画面輝度を下げたりもしてみたが、やはりモニターバックライトには人間を注目させるなにかがあるんだろう。
そこで、ID.4でセンターディスプレイをオフにする方法を探してみた。
・電源マークを2秒長押しで、インフォテイメント一時停止(ナビ・音楽も消音)、画面は時計表示になる。
・電源マークをタッチすれば、インフォテイメント再開(ナビ・音楽も再開)
時計のデジタル表示なら、ほとんど気にならない。いい感じ〜
しかしながら、ナビとか音楽は聞きながら、画面だけオフにしたいときもある。これは、ホーム画面で「ウィジェットを割り当てないページを作成」という方法がある。
普通のホーム画面。これは適当なウィジェット長押しで編集モードになる。
編集モードでページを追加し、ウィジェットを割り当てないと、こうなる。
写真はずいぶん緑色だが、実際にはほのかに緑。これもなかなかいい。
CarPlayで音楽再生中・経路案内中に、インフォテイメントに戻しても、音楽やナビは継続している。つまり、この真っ黒(緑?)画面の状態で、音楽も再生され、ナビの案内も続く。
CarPlayの壁紙を黒にしてアイコンを少なくする手もあるか。

これは画像でみると良さそうだけど、実際は意外と注目を集める。iPhoneのアイコンの魔力、恐るべしだ。
iPhoneの集中モードに「運転中」がある。
Siri> Turn on/off the driving focus.
これですべてのアプリの通知はこないし、電話やテキストメッセージは許可した人物のみとなる。自動的に運転集中モードにすることもできる。
ところで、EVシフトの文脈では「クルマのスマホ化」と言われるが、スマホほど注意力と集中力を奪うものはない。安全性を高めるには、運転者の集中力を奪わない工夫が必要ではないだろうか。
こうしてみると、ID.4のガジェットは無理がない。特にハンドル前の小ぶりなモニターは、必要な情報を表示できるし、ステアリングと一緒に動くので見やすい。
テスラモデル3・モデルYは、センターの大画面タブレットのみで、スピードメーターすらすべてセンターディスプレイで見るとのこと。

このしつらえは、人によっては不便らしく、社外品でダッシュボード用ディスプレイとか、ヘッドアップディスプレイとかが売られている。
そういえば、かつて乗っていたヴィッツが「デジタルセンターメーター」だった。
ディーラーから「視線移動も少なくて安全なんですよ〜」と勧められたのを今でも覚えている。
ヘッドアップディスプレイなら、運転者の10〜15メートル先にあるかのように、速度等の数字を投影する。視線移動が少なそうだが、逆に気が散る(そこばかり見て全体やさらに遠くを見ない)という説もある。
いつものことながら、ID.4日本仕様にはHUDオプションはない。欧州仕様にはあるのに〜
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2024/01/17 22:33:34