1.スポーツカーを作る
2.その売り上げで手頃な価格のクルマを作る
3.さらにその売り上げでもっと手頃な価格のクルマを作る
4.上記を進めながら、ゼロエミッションの発電オプションを提供する
(
イーロン・マスク、2006年)
第1段階は、車好きな人が買う。ランボルギーニより速いから。富裕層向け。
第2段階は、環境意識が高い人と、先進的なものを試したい人が買う。アッパーマス層向け。
モデルYとかモデル3とか、まだ高級車の範囲にある価格。にもかかわらず、ガソリン車よりもEVを選ぶ人が世界的にも多くなっている。各国政府の補助金も効いている。
日産サクラは結構売れたが、ガソリン軽自動車はその10倍以上売れている。EV市場は未だ第2段階にとどまっているが、満足度はかなり高い。
第3段階は、価格と機能で比べてEVを買う。これはバッテリー価格がどこまで下げられるかに尽きる。
バッテリー価格を大幅に下げたのは中国企業。BYDやCATLは、LFPバッテリーでコストを大幅に下げることに成功。あと数年で第3段階に到達するのではないだろうか。
最終段階は、EVが環境性能でガソリン車を圧倒し、政府がガソリン車を規制する。太陽光や風力発電の拡大を支える蓄電池が必要で、EVの大容量バッテリーの活用(V2G、リユース等)が期待されている。ここはさすがに時間がかかる。2050年くらいが目標〜
Posted at 2024/01/14 08:35:45 | |
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