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あん☆にゃんのブログ一覧

2024年01月07日 イイね!

環境性能〜

EVシフトの基本的な考えは環境性能〜
・ハイブリッド(HV)は1kWh程度のバッテリーを積んで回生ブレーキをうまく使いながら、基本的にはガソリンで走る。
・EVは大容量(ID.4なら82kWh)のバッテリーを積むから電気のみで走るが、発電所でたくさんの化石燃料を使っている。

これを比較してみよう。比較対象は同車格のハリアー。
また、電力会社ももっとも高い北海道電力と、もっとも原発が動いている関西電力で比較した。
冬については、
・マイカー通勤(片道10km程度)
・外気温マイナス4℃、パーキングエアコンもしくは暖機運転により室内を温める
という悪条件で計算している。

冬のHVの燃費低下がどれくらいになるかはちょっとむずかしい。
ハリアー寒冷地仕様は「補助PTCヒーター」があるので、
ID.4 = 70%減  HV車= 50%減 ICE車= 30%減
としてみた。HV車はICE車より少しいい位の燃費になるだろう。

1)燃料費
北海道は電気代が高いので、EVとHVは互角。
関西ならHVの半分以下の燃料費になる。

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2)CO2排出量
ガソリンは2.32kg-CO2/LというCO2排出量。
これは電力の圧勝かと思うが、北海道電力は原発が停止中。2010年度は原発が発電量の48%を占めていた。停止後は石炭など火力が増え、近年は再エネが増え、なんとか基礎排出係数が0.533kg-CO2/kWhまで改善してきた。原発ゼロでも、EVのCO2排出量はHVの75%となった。

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関西では原発が動いているので、CO2排出量はかなり少ない。今後、再エネをどれだけ増やせるだろうか。ポテンシャルは北海道の方があるかもしれない。

3)製造時のCO2排出量
ID.4(日本仕様)は再エネ率が約50%のドイツで作られている。輸送も含めてカーボンフリー電力やカーボン・オフセットを行って、顧客はカーボンニュートラル状態から乗り始めることができる。製造時に電力を大量に消費するバッテリーも含んでいる。

第三者機関テュフ・ラインランドによる証明書の最後に「車両はカーボンフリー電気を使うべき。そうすればライフサイクルでカーボンニュートラルになる」とある。

北海道電力ならカーボンFプランという単価が3円高いプランがある。これで書類上はカーボンニュートラルを達成できる。

ハイブリッドはすばらしい燃費性能だが、環境性能ではEVが優勢〜

Posted at 2024/01/08 23:42:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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