
本日、兼ねてより計画していたルームランプの交換を行った。
紆余曲折を経て実際取り付けたものはIPFというメーカーの「LED ハイパワーポジションバルブ(以下略)」という製品で一応それはそれとしてパーツレビューを残したが、ブログでは「紆余曲折」の部分を書き記しておこうと思う。
「紆余曲折」とはすなわち「失敗」のこと。
失敗を書き記すことも私のカーライフの記録としては悪くないだろう。
あと、どこかにメモしとかないと忘れてしまうからね。
「人は悲しいぐらい忘れてゆく生き物」と、日本を代表するロックバンドも歌っていたではないか。別にファンではないけども。
今回、実をいうと本当に取り付けたかったバルブは別にあった。
PIAAというメーカーのものである。「ウェルカムブルー」という、点灯から数秒間は青く発光しそののちに光が白く変化するという代物で、「CR-Zといえば青いLED」という私の思い込みにもマッチする製品だ。
以前からカー用品店に行くたびに物色しており、もうそれを買うと決めていた。
近所のオートバックスへと赴き、購入する前に適合表の一覧からCR-Zのルームランプの規格を確認した。そこには「T10×31」と記載されていた。
なので当然「T10×31」という規格のものを購入した。一箱につき一個入りなので二箱を購入。
車に戻るとすぐに駐車場で取り付けることにした。
しかし、ルームランプのカバーを開けて今付いている古いバルブを外すとどうも様子がおかしい。
「……形違くね?」
いや、「違くね?」ではなく、「違う」のだ。
一応ネットでも調べてみたが、やはり「T10×31」となっている。
見るべき項目が間違っているのか?わからん…。
いずれにせよ実際に私のCR-Zのルームランプの規格は「T10」なのである。それは曲げようのない事実。
或いは私が古くから車を触ることに慣れていたならば、購入前に実際のバルブの規格を確認していたかも知れない。おそらく普段から車を触っている方なら普通にそうするのだろうと思う。実物を確認したら「T10」と「T10×31」では明らかに形が違う。
しかし、私にはその発想が持てなかった。無知とは罪である。
5分ほど思案し、店員さんに二つ買ったうちの片方は未開封なので返品させてもらえないかと相談すると快諾してもらえた。で、代わりに同じシリーズのT10規格のものを改めて購入した。
ちょっとしたミスはあったがこれでようやく今日の目的を果たせると安心し、再度車に戻り取り付けることに。
当然だが、バルブはちゃんとはまってくれた。確認の為に点灯させてみるともちろん綺麗に光る。
やれやれ、こんな簡単な作業なのに随分と手間取ってしまった。これだから素人はよぉ!!などと心の中で悪態を吐きつつカバーを戻す。
「……はまらなくね?」
いや、「はまらなくね?」ではなく、「はまらない」のだ。
なんでだよぉおおお!!どぼじでだよおおおおお!!
理由は単純だった。
バルブの背が高すぎたのだ。
いやバルブに身長とかあるなんて知らんやん!!!規格さえ合えば大丈夫と思うやん!!
もうだめだ。流石に三度出戻って店員さんに声を掛ける勇気と気力は出ない。
仕方ないので比較的近くにあるジェームスに行き、ことのあらましをすべて説明した上で「ボクはどれを買えばいいですか!!教えてくださいよ!!ねえ!!!」と前のめり気味に聞くと、「こちらのIPFというメーカーさんは最近、純正とほぼ同じ大きさというのを売りにしてますのでおそらくこれなら大丈夫だと思います」と説明をしてくれた。
もう青く光るとかそういうのはいいのでとりあえずちゃんと取り付けられればそれでいいですハイ。
今回は私が如何に素人であり無知であるかということがこれでもかと言うほど露呈した一件となった。
でもまぁね、やってみなきゃ失敗も出来ないわけで。これも一つの学びと捉えれば無駄にはならないはず。安くはないいくらかのカネは無駄になったけど。
ちなみにタイトル画像は、左から「PIAA・IPF・純正品」の並び。
そらPIAAのやつはカバーはまらんわ。
以上、失敗の記録でした。
Posted at 2024/02/07 19:10:55 | |
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