
さて、今回の帰省旅行も残すところあと1日ちょっととなりました。
伊勢市出身ではありますが、伊勢に来たならやはりお伊勢参りは欠かせません。
というわけで今日は神宮参拝をしに行きます。

AM10:01、ホテルを出発。

で、15分も掛からずに内宮近くの駐車場に到着。
やはり地元民的には内宮は身近な存在です。ちょっとそこまで買い物に行くくらいの感覚で参拝出来てしまうのは非常に恵まれた環境ですね。

平日にも関わらず内宮に近い駐車場は満車で少し距離のあるところしか空いてなかったので歩きます。

国道23号線の終点らしいです。

テレビなんかでもたまに目にする見えてきました。
ここから先は基本的に撮影禁止なので自重します。
撮影禁止の立て看板がありますが、今やスマホで写真を撮るのはごく当たり前の行為となっているので立て看板のすぐそばで記念撮影をする人もよく見かけます。私はその場所ごとのハウスルールに従うべきであるという考え方なので撮影はしません。

今回、人生初の試みとして御朱印帳というものを購入してみました。
寺社を訪れること自体は好きなのですが何故か今まで手を出してきませんでした。良い機会なので緩く御朱印集めも始めてみます。

妻も一緒に御朱印帳を買いました。

御朱印集めも色々な楽しみ方があるらしく奥深いですね。
ただ、あくまでも主たる目的は参拝です。

参拝が済んだらおはらい町でお土産などを物色します。

イベントをやっていてあちこちに提灯が飾られていました。

宝くじ売り場を発見し、迷わず購入。

拝み倒しておきました。

お腹が減ったので昼食にします。

おかげ横丁でラーメンを食べるのは人生初です。

半信半疑でしたがめちゃくちゃ美味いラーメンでした。ただ良いお値段がします。

銀行や郵便局、スタバなんかもここならではの佇まいでおもしろいですね。

一通り買い物もしたので、内宮からほど近い猿田彦神社にも参拝します。
考えてみれば、地元民であったにも関わらず猿田彦神社に参拝するのは初めてかも知れません。伊勢市内ではよく猿田彦神社の交通安全ステッカーを貼った車を見かけます。

内宮から歩いてすぐのところにあります。

猿田彦神社には、もう一つ佐瑠女神社というものもあって、詳しくは知らないですがどうやらスポーツや芸事の成就を祈願する神社らしく、ここに参拝した芸能人の名前が入ったのぼりが立てられていました。

もちろんこちらでも御朱印を頂きました。

猿田彦神社を後にし、向かった先は伊勢市駅からほど近いところに存在する外宮です。
お伊勢参りといえば外宮と内宮に参拝することを指し、外宮→内宮の順番で参拝するのが本来の順序なのですがこれが逆になったからといって特にご利益に影響はないとのことです。

内宮には撮影禁止の立て看板があちこちに立っていましたが外宮ではほぼ見かけませんでした。
実を言うと外宮を参拝するのもほぼ初めてに近く、いつでも来れる環境で暮らしていたのに勿体無いことをしていたのだなと感じました。
当時は内宮にお参りするのがほとんどでした。

外宮をあとにし、妻の買い物に付き合うため少し歩きます。

伊勢市駅前から外宮に続く街並みが私はとても好きです。

栄えてないどころか、この25年ほどでむしろ寂れた印象にすらなりました。
伊勢市は23号線沿いには新しい飲食店や商業施設が出来、駅前はどんどんお店が消えてしまったと感じます。
中高生の頃はよく自転車でこのあたりまで来て小さいながらも洒落た服屋さんで買い物をしたりしたものです。
あの当時通っていた店はもうほぼ閉店し、代わりに宿泊施設や観光客向けの飲食店などが立ち並んでいます。
駅前は観光地としての顔となり、代わりに地元民の生活のためのお店は国道沿いに集中するという棲み分けになったのでしょう。

妻の買い物を済ませ駅前をあとにします。

家族と夕食を摂るため国道沿いに車を走らせると、幼少期によく行っていた大きなおもちゃ屋さんはラーメン店へと姿を変えていました。
なんとなくノスタルジックな気持ちになりつつ、私がこの町を出てからの24年という月日の重さを感じる1日となりました。
この町を出なければ知ることの出来なかったことや経験出来なかったことも非常に多く、それ自体を後悔はしていませんが、あの当時好きだった景色がこんなにも姿を変えてしまうとは想像もしていませんでした。
そういう意味では今現在目にしているこの景色すら20年後にはまた姿を変えているかも知れないのでその時代ごとの街並みを目に焼き付けておくことは大切なのかも知れませんね。
Posted at 2025/11/14 00:10:50 | |
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