
事故後一週間が経過したが、先週はほぼ進展無し。
一応、事故当日に駆け込んだHONDAディーラーからは見積もりの概算は届いた。
相手方保険会社からは特にその後アクションは無いとのことである。
今回の事故事例としてはタイトル画像の14や15の例がパターンとしては近い。(引用元:三井住友海上ホームページ)
ただ、イラストではA車(当方)とB車(相手方)の2台しか描かれておらず、実際には現場は信号待ちの車列であり、A車(当方)からB車(相手方)は目視出来ない状況であった。
加えて、B車(相手方)の動きとしてもその信号待ちの車列に並ぼうとしたり右折にて反対車線に出ようとしたのではなく、反対側の脇道に「横断」しようとしたわけで、イラストのパターンとは細部としては異なる。
そのあたりが過失割合に影響するのかどうかも専門家ではない私には想像でしか語れないのだが、私の心情としては相手方の運転に対し無謀さを感じてしまうのでその分を上乗せした過失割合を主張している。
事故の当事者同士ではそのあたりのことはもちろん話していないので、相手方と相手方保険会社との間で意向が合致しているのかどうかも私からはわからない。
当方保険会社の担当者さんと話した限りだと、まだ相手方の見積もりなどの交渉に必要な情報が出揃ってないのでアクションがないのだろうとのことで、そのあたりが出揃った段階で何かしらのアクションがあるかもしれないらしい。
私としては、もちろん愛車の修理のための費用は出来る限り補償してもらいたいし、相手方の車も綺麗に直ってほしいと思っている。
ただ、交渉が長期化すればするほど修理に着手出来るタイミングも先延ばしになってしまうので、決着は出来る限り早くしたいとも思っている。
また、こういった場合に私自身が取れる(取っていい)行動とそうでない行動もイマイチ把握出来ておらず、実際の賠償金などがどのように支払われるのかも色々なところから仕入れた情報に差があるので確かなところがわからない。
傷付いた車を早く直してあげたいからと勝手に動いて勝手に直したものの、ちゃんとした手順を踏んでいないと賠償の対象外となります的なことがあってはまずい。
また、賠償金の支払い方法としても、ある情報では「掛かった修理費用が修理工場やディーラーに振り込間れる」という内容であったり「一旦個人に振り込まれた賠償金を修理依頼したディーラーなり修理工場へと振り込む」という内容などがあり、私の中で錯綜している。
そもそも、過失割合によっては見積もりに対して満額補償されない場合も当然あるわけで(100:0でない限り)、その場合は足りない額をこちらで補う必要があるということになる(という認識でいる)。
そうなった場合、私としてはなるべく安くで直せる方法を模索したいわけだが、見積もりをとったディーラー及びその委託先以外で修理をするということが認められるのかどうかも不明であり私の不安の種になっている。
大雑把に言うと、「見積もりを取ったディーラー経由で修理をするのではなく、支払われた賠償金内で賄える修理方法や依頼する修理屋さんを任意で探して直す行為が認められているのかどうか」ということだ。
身近な人の話では、「見積もりはディーラーで取って、実際の修理は街の修理屋さんとかに頼むと安くで済むから過失割合で見積もりの満額が補償されなくても手出し無しで直せる」とのことであるが、それは不正と取られないのか?という疑問も残る。
また逆を言うと、「過失割合が決まって、その結果見積もり概算額の80%が補償されることとなった。足りない20%分は自身で払って下さい。→でもそのお金が無いのだが?」というパターンの場合はどうするのだろうか?
(ちなみに私は車両保険を付けていないし、付けていても今回の事故で使うという選択はしていないと思う)
車は直したいが補償額だけでは足りず、不足分を自身が捻出することに納得がいかない(或いはそもそも出せるお金がない)場合などはどのように折り合いを付けるのだろうか。
めちゃくちゃ極端な例えだが、「賠償金で新品のバンパーを取り寄せたけど取り付け工賃や取り付けに必要なパーツ類の金額は払えないのでお金貯まるまでは破損したバンパー付けといてね〜」的なことになるのか…?いやそれは流石にないか?いやわからん…。ウチ、アホやしわからへん…。
と、色々な事に疑問が尽きない訳ではあるが、ひとまず保険会社同士の交渉は引き続き行うのは当然として、それとは別に弁護士特約を使って弁護士さんに相談をしてみようと思う。
事故の概要や基本的な過失割合、私の主張とそれを踏まえた上で希望する落とし所などに妥当性があれば(裁判になった時に勝てる見込みがあれば)引き受けてくれるらしい。
裏を返せば、弁護士さんが引き受けてくれないということは私の主張に妥当性が無いという一つの証明にもなり得るので、その時は私も妥協点の見直しをする必要が出てくる。
いずれにせよ、せっかく弁護士特約を付けているのだから相談してみようと考える。
前回のブログでも記したが、今こんなことを悩んでいられるのも当方にも相手方にも怪我が無かったから出来ることである。
最近はことあるごとにその点にある種の感謝すらしている。事故が起きて感謝というのもおかしな話であるが。
誰かしらが死傷していたら、車がどうとか言っていられない。
客観的な過失の度合いを私なりに見つめた時に、相手方がより過失が高いと私は考える。
しかし、究極的には動いている車同士の事故である以上、私にももちろん反省すべきところはある。「あの時こうしておけば」「もっと更に警戒心を持っておけば」などである。
しかし、それらを踏まえた上で相手の方には何の怒りも恨みも無く、怪我もなく無事でいてくれたことに感謝し、ただただお互いの納得のいく決着点を見つけられればいいというのみである。
歪んでいるかも知れないが、あの瞬間に私が存在していたから事故が起きたのだと考えると、「存在していてごめんなさい」という気持ちはあるかも知れない。
まぁそんなこと言い出したら、全地球人が消滅していれば、悲惨な事故も凄惨な事件も繰り返す戦争も相容れない宗教観も共存しづらい人種問題も、全てが解決するやないか!!という極論に到達してしまうのでお利口さんではない。
少しでも早く解決し、事故の教訓と自戒の念だけを持って日常へと帰りたいものです。
立て続けにハッピーではない記事になってしまい、読んで頂いた方には申し訳無くおもいます。