ヤフオクで80系マークⅡ(前期型)のカタログをゲットしました。
表紙以外の各ページの紙の厚みがその他モロモロのカタログよりも気持ち厚くなっていて、当時のマークⅡに賭けるメーカーの気合が感じられます。
キャッチフレーズは「名車の予感」ということですが、個人的には「名車」だと思っています。
現在のアルファードやプリウス並みに売れまくっていた車だったので、カー&ドライバー誌の「好きなクルマ、嫌いなクルマ」の読者投稿では、「嫌いなクルマ」のトップ3に毎年ランクインしていたのが残念でなりません。
最上位グレードは3000グランデGだと思っていたのですが、当初は2000スーパーチャージャーが最上位だったんですね。
GTのアルミホイールのデザインも控え目です。
個人的にはセダンが好きです。
赤のボディカラーが何ともいえません。
1980年代から1990年代前半にかけて、クラウンより下のクラスでこのデザインのインパネが流行りましたよね。
写真で見ると空調やオーディオスイッチが大きめに見えますが、実際に乗り込むとそんなに大きくありません。
70系のオーディオデッキはナショナル表記でしたが、80系からテクニクス表記に変わったようです。
「交通情報」スイッチが独立しているのが当時らしいですね。
1993年以降の純正デッキは、パイオニアとか富士通テンに変わったと思います。
エンジンは2000cc直6をメインに全7機種と豊富なラインナップですが、
ディーゼルはターボとNAの2種類を設定していたのが謎でした。
令和の時代は軽自動車でも15インチが当たり前ですが、当時は普通車の上位グレードにしか15インチタイヤの設定はありませんでした。
当初のハードトップのグレード構成は意外にシンプルでした。
LGは最後まで特別仕様車の設定も無かったので不要だと思いましたが、何でラインナップしたのかが謎です。(個人的には好きなグレードなんですが・・・)
セダンのグレード構成も当時としてはシンプルだと思います。
写真にはありませんが、GLの下にはSTDというグレードがありました。
クラウンの低グレードには頑なに装着しなかったタコメーターが全車標準装備されていたのが凄いです。
グランデG以外にはマニュアル車がラインナップされていました。
足回りはフロントがストラット、リアは2000シリーズがダブルウィッシュボーン、GR・GLシリーズがホーシングでした。(現在所有しているクラウンちゃんの足回りは、GRシリーズがベースになっています)
当初のボディカラーは標準5色、オプション2色の全7色とシンプルです。
シルバーメタリックの設定が無いのが意外でした。
内装色はブラウン系がメインですが、ボディカラーによって赤系と青系がオプションで選択できました。
【感想】
10代の頃に憧れた80系マークⅡのカタログがゲットできて、毎日ニヤニヤしながら見ています。
デビュー当初のグレード構成やボディカラーは意外にシンプルでしたね。
ちなみに、1991年に父親がハードトップを新車で購入したのですが、建設会社の監理技術者として遠くの建築現場に頻繁に移動していたことから、経済性と洗車の頻度を減らしたいということで、グレーマイカ(見た目はライトブラウン)のGRサルーンディーゼルを選択したことにガッカリして、自分が免許を取ったら「父親のような車のチョイスはしないぞ」と心に誓った記憶があります。
おわり
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2025/05/14 11:00:33