
天気の良い休日。
洗車をしても良かったのだが、まだそれほど汚れていないのとやるなら早朝が望ましいということで起きたら9時だったため見送り。
いや、それは言い訳であって本当は数日前から今日はドライブだと決めていた。
目的はある。
2ヶ月前に回収しそびれた「ヤビツ峠」と「裏ヤビツ」の峠ステッカーを買いたいのと、近場なのにまだ行ったことの無い宮ヶ瀬に行ってみたいという2点である。
宮ヶ瀬にも峠ステッカーはあるのでちょうど良い。
まずは相模原市街から宮ヶ瀬を目指す。

相模原市街から宮ヶ瀬まではこんなに近い。
峠ステッカーにラインナップされるくらいなのだから軽くドライブをするにもきっと退屈はしないはずだ。

10:26出発。

まだなるべくエアコンは使わないように意識しているが流石に暑い。
なのでコンビニに寄り気休めの品を購入。

まぁ…無いよりは多少ひんやりして良い…気がする。

まだそんなにも山々しくはないがどうやら最初の目的地が近そうだ。

特に過酷なポイントも無く、のんびりとワインディングドライブを楽しんでいたら目的地へ到着した。
強いて言うならば、山道らしくいくつかトンネルがあるのでトンネルから出入りする際に道の先がどうなっているのかに注意が必要なくらいだろうか。

宮ヶ瀬と言えばダムが有名だと思うが、道中から大きな湖のようなものが垣間見えており景色は抜群に良い。

ちなみに今日は駐車場は無料開放されていた。ラッキー✌️
ステッカー販売店を探し歩きはじめたがもう既に雰囲気が良い。
そして開けたところに出たので道なりに進んで行くと何とも最高な景色が広がっていた。

こりゃあいいぞ!!
階段を降りて散策しようと思ったが、それは次にマイパートナーを連れて来た時に取っておくことにした。
今日の目的は別にあるので、宮ヶ瀬での収穫は峠ステッカーと最高のおでかけスポット発見という二つで十分である。

周辺にはいくつかの店舗があり食事をしたり土産物を買ったり出来る。
そしてここが峠ステッカー販売店である。
……😔
まぁよい。別に次に来た時に買えば良いだけの話である。。。
気を取り直して次の目的地へと向かうことにした。

宮ヶ瀬から菜の花台展望台を目指す。
このルートがいわゆる「裏ヤビツ」と呼ばれるコースであり、私はまだ経験の無い未開の地である。
色々な記事を参照するに、秦野方面から菜の花台展望台へと向かい、「ヤビツ峠売店」あたりを終点とする「(表)ヤビツ峠」よりもそこから宮ヶ瀬方面へと続く「裏ヤビツ」の方が過酷だということだ。
今回は宮ヶ瀬から裏ヤビツを逆流する形でドライブをしてみる。
まぁ平日の昼間なのでそこまで構える必要もないだろう。
表と裏があるのならそりゃあ両方通ってみたいというものである。

なるほど、確かにすれ違いが困難なポイントが多い。
基本的な印象としてはヤビツ峠と同じだが、ほぼ車一台分の道幅しかない所が非常に多い。

たまーーーに少し開けた場所もあります。

宮ヶ瀬方面から裏ヤビツを通るルートは基本ヒルクライムなのでCR-Zの燃費は下がり続ける。
が、帰りはずっとダウンヒルなのでそこで回収出来るので問題無い。

こういうポイントでタイミングよく対向車が来るかどうかは日頃の行いによって決まる。
今日の私は日頃の行いのおかげでこういうポイントで対向車と出くわすことはなかったが、それでも普通に対向車とは何度かすれ違った。
カーブミラーや見渡せる限り先の状況を見ながら走っていれば、昼間であればそうそう焦るような事にはならない。
工事をしているところも多々あったのでその関係者であろうハイエースなどと何度かすれ違ったが、どうにかギリギリすれ違えるポイントでこちらが待って譲ってあげれば立ち往生みたいな事にはならないと思われる。
先を見ずにガンガン攻め込んで行ってしまうと下手すりゃ数十メートルもバックしなければならなくなるだろう。
そんなのは嫌です。

