
私事でございますが、実は先日マイパートナーと入籍致しまして晴れて夫婦となりました。
非常にバタバタとした展開ではありましたが、婚約指輪もすっ飛ばしての入籍だったので結婚指輪は買いましょうということで横浜に行きました。

最近ちょいちょい横浜の方に来ますがこのあたりは流石に都会の道路って感じがしますね。
私がよく視聴しているYouTubeチャンネルの方も「東京の道は自己主張の強い者が生き残る。引っ込み思案すぎると淘汰されてしまう」というような旨の事を言っていましたがきっとそれに通ずるものがありますね。
例えば、三車線の道路の一番左側を走っていると当たり前のように路駐車両に道を塞がれるわけですが、そんな時に右に車線変更したい…でも車が途切れずタイミングが掴めない。それだと一生その場で待機をするか路駐車両が出ていくのを待つしかありません。
なので「危なくない範囲で」多少強引にでも右車線に移る必要があります。
逆の目線に立てば、「いつ左車線の車が一瞬のウィンカー点滅ののちに車線変更してくるかわからない」という心構えも必要と言えます。
と、余談はさておき上の写真の橋を渡ると狭い路地に入って行きます。

小洒落た店が立ち並んでいます。
そしてこれまたクソ狭いコインパーキングに車を停めて目的地まで歩きます。

我々が結婚指輪を購入するお店に選んだのがこちらの「鎌倉彫金工房」さん。
こちらでは結婚指輪を自分たちの手で作ることが出来ます。
高額なブランド物を買えるわけでもなく、それでいて記念に残る物が良いという我々の理想を叶えてくれそうだということでこちらに決めました。
とはいっても10〜数十万円はするので私としては決して安価な買い物でもないのですがね。。。

お店はこぢんまりとしていて静かな雰囲気です。
何組か別のお客さんも同時に作業をしますがそれぞれに自分たちの指輪制作に必死なのであまり気になりません。

どういう工程でどんなふうに使うのかイマイチ想像がつかない工具が机の中に配置されております。

我々はそれぞれに気に入った形状の指輪を作ることにし、私は平なプラチナに自身で模様を付けるタイプにしました。
手がでかいのでそれなりにボリューム感のあるデザインじゃないと似合わないだろうと判断しました。

少し練習をしたのちに本番へと移ります。
左が妻の指輪の素材で右が私の指輪の素材です。

何に使うのかと思ったら、これは指輪のサイズを測定する器具でした。
私は19号です。
で、ここから金属を叩いたり曲げたり接続部を溶接したり研磨したりして3時間以上掛かって指輪が完成しました。

途中までは「大丈夫かよこれ…?ほんまにちゃんと出来るんか…?」という一抹の不安がありましたがちゃんと最後には立派な指輪になりました。プロが指導してくれているので当然といえば当然ですね。

最後にこの機械で指輪の内側に刻印を入れてもらい完成です。

満足のいくものが出来ました。
金額は制作費用と材料費の合計で算出され、金属はその時の時価により変動するようですが、私の指輪がでかいせいで結構値段が跳ね上がりました。まぁ一生モノだしそれはそれでヨシとしましょう。

店をあとにし、少し中華街をフラッとして帰路に就きました。
来年あたりにごく小規模な結婚式を挙げる予定もあるので引き続きバタバタしそうですね。
不慣れなことだらけでちょっと大変ではありますが、めでたいことなので面倒臭がってはいけませんね。これも人生の貴重な経験の一つです。
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2025/09/15 15:03:41