
NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)がリチウムイオン電池搭載製品の事故の記事を公開しています。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2025fy/vol481_250722.html
つい先日も山手線内で携帯用のモバイルバッテリー(リコール対象品でした)が発火しました。物価高騰の折に安価な製品は有難いですが、構造的に危険性のある製品は、信頼できる製品を使用したいものです。基本構造や注意点を理解しておく事も必須です。
注1)膨らんだリチウムイオン電池の内部には可燃性ガスがたまっている。
注2)電池に強い外力が加わると、可燃性ガスが噴き出し、発火するおそれ。
みなさんの周りにも、携帯用モバイルバッテリー、携帯型扇風機、電動自転車用などのリチウムイオン電池は多数あると思います。また駐車中の車内にはモバイルバッテリーや携帯電話が放置されているかもしれません。
いつどこで火災に巻き込まれるかもしれませんので、NITEが警鐘する【リチウムイオン電池搭載製品の火災事故を防ぐ3つのポイント】を認識しておきたいですね。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2025fy/prs250626.html
〇正しく購入する
・連絡先が確かなメーカーや販売店から購入する。
・リコール対象ではないことを確認して購入し、購入後も常に最新の情報をチェックする。
・安価な「非純正バッテリー」が抱えるリスクについて理解する。
〇正しく使用する
・高温下に放置するなどして熱を与えない。
・強い衝撃を与えない。
〇正しく対処する
・充電・使用時は時々様子を見て、異常を感じたらすぐに充電・使用を中止する。
・万が一発火した場合は大量の水で消火し、可能な限り水没させた状態で119番通報する。
ドライブレコーダーにもリチウムイオン電池が搭載されていますから、同様に熱暴走や発火のリスクはあるでしょう。安価な中華品もありますが、実績のあるメーカー品を設置し、危険回避したいですね。
購入の際は、自動車と同様に、リコール対象かどうかを確認する。忘れずに習慣付けようと思います。
Posted at 2025/07/23 19:40:11 | |
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