今日は結構自転車ガチ勢の方々が多かった。

とは言え、まぁあんまり夜間に走りたいとは思わないというのが正直な感想である。
昼間でも十分にスリリングなので。

無事「ヤビツ峠売店」のある駐車場まで到着した。
これにて初の「裏ヤビツ」は走破である。楽しかった。
前回も立ち寄った「ヤビツ峠レストハウス」で冷たい飲み物でも飲んで行こう。

……😔
またしても定休日だった。。。
こういうところにも日頃の行いというものが影響するのだろう。

次なる目的地は峠ステッカー販売店である「石庄庵」という蕎麦屋さんである。
さぁて、裏ヤビツで下がった燃費を返してもらおうか。

と、その前にせっかくなので菜の花台展望台にも立ち寄る。

ここは夜景が綺麗なことで有名だが、晴れた昼間の眺めもかなり良い。
ドライブそのものが楽しくて山の方へと出掛ける事が多いが、そもそも私は山からの景色や草木の匂い、鳥の鳴き声や川の流れる音など自然のものが好きなのです。

記念撮影。

「裏ヤビツ」に比べると表の「ヤビツ峠」は距離が短くあっという間に下り切ってしまう。
グーグルナビを頼りに「石庄庵」を目指す。

「大丈夫か…?道合ってる…?」と思わせられるルートを辿り、やや不安になりつつもちゃんと到着した。

駐車場もちゃんとあるので安心。

石の階段を登った先にお店があるようだ。

よし、ちゃんと営業日の営業時間内だ。

そこはかとなく漂う「ええ感じの店感」。

ちょっとした庭園のようになっていて至るところに椅子やベンチがありゆったりと過ごせるようになっている。

ん???

!!!!!!!!
イッヌおるやん!!!!!
眠そうにしていてめちゃくちゃ可愛い。。。

この赤い壁の建物がお店のようだ。
「JAPAN峠PROJECT」の公式ページによると、ステッカーのみの購入も可能なようだが「是非とも蕎麦も食べてみて!」とのことなので、うどんより蕎麦派の私としては食べないという選択肢は無い。

私が注文したのは「天せいろ」。
ちゃんとした蕎麦屋さんの蕎麦を食べるのは久々で、当たり前だがやはりめちゃくちゃ美味い。
お値段もそこそこするが、相応の満足感の得られる美味い蕎麦で御座います。

蕎麦はもちろんのこと、天ぷらも非常に美味しい。

食後に出されたお茶は少しとろみがあって初めて飲んだ味わいだった。これも美味。

無事に「ヤビツ峠」と「裏ヤビツ」の峠ステッカーも購入出来た。
お会計をした後にお店の人が「これ良かったらお土産に」と袋を持たせてくれた。
中には、「蕎麦を切った際の切れ端?を油で揚げて塩をまぶしたもの」が入っていた。
※名称を含め色々説明してくれたがよく聞き取れずザックリとしか把握出来なかった。
おそらく塩味の揚げ煎餅のような食感の、スナック菓子とかおつまみみたいなものだと思われる。晩酌の際に有り難く頂きます🙏

イッヌは「2代目 石庄庵太郎くん」という名前らしい。

2代目 石庄庵太郎くんに「また来るね」と挨拶し店を後にする。

帰りは秦野市側から国道246号線を通る普通の市街地ドライブである。
帰宅ラッシュにはまだ早いのであまり渋滞していないことを願いつつ帰路に就く。

ほぼ予定通りに帰って来れた。
本日の走行距離86.6km。
休日の昼間の気晴らしドライブとしてはこれくらいがちょうどいい。

約4時間半でこれだけ楽しめたら十分ですね。

本日の戦利品その1。
「裏ヤビツ」の350円のステッカーはラス1だった。
こういうところに日頃の行いが現れるんですねぇ😌

本日の戦利品その2。
食べるのが楽しみである。
次にマイパートナーとドライブに出掛ける際は宮ヶ瀬散策に決まり。
長編になりましたが、閲覧ありがとうございました。